粋な計らい
仕事場から帰るとき、いろいろな交通手段がある。この仕事場周辺は正直言って嫌いではないが早く脱出したいという気持ちがある。というのもあまり言うと特定につながるので控えるが交通の便が恐ろしく悪い。
さてそんな中、今日乗ったバスで驚く出来事があった。それがこちらである。
そう、入った瞬間バスの中がクリスマス一色に染まっていた。まさかこんなところでクリスマスを感じるなんて思わなかったし、この粋な計らいは仕事の疲れを取るのには十分すぎるものだった。
通路の天井にはクリスマスでよく見るもふもふな飾りがされ、窓には豆電球の電飾がつき、壁面広告は地元の子供たちのイラストが飾られていた。
そして後ろはこんな感じ。
椅子についているカバーもクリスマス仕様という細かさ。ちなみに乗務員もサンタ服と思いたかったが、そこは普通の制服だった。
ここまで飾られると普段乗るバスのはずなのにいつもより違った世界に感じた。外見が普通だったからこそのギャップだけではない。路線バスなのにずっと乗っていたい。終点につくのが名残惜しいというのは初めてかもしれない。
いつもと違う夜。それはある日突然やってくる。
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