スタートとなる本たち
本を一冊読む体力というのはなかなかないもので、手元にはリアルでも電子でもそういった本が何冊もあります。
その中の二冊にこのシリーズがある。
「思考の整理学」と「読みの整理学」。どちらも言語学者である外山滋比古さんの作品で、共通して言えるのが知的好奇心や考え方のありかたについて書かれた本です。
このうち思考の整理学については10年ぐらい前に一度読んだことがあります。ただ内容もあまり覚えておらず、もう一回読んで思い出そうと手元においているのですが、そのスタートが踏み切れていません。
もう一冊の読みの整理学については家族で持っている人がいて、タイトルみて興味を持って借りたはいいもののそのままといった感じ。
持っているだけで満足したわけではないですが、なんとか読み始めていきたいところです。
・・・ということを考えていた最近ですが、最近書店にて興味深い本を見つけてしまいました。
それがこれ。作者本人による要約本というか抜粋本です。といっても厳密には外山さん本人が抜粋したわけではなく、校正などで目を通したということらしい。
ただそれでもこうした本が出るのは個人的にありがたいです。これをスタートにして思考の整理学だったり読みの整理学、あるいは他の著書に目を向けて参考にしつつ深く掘り進むことができればいいなと思います。
ちなみに読み進めて思ったのは、別のところで得た知見で実践していることがいくらか入っていること。こうした自分の行動が間違っていないという他人からの補強は本当にありがたいし助かりますね。
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