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147.【ネタバレ有】劇場版ハイキュー!!〜ゴミ捨て場の決戦〜

◆バレー未経験、アニメのみ追いかけていたニワカでしたが大号泣!

観てきました!劇場版ハイキュー!
そういえばアニメを見ていたのは学生だったな、と振り返りながら。
バレー部だった友人と観てきたので、鑑賞後はバレー部ならではの視点を踏まえながらお互いにどこで感動した!とか燃えたね!とシェアしながら、「わー!その場面、同じこと感じた!」もあれば、「へー!そういう見方も確かにあるね!?」と学びになったり。
同じ体験(映画でも本でも舞台でも)でも観た人それぞれで感じるものや気付く事が本当に十人十色で違うのがシェアする面白さでもありますね。

予告編を観るだけでも、あの感動が思い出されて鳥肌モン!
アニメ観てないな、キャラクター分からないな、運動部でもなかったな、と気になりつつも観に行けてない方はまずはチケットを買いましょう!
ボールを落とさなかった方が勝ち、程度の知識浅めな私でも問題有りませんでしたし、映画館で是非観て欲しいです。

◆冒頭5分で感涙。(※以下、ネタバレ含まれます。)

友人から「開始15分で泣くよ。」と脅されていたのですが、開始早々に私うるっとしてしまいました。
「カラス」と「猫」の戦いは日向たちの世代より前から繰り広げられてきたもの。
テレビ越しに握手する監督同士のライバルとしての友情。
その想いを紡いできた繋心監督の描写に、意思が受け継がれているなあ〜〜〜と目がうるうるしてしまいました。
師匠と弟子の関係性なのか、親子の関係性になのか、泣いちゃいますよね。

その後はいわずもがな、つっきーこと月島くんの回想シーン。
あんだけ斜に構えて「学生の内にしかやらないバレーに何でそんなに熱くなるのか?無駄じゃない?笑」と話していた人が一転して、ネットぎりぎり最後まで諦めないで立ち向かっていくシーン。
学生時代に私自身も同じように斜に構えていたので、つっきーのそんな姿が羨ましいなと思う反面、今では仕事に対してそう思えるように私自身も変化してきたなと気付きがありました。

音駒の研磨も同様、メラメラ燃えるというタイプではないですが研磨も研磨なりにバレーの面白さ、仲間と探求する面白さを試合や人間関係を通じて変化しているシーンに、何かを突き詰めていくとゾーンのような、突破する瞬間があるのだな、と。
案外と何かをやる前は色々と考えてしまいますが、突き抜けるとまた別のフェーズに行くんでしょうか。胸を張ってそんな経験があると言える年にしたいものです。

個人的には生粋の声優オタクでもあるので、表現力すごー!と各所で飛び跳ねたい衝動を抑えまくりの80分でした。
いつもおちゃらけている木兎くんのシリアスな一言はまさに前線で戦ってきたプレイヤーの一言でしたし、音駒副首相の海くんが「この3年間、お前たちとプレイできて良かった。」と言葉にするシーンでは、夜久さんばりにボロ泣きでした。

◆「もう一回が無い試合」は、まさに日常もそうかも。

ゲーマーな研磨に日向がかける言葉ですが、今この瞬間も言うなれば「もう一回がない試合」だと、記事を書きながら気づきました。
執筆しているタイミングは観劇して少し時間が経っているのですが、やはり観終わった後の興奮やら感じた事のおおまかは残っているものの細かい部分は記憶から抜け落ちています。
その瞬間に、何を感じたのか、どう思ったのか、まさに体験の新鮮さは時間とともに薄れていくのだなと実感。

人生こそ「もう一回が無い試合」なので、今眼の前にいる人とあと何回話せるんだろう、お酒を飲み会えるのだろう。
そう考えるとまさに「一期一会」とは的を得ていますよね。
大好きな言葉だからこそ、自分自身が一瞬一瞬を大切にして、つっきーのように突き抜けてこれからも目の前の人に丁寧に、仕事を通じて貢献していきます。


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