噂の鮨一新に行ってきた

普段、福利厚生とかあまり調べず得してないみがわりですが、そんな私にも同僚から伝え聞く素晴らしい福利厚生の一つにITS健保の鮨一新がありました。某IT系企業に入社して 約4年半もの間この権利を行使して来なかったのですが、
 •誕生日が近いこと
 •コロナの影響でもしかすると予約が減っているのではないかと考えられたこと
から、電話してみたところ、週末の予約が可能だったため、すぐに仲間を集めて行ってきました。

コース紹介

気になるのは料理だと思うので早速紹介させていただきます。今回注文したのは「板前おまかせコース」。被保険者なら5400円(4/1から価格改定で5500円になるらしいが些細な問題である)でいただけるものです。

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先付は白魚。浸してある出汁と一緒にいただきます。お通しといった趣きでつまみながら最初の一杯、といった感じです。ここでは、なるほど、ぐらいの状態でした。

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刺身は手前から平目(と縁側)、鰹のタタキ、つぶ貝、〆鯖。
平目は非常に旨味が強くいつまでも噛んでいたいと思わせるものでした。鰹は燻製と言うほどでは無いのですが、叩きにされた際の香りが素晴らしく、臭みも全く無いためさっぱりしつつ、濃厚な味わいでした。つぶ貝は噛めば噛むほど旨味が染み出してきて、〆鯖は酢と鯖の脂のバランスが絶妙でした。この辺りから一つ一つが感動の嵐で、一口摘んでは目を閉じてしっかり味わってしまうものばかりでした。(まだ序盤)

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蒸し物は蛤と白子の出汁炊き。白子の火の通り具合、はまぐりの食感ともに素晴らしく、美味しい出汁と合わせてすぐに食べ、飲み干してしまいました。

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焼き物は太刀魚の塩焼き。皮面はもちろんパリパリですが、身はジューシーかつホロホロ。脂の乗った部位は蕩けるような美味しさです。火加減の中でも印象に残っているのが、身が奥まで熱々なことでした。こういった焼きすぎるとできない食感のものって、食感を維持するために少し温い印象があったのですが、部位に合わせた完璧な食感かつ、食べた時に熱すぎない中では最も熱々なところに感動しました。乗っているのはガリです。鮨用のものとはちょっと違うようで生姜らしい味が強めでした。

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お待ちかねの握り鮨です。
手前の列左から小肌、海老、帆立
2列目左から鯛、鰆(さくらチップで少しスモーク)、バフンウニ、鯵、
3列目左から大トロ、中トロ、赤身
です。

どれも異次元の旨さだったのですが特筆するもをいくつか。
まずは海老から。高級鮨の蒸し海老というものがどんなものかと思ったのですが、まずこの見た目では分からない「分厚さ」があり圧倒的な食感でした。普段のエビが厚紙ならダンボールぐらい分厚いです。そして味の濃さ。先程紹介したつぶ貝の刺身も噛めば噛むほど旨味が広がったのですがそんな比ではなく、一 噛みするごとに、口のなかでエビの強い旨味が爆発します。それが何度もです。噛むごとに波が来る。一生噛んでいたくなる旨味です。食べる覚醒剤です。このエビはこれまで食べた蒸し海老の中で最も美味しいのは間違いありませんでした。

次にバフンウニ。他のものは主に「熟成など職人さんの仕事で旨味が凄いことになっている」ネタが多かったのですがこのウニは逆に「究極まで新鮮な状態を保った」ウニという趣きです。(実際はどのような処理かはわかりません)具体的にはとにかくウニを食した時にどんなウニでも多少はある「ウニ特有の臭み」が全くない。とにかく0。美味しいウニ、新鮮なウニも食べたことはありますがここまでウニの臭みが全くないものは初めてでした。その上でウニの旨味だけが口の中に広がる。多少臭みのあるウニもそれはそれで全然好きなんですが、それとは別次元の旨さがあります。

そして最後はマグロ。赤身、中トロ、大トロ、全て素晴らしいのですが、とにかく身の柔らかさ、旨味、そしてそれぞれの脂の乗り方が素晴らしい。通常の「いいトロ」は溶けて無くなるという趣きですが、ここで食べたマグロはどれも「ネタ、シャリとの食感も素晴らしく、そして噛めば噛むほどネタとシャリが美味しく融合していく」といった表現が少ない語彙の中でどうにか言えることです。

そして、全てに共通するシャリですが、これまでに食べたことのない粒の大きさと弾力が素晴らしかったです。普段、ご飯そのものの美味しさとか食感に疎い私でも一口で違いが分かるご飯でした。

最後に醤油。甘くともすっきりした香りが口の中いっぱいに広がり、それでいてそれぞれの鮨ネタの良さを全く邪魔しないあの醤油は一体何だったんでしょうか。もし、市販でも手に入るものであればこの醤油だけは自宅でも使ってみたいと思ったので次回来店時に聞いてみようと思います。この醤油だけでもずっと舐めていたい中毒性がありました。美味い寿司はやはり食べる覚醒剤。

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別皿で巻き物、穴子、玉子、ゴボウの漬物が出てきます。巻き物は5つから選べて、鉄火、干瓢、梅紫蘇、河童、あと一つは失念してしまいました。私は鉄火を注文。蕩けながらもしっかりとした食感の穴子、まるでプリンかのような玉子とこれらも非常に素晴らしかったです。

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最後に赤出汁が出てきて、デザートは柚子のシャーベットでした。(シャーベットだけ撮影を失念)赤出汁は辛すぎずシンプルなもので〆に相応しく、柚子のシャーベットで口の中をすっきりしてコースは終了です。(ちょっとすっきりさせるのが勿体無い旨さでしたが…。)

感想まとめ

鮨に限らず、全ての料理でとにかく「素材の旨味」を最大限引き出す、増幅させているといった印象が強かったです。元々の素材が良いのはもちろんですが、それだけでは到底辿り着けないだけの調理の「技」というものを感じることが出来たコースでした。生まれてこの方食べてきた鮨とこの日食べた鮨は全く違う料理であると感じるほどに差を感じています。食を通してこれほど感動したことは数えるぐらいしか無いです。ITS健保を利用の方には是非一度は食べて欲しいと思います。

おわりに

3ヶ月先まで予約可能な中、それでもなかなか予約が取れない鮨一新さんですが、予約3日前までのキャンセルでキャンセル料が無しのため、目的の日の3日前に電話をしてみると空いている可能性があります。最近はコロナの影響でドタキャンも増えているようなので、諦めずにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。私は来月もどうにか行ってみたいと思います。
また、被保険人は1人いればビジターの方も多少値段は上がるもののお店に入れるため、行ってみたいという人は是非声をかけてみてください。何度でも付き合います。


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四季、登山、ぬいぐるみ、海外…雑食で写真撮影をしています。主に写真撮影の自分向けメモを作成していきます。
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