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あの画にどうやってたどりついたのか -ゴッホ展 -

今日のゆるゆるした休日は上野へ。もう今年何回ここに来たか分かりません。前回来たのは東京都美術館で行われている「コートールド美術館展」のときだったかなと思います・・・2週間ぶりはさすがに早すぎなんじゃないか。

今日訪れた理由はこちら。

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現在上野の森美術館で開催中の「ゴッホ展」です。上野の森美術館は上野にある数多くの美術館・博物館のなかでも運営形態が違うこともあり個性的な展示をすることが多い印象。

今日はひょっとしたら少しは待つかなと思っていましたがチケットおよび入場の待ち0で入ることができました。ただ入ってみると意外と人が多いこと、多いこと。

上野の森美術館自体そこまで大きくないところといえばそれまでですが、それでも人は多かったように思います。

今回の展示物はゴッホが絵画と出会ったところからスタートし、亡くなる直前に行き着いた「炎の画家」もしくは「狂気の画家」の領域までの過程を見せるという内容です。

ゴッホの初期の作品はハーグ派の影響を強く受けておりどことなく灰色でそして日常を強く強調した作品が多めでした。

しかしそこから印象派をはじめとした多くの画家に影響を受けて色彩が明るくなっていき、そして自分の身の回りの出来事に強く影響を受けて徐々に変わっていきます。

ところで今回少し意外だなと思ったのがゴーギャンの絵がなかったということです。ゴーギャンは2ヶ月という非常に短い期間のあいだ同居をしていました。そしてその短い時間が短かったにも関わらず互いの自画像を描くなど多少の交流はありました。

それもあってないのはおかしいと思っていました。しかししばらく考えていて理由がわかりました。それは今回のテーマがゴッホの画風の過程であることです。

実はゴーギャンの画風は印象派とはかなり異なるものになっています。また方向性の違いから同居解消をしたことからも画風の影響という観点からははずれたものになっていたのかもしれません。大人の事情かもしれませんが、あえてないというのには納得がいきました。

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そんないろいろな発見があった「ゴッホ展」で今回買ったポストカードはこちら。ゴッホに最初に影響を与えたハーグ派のマウフェの「4頭の曳き馬」(左)、そしてあと二枚はゴッホの作品で一つは印象派の影響を受けた時期のもの(中)そしてもう一つは晩年の傑作「糸杉」です。

ということで「ゴッホ展」は来年の1月までとまだ期間はあります。この様子だと土日を含めてまだまだ混みそうです。思いついたときが行き時な気がしました。

企画名:ゴッホ展
会期:2019年10月11日(金) ~ 2020年1月13日(月・祝日)
休館日:12月31日 1月1日 ※月曜日やってます!
場所:上野の森美術館
時間:9:30~17:00(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室:毎週金・土曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
展覧会公式HP:https://go-go-gogh.jp/
- 巡回 -
場所: 兵庫県立美術館
期間: 2020年1月25日(土) ~ 3月29日(日)
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