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もじにっき 楽天マガジン | 母の友

●「楽天マガジン」を始めたので、多くの雑誌が読み放題になって、エディトリアルデザインの研究に対する自由度が増した。●「楽天」というワードからはゴチャゴチャした賑わいを連想してしまうが、非常に上品なUIのアプリだ(画像参照)。●「読めればいいわけではない」文字好きとしては、やはりワクワクできないのが電子書籍。●本文が原寸で目に迫ってこなければ味わいは薄い。なんというか「文字」が「文字ッ!」としてくれないんだよなあ、電子書籍は。●時代に追い越されてしまうことがないよう、紙も大事にしつつコチラも適度に使っていこうと思う。●「紙の仕事を続ける」ことに対する不安感がやばい。

楽天マガジン

●気に入っているデザインの雑誌のひとつに「婦人画報」がある。●エディトリアルデザインの“達人”と言われる、白石良一さんがアートディレクションを手がけている雑誌である。●2010年に「写研書体が健在」という理由で購入した雑誌は、白石さんが担当されている「母の友」だ。今はDTPの書体になっているみたい。●白石さんのインタビューがこちらで読めます→第3回 これがデザイナーへの道 アートディレクター 白石良一(MdN DESIGN INTERACTIVE)

母の友2

●「母の友」の紙面を見ると「写研書体は古くならないなあ」と思ってしまうのだが、この感覚も危うい。●“むかしのもの”を見て「古くならないなあ」と思うのはよくあることだが、それと同じ意匠を”いま作っているもの”にまとわせた場合「これ、古いなあ!」と思ってしまうことがある。●人間は、先入観とか前提条件みたいなものに相当左右されるのかもしれないと感じる。

●きょうは久々に本屋さんへ行った(マスク着用)。●本の装丁を観察していたら、たいそう好みの女性(マスク着用)が隣で「運命のひとに出会うためには」みたいな本を立ち読みしていたので、うっかり横から「いますよここに、運命のひとが」と立候補してしまった。すかさず「ソーシャルディスタンス」と言われてしまったので諦めたのですが。●パンデミックはいろいろ大変だなと思いました。

同人誌もがんばります、よ。

ミッフィーでした。

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