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風船文字

今日は仕事にて不思議というか思わず困惑する文字を見てしまいました。 

再現した文字(少し極端ですが)

それがこれ。一見すると風船かなと思われるものですが、れっきとした文字です。何かなと前後を見てみたらすぐに分かりました。それは数字の「9」です。

「9」という書き方について自分の書き方を改めて見ると○の右上部分からスタートし、まずは反時計回りに一周します。そして一周したところからまっすぐ棒のように真っ直ぐ引くことで完成です。

ところがこの風船のような文字は右下から一周してそしてその後はまっすぐに下に下ろすような書き方みたいです。

ただこの文字の書き方の場合だと自分の一周してからまっすぐ下に棒を下ろす際にUターンではなく、クランクのように曲がるような書き方になります。どうやらそのせいで最後の線がやや曲がり風船に見えるみたいです。

倉庫というか物流系で働いていると、読みにくい手書きだったり読めない住所だったりというのはいくらか遭遇します。ですが、今回みたいな癖のある文字は久しぶりに見ました。

なんというか可愛さはあるんだけど、実用面ではちょっと…という微妙なラインです。数字が並んでいるところだと「9」だとギリギリわかりますが、9時と書かれるともしかしたら困惑するかもしれません。

自分も字がきれいなほうではないですが、こうした癖のある字を見ると文字の歴史ってすごいなということをちょっと思います。なんというか進化の途中を垣間見たというかそんな気分になりますね。

おまけとしてこの書き方で「9」に見えるように頑張って書いてみました。だんだんとゲシュタルト崩壊して正解がわからなくなってきましたが、一周したあとのクランクを強調することがポイントらしいです。

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