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〔詩〕幸せの秤



短い命であっても

お父さん

お母さんに

愛されて

彼岸に連れていかれる子と


長年

虐げられて

自由に生きられず

愛されてる実感が湧かない子と

どっちが幸せなのかってコト

たまに考えてしまう


でも

長年生きていても


愛された実感が湧かないのは

不幸だとは言い切れないけど


いつも


何処か


自分の一部が


穴の空いた状態で

隙間風が

勝手に通り抜けていくのを

塞ぐこともできないまま


気づかないフリをして


生きていくのは


しんどくないことない?


って

時々、思う。


実冬の文章や朗読がいいなって思っていただけたら嬉しいです。 お気持ちは、自分へのご褒美に使わせていただきます😊