保存版【初めての作曲】 絶対に揃えたいプロが選んだ3ツール、合計6000円。リンクとQ&A付き。
ポッドキャストやここnoteで作曲についての発信をするようになってから、作曲に関連するご質問を数多くいただくようになりました。
ありがとうございます。とても嬉しいです。
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ジャズやポップスの作曲については発信者さんの数が少ないのか「私がやっている勉強法は合っているんだろうか」とか「始めたいけれど、どうしたらいいんだろう?」という迷い・悩みを良く伺います。
そこで本日は、初心者・経験者・中上級者、だれもが全員持っておくべき「作曲の勉強に絶対必要な3種のツール」をご紹介します。
注・以下は何かしらの形で人間が演奏する曲を作る想定でのアドバイスです。DAWやループを利用して、デジタルのみで完結できる音楽ファイル作成の場合、必要な機材が異なりますのでご注意ください。
◎全部揃えても6000円以下
今回Amazonで検索してみたところ、3つ揃えても恐らく6000円以下でした。リンクも貼っておきます。すでに類似品をお持ちの場合は買わず、お手持ちのものをぜひそのまま使ってください!
◎Q&Aも付けました
生徒さんたちから頻繁に頂くご質問と、お返事も掲載しておきます。
◎トラックメーカー向けではなく、音符を書く方向けの情報です
今回の情報は、メロディ・和音・リズムなどを自分で考えて、音符をゼロから書いていく方向けの情報です。
・トラックメーカー
・AIアプリ作曲
・ループ音楽
などを制作される方は、全く違うツールが必要です。将来、音符を書くところからやってみよう、と思われた時には、ぜひこちらのブログをご参照くださいね〜。
では早速行ってみます!
その1:ピアノもしくはキーボード。安くてOK、でも条件を満たしたものを。
作曲の勉強では、自分が書いたものを確認する作業がマストになります。料理人に必ず味見が必要なのと同じです。
この作業のために一番適しているのが、「鍵盤楽器」です。
一度に複数音を押さえてハーモニーを聴くことができ、ハーモニーの形を目で見ることも出来るからです。
選ぶときのコツは
・同時発音数:32音以上を選ぶ。和音を抑えるために32以上は必要。
・音色:音がピコピコ電子音すぎるものは避ける。和音の響きが確かめられないので。
・鍵盤数:鍵盤数が多いほど、左手でベースライン・右手で和音、などと「仕上がりをイメージした確認ができる」ことを覚えておき、中級者以上の作曲ならば61鍵盤以上のものを買う。初心者の作曲用だけならこの37鍵盤でもいける。88鍵盤でなくても大丈夫。
以上を理由に、今回はこちらのワントーンというオモチャみたいな鍵盤楽器を選んでみました。こちらの商品はUSB-MIDI対応とのことで(今理解できなくても大丈夫です!)将来作曲をモリモリやるようになった時には、パソコンに繋げて入力用のツールとしても使えます。やすいのに優秀!
61鍵盤以上の場合はお値段も結構ちゃんとするので、楽器店へ足を運んで好きな音色のものをお買い求めになることをオススメします。私は同時発音数の多さと鍵盤が小さいから一気に幾つも押さえられて便利なのと可愛さで、日本に居たらこれを買っちゃいそうです笑↓
類似品をお持ちの方は、新たに買う必要は全くないですからね!
その2:五線譜ノート。これも安くてOK、ただし条件を満たしたものを。
作曲三種の神器、2つ目は急に値段が下がって200円以下で買える五線譜ノートです。
安いものを選んでいただきたいのには理由があって、じゃんじゃん、書きまくってほしいからなのです。
作曲では、最初は書いたものが気に入らなくて当然です。その際、気にせず何度も何度も、紙を無駄にしているかしら?と思うほど書き直していただきたいので、そのためには安い方が良いのです。
書きやすく、でも買いやすい値段で、無線綴じだから開くとぱたっときれいに開き、真ん中にコイルもなくて邪魔にならない・・・このノート、最高です!
ちなみに・・・気に入らなくても、消さずに、バツじるしを付けて次のアイディアをその周りに書いてみてください。それがまた気に入らなければ、再度✗を付けて次のものを書きます。
その3: すごーく書きやすい筆記用具
3つ目はなんのこっちゃない、筆記用具です。
一番書きやすいものを選んでください、というただそれだけです。お手持ちのものがあれば、それでOK!(なので、これは6000円以下の計算に入れていません)
手で物を書く習慣がなくなっている場合は、これを気に、筆記用具を買ってみてください。
私は鉛筆で書くのが一番好きです。鉛筆が一番手に負担が軽くて書き続けられるためです。
上記の理由で、私は消しゴムで過去に書いたものを消すことはほぼゼロですが、それでも鉛筆で書いちゃいます。
もし私とオソロが良い方は笑、こちらの鉛筆とペンをどうぞ。鉛筆は、以前はずっとこのシリーズを使っていました。今はジャズ作曲の巨匠Bob Brookmeyerの形見分けをしていただいた鉛筆を使っているのですが、そろそろ最後の1本に差し掛かっているので、また日本に帰省した時に買おうと思います。
ペンはなんてったってジェットストリームです。最高。日本に帰るたびに違う色を買っちゃいます。鮮やかな黄色が出たと今回知り、こ、こ、これは!!となっています笑 絶対買っちゃう。
以上、作曲のプロが選んだ、作曲をやるなら絶対に持っておきたい3つのツールです。
作曲のレベルが進み、作曲ソフトに入力する段階になったり、リハーサルに頻繁に出かけるようになったりすると、また色々と別のものが必要になってくるのですが、それはまた別の話。
作曲の良いスタートを切るためには、この3つがあれば本当に十分で、逆に、この3つ(特に鍵盤)がないと、成長がかなり遅れます。
作曲を頑張ってやってみたい!と決めたのであれば、次のお買い物にリストにぜひぜひこの3つを入れてみてくださいね!使ってみたご感想やご質問など、コメントお待ちしています。
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作曲レッスンのお問い合わせは lesson(あっとまーく)miggymigiwa.netまで。初心者から超上級者までお引き受けしています。得意ジャンルはジャズとポップスです。ドル建てでのお支払いのため、円安の間はドキドキしちゃうかもしれませんが、初心者のうちから良い先生に習うことはとても大事なことです。本気でやってみたい!と決意できたらぜひとも遠慮なくご連絡ください。
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