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時代とともにアニメあり「MANGA都市TOKYO」

今日は東京の乃木坂にある国立新美術館へ。興味があったのと無料招待券を頂いたということで行ってきました。

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そんな今日の企画は「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」展です。元々は2018年にフランス・パリで行われた「MANGA⇔TOKYO」展でというものがあり、今回それを2020年仕様にして凱旋展示という形で公開となったのが本企画となります。

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その趣旨もあるとおり、内容としては簡単に言えばアニメ・マンガを絡めての東京の紹介になります。今回の企画では大きなインスタレーションとともに3つの視点で紹介されていました。

まず一つ目の視点は「破壊と復興」です。思えば東京は「ゴジラ」をはじめとしてフィクション上では何度も破壊されてきました。そして「千年女優」という作品では一人の女性を通して戦後復興が描かれました。このように東京という舞台のもと破壊と復興を繰り返すというのがなんだかフィクションでの日常に思えて興味深かったです。

そいて次の視点は「東京の日常」です。ここでは江戸から現代にいたるまでの東京の歴史を紹介するとともに、その時代それぞれにおけるアニメ・マンガの紹介がありました。例えば高度経済成長時代における「あしたのジョー」はまさにそれで、ドヤ街と繁華街を歩くそれぞれのシーンはまさに時代を象徴する描写でした。

また現代における日常という意味では「君の名は」をはじめとした新海誠作品の展示は切り口として面白かったです。それ以外だとこれは知らなかったマンガですが「34歳無職さん」が展示内容関係なく気になりました。あの狭い日常感はとても現代的です。

そして最後にあったのは「キャラクターと都市」です。これはまさに最先端の今にあたる内容でアニメ・マンガとも関係が深いキャラクターとの関わりです。

よく考えると日常には多くのキャラクターが埋もれています。最近は見なくなりましたが薬局のサトちゃんもそうですし、工事現場でたまに見かけるキャラクター状の境目の柵とかもそれです。そして都市との中で象徴されるのは聖地でしょう。「ラブライブ」や先述の「君の名は」では象徴的な場所が聖地とされ多くの人が訪れ周りの経済を動かすことになりました。

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またこれは都市との関わりついでの話になりますが、コンビニや電車といったものがフォトスペースとしてありました。日本から見ると単なる日常的な光景の一つですが、海外の方からすると日本的でとても興味深いものになっていたのだろうという推測ができます。確かにこれは面白い光景でした。

最後にこれはなんとしても書かなくてはならないことですが、実はこれらの展示の中央には1/1000の巨大東京都市模型がありました。

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改めて見ると東京は本当に密で、いかに巨大な都市であることが分かります。俯瞰視点で改めて見るのは本当に面白かったです。

ということで少々長くなりましたが、東京へTOKYOを見に行ったという内容です。あともう少しで展示の方は終わりますが、アニメ・マンガとTOKYOの関係はあらためて興味深い内容でした。

企画名:MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020
会期:2020年8月12日(水)~ 11月3日(火)
場所:国立新美術館
時間:10:00-18:00
展覧会公式HP:https://manga-toshi-tokyo.jp/
補足:こちらの企画展は事前予約制です。当日券も(一応)あり。
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