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【旅するWeb系エンジニア】宗谷岬に集まったワイルド4人組と十勝グラム【稚内→十勝→札幌】

稚内→広尾町

これは下の続きになります。ぜひ、みてくださいな

そんなこんなで、稚内に到着した。目にはいったお店に入店し、パスタを食べて、礼文島のゲストハウスで笑っちゃうくらい乾かなかった服をコインランドリーに詰め込んで、ガソリンを入れて。稚内でやるべきことは終わった。ここから、十勝にある広尾町へと向かう

まず、広尾町がどこにあるか説明をしたいと思う。稚内から見るとこんな感じだ。

北海道の北から南に移動する距離にすると700kmとかある。
現在時刻は21時。18時までに到着する必要がある。結構無謀だなーと思いつつ、なんか面白くなってきた。やったるか。やったろう。スタート

とその前に、稚内に来たらやらなければならないことが1つある。最北端にある宗谷岬に行くことが。
「おれが日本で1番北にいるんだ!」って。しかも、こんな夜遅くに行く人なんていない。日本で1番北にいることを独り占め(2人で行っていたから性格には2人占め)できるなんてなかなかないじゃん。いくっきゃない。
ただ、ぼくは宗谷岬がこれで3回目だ。誰もが一生に一度は行きたいと思う場所にも関わらず3回も行くことができている。ただ、宗谷岬は日本最北端なだけで、これ以外に特徴がない。(って言ったら失礼か)。
だから、最北端の像を写真で撮ったらこれで終わりなのだ。そうなると、もう少し面白いことできないかな。。。って思うわけだ。何かあるかな。あ!思いついた!

日本で最も北でヴァイオリンを弾いた人間になろう

葉加瀬太郎にヴァイオリンで勝つためにはこれしかない。実力で勝てるわけがないのだから。

今日から「葉加瀬太郎よりも北でヴァイオリンを弾いた人」という自己満足にも程がある名称を取得することができた

さらに、宗谷岬で思わぬ出会いが起きた。クレイジーな2人に出会ったのだ

まずは、日本一周をバイクでしている大学生。大学生でライダーというのがこれまたかっこいい。最高だ。かっこいいイケおじがライダーさんをしている印象だったから、なかなか会えない人に巡り会うことができたと思っている。

ただ、この旅では日本一周している人に5人くらいあった。日本一周ってとんでもないことなのに、こんなに沢山の人に会ってしまうと珍しさが薄れてしまう。関東にいた頃は、日本一周なんてしている人で出会ったことがない。逆に北海道にいると、商社マンとかディベロッパーとか、いわゆる世間が認めるエリートになかなか出会わない。東京とかだといるのだろうけど。どちらが好きかは人それぞれだけど、各地で出会いやすい人とそうでない人っているんだなと思った。

日本一周やべー!って思ってたら、もっとすごい人がいた。
インドネシアから来たバックパッカーだ。札幌から稚内まで特急で来たみたい。ただ、電車が大幅に遅延してしまい、夕方に稚内に到着したようだ。
この時間から宗谷岬に行くバスはあるが、到着したらすぐに出発してしまうため、観光する時間は全くない。観光しようとなると終バスを逃すわけで。
普通なら、宗谷岬に行くことを断念すると思う。宗谷岬に到着したとて、特にやることもない。次の日の朝まで野宿で過ごす必要がある。
ただ、このインドネシア人。只者ではない。

「宗谷岬に行くことは、人生のミッションだ」

そう言って、終バスを逃す覚悟で宗谷岬まで来てしまった。そして、きちんと終バスを逃した。どうにかして稚内に戻りたいらしいが、手段がないらしい。どうするんだろう。
そして、車を持っていたぼくらに助けを求めた。
「南稚内駅まで連れて行ってほしい」と。わかった。乗せていこうと
南稚内駅まで連れて行き、降ろした。ちなみに、彼は宿を取っていないようで、幸い24時間営業のすき家やマクドナルド(24時間ではないけれど)などがあるので、そこら辺をうろうろすることに。果たして彼は生きて帰ることができたかは、南稚内で降ろして以降はわからない。

ちなみに、この時点で自分が1つやりたかったことを成し遂げることがでいた。
思えば、昨年の秋にヒッチハイクで札幌(正確には留萌)から稚内まで連れて行ってもらった。この時に、ずっと通ってみたかったオロロンラインに行けただけでなく、途中の道の駅でアイスをご馳走になったり、稚内近くにあるご飯屋で海鮮丼を頂いたりした。

さらには、仕事で稚内に向かった中にも関わらず、宗谷岬、宗谷丘陵にも連れて行ってくれた。すごく嬉しかった。これも縁だ。宗谷丘陵で見た景色は、あらゆる景色の中で1番よかった。

宗谷丘陵に連れて行くとかご飯をご馳走するとかはできなかったけれど、ヒッチハイクしている人を載せるといった目標は達成できた。すごく嬉しかった。

そんなわけで、稚内の中心地に戻ってきてしまった。ここから、宗谷岬の方に戻り、十勝に向かう。交代で運転。運転してもらっている時は寝ることができる。これを1時間〜2時間くらいの間隔で運転する。

最初は僕が寝た。友だちが頑張ってくれた。僕は熟睡。数分経って何か大きな物音がしたなーと起きた。そしたら、大雨だった。こんな雨北海道で見たことがない。それくらいすごかった。そんな中友だちは頑張ってくれた。自分は寝てた。最低なやつだ。
そして交代。自分が運転してたときは雨が止んだ。ここは頑張らないと。あとは、思ったより楽だったので2時間運転した。予定よりも大幅に早く着いた。いい感じ。友だちが目を覚ましてくれたので交代。
自分は寝てた。ぐっすり寝てた。気がついたらこんなところにいた

三国峠

え?お昼あたりに通過すればいいよなー。早くても9時頃にって思ってたけど、ただいまの時刻は朝の4時だ。早すぎる。頑張りすぎてる。友だちが2時間半とか運転してくれた。
しかも、友だちも満身創痍に近かった。さらに、ガソリンも残りわずかだった。入れるにも入れられず。かなりピンチだ。ただ、峠から50kmくらい進まないとガソリンを入れることはできない。どうしようもない。進むしかないのだもの。進んだ。アクセルは極力踏まない。ブレーキなんてもちろん禁物だ(ってのは言い過ぎか)

1時間運転してなんとか降りることができた。時刻は朝の6時前とか。ただ、ガソリンスタンドは早くても7時からの営業。あとは、ぼくたち疲れていた。お互い休憩をした。ただ自分は起きてしまってた。SNSの返信をしたり、10月に開催するイベントについて進められるところ進めたり。そんなこんなで1時間が経過してた。なんか元気だった。友だちは寝てた。よし、おれが運転しよう。どうしても連れて行きたいところがあったからだ。

ひとまず、ガソリンを入れて、ここへと向かった。

ナイタイ高原だ。道内で1番北海道を感じることができる場所だと思ってる。とにかく広い。全国民ここに1度入ってみて欲しい。見たことない日本の1つを眺めることができる。

そして、天気も良かった。3回目だったけれどこんなに眺めが良いのは初めてだ。最高だった。最高の天気に感謝。

然別湖にも行った。ここも良かった。

ちなみに、ここに着いた時点で眠すぎたんだ。なんとかならないかなーと思って、朝活だ!って。バイオリンを弾いてみた。けどだめだ!疲れが取れない。満身創痍とはこのことだ。

そんなこんなで時刻は9時過ぎとか。ここから豚丼を食べに行く。十勝といえば色々あるが、豚丼も有名だ。
ぼくも思ってたけど、豚丼ってご飯の上に豚を乗せただけだ。こんなものいつでも食べれるじゃん。そう思うでしょ。だけどねー。豚丼屋さんの豚丼は食べれない。再現不可能だ。なんでかって、豚丼の豚は炭火だ。肉がとにかく美味しい。十勝産の豚を使ってるってのももちろんあるけど。すっごく良いんだわ。

豚丼を食べたあとは、温泉に入った。ここでひと休み。今思うとこれが無かったら生きてなかったと思う。それくらい疲れてたし、温泉とサウナのおかげで疲れを取ることができた。

ここからは広尾町に移動。クランベリーに行ったり野菜を見に行ったり。色々したけど、ふらっと寄って見て。車の良いところだ。
ちょうど来月の移動をためにどうやって行こうかなって考えてるところなのだけど、車ってすごいあり。だって好きなところに立ち寄れるし高速だし。ただ、ガソリンが高いのと、そもそものレンタカー代が高いというネックがある。だけど、車を持ち始めたら固定費でかかってしまうところもあるから。これを考えると、全国各地で好き勝手借りれるのは良いとも言える??

さらに、今朝調べてたらこんなものも見つけた

これがなかなか安くてびっくりした。トヨタレンタカーのサービス。
レンタカーを借りる人の中には、置き捨てする人がいる。これを持って帰ってくる人が欲しい。
けれどこんなパターンもある。東京から名古屋で乗り捨てをしたとする。名古屋から東京までレンタカーで移動したい人(ってか、移動したい人)もいるはずだ。だから、これを持ってきてもらうというものだ。
レンタカー側としたら、多少のお金を払ってでも持って帰ってきて欲しいのにも関わらず、お客さん側がお金を払って持って帰ってきてくれるのだから、ありがたいわけだ。こんなサービスあるんだってなった。
これを使った人は、東京から名古屋までガソリン代込みで6000円とかで行けたらしい。色んなところ行き放題でこの額。あり得ない。個人的には静岡に行きたいのでこのプランをすごく使って見たいのだ。なんならこれを探して、「ここいいじゃん!」ってなったところに旅行に行くのもありかもしれない。
また一つ、旅行に関する知識が増えた。普段から移動のことばっか考えてるから、休みの時何してるのって聞かれると「旅行とか移動のこと考えてる」が答えになる。ただ、こうやって1つずつ知恵が増えてくのが本当に楽しい。だから調べたりするのが辞められないのだ。

そして、十勝の港町広尾町に到着。十勝というと酪農とか農業のイメージが強いが漁業も盛んなのだ。十勝といえば食と言って過言ではない。米以外は取れるんじゃないかな?

広尾町では広尾町に住んでる友だちにここ入っててー!と言われたらカフェに向かった。

美味しかった。良かった。最高だった。疲れた体に甘いものは沁みるね。

ここから、泊まらせてもらう家に向かった。滞在時間してた1時間くらい。ずっと家具家電の話をしてた。今家にほとんどないから、色々買わないといけない。ただ、家にいること少ない(色んなところに行きたい)し、旅行にお金を使いたいので、買うものはきちんと理由というか目的に定めて買いたい。

例えば、ガスコンロ。みんな必要そうだから買うかーって感じだけど。よく考えてみると、料理をしないから要らない。
洗濯機とか。これも必要そうだから買うかーって感じだけど。よく考えてみると、コインランドリーが近くにあったら要らない。
もちろん、コストとかコスパも考えるべきなんだろうけども。
そんな話をずっとしてた。

ここから、広尾町のコミュニティにお邪魔した。いっつも集まっておしゃべりしたりボードゲームしたりしてるんだって。こういうことも街づくりを進めるというか、すっごく意味あることなんだなーって感じさせてくれる。
っていうと、意識高いこと言ってるなーと思われそうだが、シンプルに楽しかった。こういうみんなでワイワイ話せる場ってあったらすごい良いよなー。最高だわ。
そしてみんな優しい。北海道の人ほんとみんな優しいのよ。すぐ素敵って言ってくれる。なんでこんなに暖かいんだ。何を食べたら暖かくなれるのか。そりゃ味噌汁飲んだら温かくはなるよ。それとこれとは、訳も漢字も違う。北海道で子どもを育てて、大学は東京に行かせたい。

楽しい時間もあっという間だ。交流会が終わり友だちの家へ。すぐに寝た。もうクタクタだ。だって、前日寝てないのだもの。次の日も早い。すぐ寝よう。シングルサイズの布団を一緒に移動してた友だちと2人で分けて寝た。

広尾町→札幌

おはよう。最終日だ。7時半に起きて8時に出た。前日あれだけ移動してよく早起きできたわ僕たち。パチパチ。
家を出て、広尾町の友だちの職場に行った。友だちはスタートアップをしてる。起業し始めて間もない。友だちはぼくよりも背が高いのだけど、身長以上に高く感じる。初めて会ったときよりも堂々としてるというか、起業を通して自信がついたのか。すごく上を見上げる感じで見てた。わー!やる気出てきた。おれも頑張らねーと。
思えば、自分も周りはモチベが上がる人たちに囲まれてるなって思う。もちろん仕事はそうだけど。旅行だって周りがしてるともっとしよーってなるし。人に会うと、「こんなこともできるんや!」って刺激をもらえる。そして、遊べば遊ぶほど、外に行けば行くほど、「ちゃんと仕事しなきゃ!」ってなって、本業も頑張れる。これに結果がついてくればいいんだけど。まぁ、そんな感じだ。

広尾町を出発して、道の駅をいくつか経由した。そしてここから、富良野へと向かう。ただ天気がよろしくない。そして疲れてる。どうしよう。無理して観光するか、経由だけして帰るか。悩みどころ。ここで選んだ選択肢は、とりあえずハンバーガーを食べることだ。美瑛に美味しいハンバーガー屋さんがある。

between the brend

ここのハンバーガー。全て美瑛さんの食材を使ってる。野菜、お肉、小麦。さらにサイドでついてくるポテトも美瑛産だ。地産地消。そして美味しい。ぼくは3回目。毎年1回は行ってるのだ。
このお店は北海道の象徴だなーって思う。北海道といえば食。その魅力を存分に発揮してる。みんなに食べて欲しい。ぜひ美瑛に行ったら寄ってみて欲しい。美瑛といえば青い池だ。青い池に行ったらハンバーガー。これは合言葉だ。

そしてここから青い池。四季彩の丘。。。とはならず。
天気が酷がった。「今日は美瑛の日じゃない。また今度来いって言ってる」そう感じたからか、美瑛を立ち去った。車の中から見れる丘の景色だけ見た。

ここから、札幌に向かう。途中で芦別の道の駅に寄った。この途中が面白い。国道なのに一才舗装されてないのだ。1車線の山道。ガタガタしてる。ガタガタガタガタ。。。音がうるさい。友だちが運転を頑張ってくれた。その中自分は堂々と寝ていた。すごく疲れてた。だから寝た。けど今思うとなかなか酷いことをしてる。ここで謝っときます。ごめんち

芦別の道の駅について休憩。そしたらなんと、シェアハウスで会った子に声をかけてもらった。すごく嬉しかった。こんなことあるんやなーって。面白い。これだから1回の出会いを甘く見ちゃダメなんだなって思った。またどこかで会うでしょう。

ここから、札幌へと向かった。途中、面白い街を見つけた。歌志内市。駅がないのにやけに家が多い。道の駅もある。ポテンシャルを感じた。決めた。歌志内に旅行に行こう。1泊2日するぞ。

こうして、徐々に中心地に近づく。途中、三笠というところに温泉があるからここで休憩。700円とかだったが、この額で入れるとは思えないクオリティの高さだった。北海道は物価が安いイメージがあるが、それは本当だったり嘘だったりする。ご飯は普通に高い。特にラーメンが高くて嫌になる。

ただ、温泉の物価は安い。500円切るところなんて簡単に見つかる。三笠の温泉も1000円超えて良いレベルだった。本当によかった。ゆっくりできた。あとはご飯食べて寝るだけだ。

そんなわけで、三笠から札幌まで一直線。札幌にあるハンバーグ屋に行って最後の晩餐。いやぁー疲れたあ。。終わったよ。1週間の旅が

お疲れ様でした。楽しかった。いろんな人に出会えて、いろんな景色を見ることができて、幸せだった。

そしてこうして過ごしたおかげで、次の日の金曜日働いて1週間が終わった。3連休。金曜も仕事して遊んで楽しかったから、休みのようなもん。3連休が終わり今日。今週も3日頑張ったら3連休だ。来週も色々ある。9月も終わったようなものだ。
こんな感じでまたどこかに行きたい。ただ、どこかに行きすぎると家に入れなくなるので、もう少し家にいたい。札幌が好きだから。

そんなわけでここまで!最後までありがとうございました!!

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