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#18 梅田ブルク7

ディアモール大阪にある映画館

 今回は、また大阪市内に戻って、梅田ブルク7です。梅田には大きな映画館が3つあり、これまでにご紹介した大阪ステーションシティシネマTOHOシネマズ梅田と、もうひとつが梅田ブルク7です。

梅田ブルク7
https://tjoy.jp/umeda_burg7

 大阪メトロの梅田駅と西梅田駅と東梅田駅に囲まれたあたり一帯に、ディアモール大阪という広大な地下街が広がっています。ディアモール大阪の東梅田駅近くの一角にE-ma(イーマ)という商業施設があり、梅田ブルク7はその中に入っています。E-maが開業したのは、たしか2000年代前半。その頃はまだ大阪ステーションシティシネマはなく、TOHOシネマズ梅田もまだ前身の北野劇場や梅田劇場だったと思うので、梅田ブルク7が梅田周辺に最初にできたシネコンだったのではないかと思います。

梅田ブルク7の場所

 前述のとおり、梅田ブルク7はE-ma(イーマ)に入っていて、E-maの7階に入口があるのですが…すみません、私には道案内できません。梅田の地下街はダンジョンだとか言われるじゃないですか。ほんとうにダンジョンで。特にE-maは、私は行くたびに迷いに迷って、迷わず行けるようになるまで半年くらいかかったと思います。今ではなんとか、周辺の見慣れたお店を目印にたどり着けるようになったものの、他人に説明は無理です。ということで、E-maの公式サイトの交通アクセスのページのリンクを貼っておきます。でも、この地図を見ても私にはE-maの場所がわからないのですが…。

E-ma交通アクセス
http://www.e-ma-bldg.com/access/

 地下がダンジョンなら地上から行けばいいやん、と思われるかもしれません。でも、地上に出ると地下街の行き先表示のような目印がなく、これまた私は途方にくれます。そんなわけで今回は説明を放棄しますが、頑張ってE-maを目指して行ってくださいね。

料金・割引サービスなど

 梅田ブルク7の割引サービスや料金は次のようになっています。

・レイトショー    毎日20時以降上映開始作品/1,400円
・ファーストデー   12月を除く毎月1日/1,200円
・映画の日      12月1日/1,000円
・シニア       60歳以上/1,200円
・夫婦50割引       どちらか50歳以上の夫婦
           /2人で2,400円

 このほか、障がい者手帳をお持ちの方は1,000円(同伴者1名まで同料金)、「ペルソナカード・スタシアカード」割引で、窓口でチケット購入時にカードを提示すると一般200円割引・大学生以下100円割引となります。

 通常料金は、一般1,800円、大学生・専門学校生1,500円、3歳から高校生まで1,000円です。昨年、梅田の大きな映画館が相次いで一般料金を1,900円に値上げしましたが、梅田ブルク7だけは1,800円のまま据え置きとなっているのは嬉しいところです。

 また、3D作品は鑑賞料金に追加400円、シアター3のプレミアシートは鑑賞料金に追加500円です。

 なお、梅田ブルク7には、チケットをオンライン購入するための会員登録はありますが、いわゆる映画館の会員制度のようなものはありません。

DOLBY CINEMA

 梅田ブルク7には、昨年の夏頃にドルビーシネマが導入されました。ドルビーシネマは、梅田ブルク7が関西初という触れ込みだったように記憶しています。私はまだ梅田ブルク7のドルビーシネマに行ったことがなく、ドルビーシネマの何がすごいのかよくわかっていないのですが…あれって映像も音もすごいんですか? ツイッター情報を見ていると、なんだかそんな感じでした。なお、ドルビーシネマ関係の追加料金は、以下のとおりです。

・Dolby CinemaTM    +500円
・Dolby CinemaTM 3D +900円
・Dolby Atmos(R)    +200円

ここだけの上映作品をひっそりと

 梅田ブルク7にも、大阪でここだけしか上映がない作品がよくあります。それも、いつのまにかひっそりと公開されているので、よく気をつけておかないと私はついつい見逃してしまいます。いや、べつにひっそり公開しているわけではないと思いますけどね。なんでしょうね。梅田東映の時代から、ここだけしか上映がない骨太なタイプの洋画がよくあって、それをなぜか私は見逃しがちで。少し前なら、リーアム・ニーソン主演でウォーターゲート事件を描いた『ザ・シークレットマン』が、ちょうど『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』と同じ頃の劇場公開で、この2本を合わせて見ようと思っていたのに、『ザ・シークレットマン』は梅田ブルク7でいつのまにか公開されていて、うっかり見逃しました。

 最近では、梅田ブルク7だけで上映されていた『KIN/キン』という映画がありまして。前情報なしで見てすごく面白かったので、内容の詳細は言わないでおきます。ただ、あまりにも予想外に面白く、やっぱりちゃんと梅田ブルク7の上映ラインナップを定期的にチェックしておかねば、と改めて思った次第です。

 私だけかもしれませんが、梅田ブルク7はよく注意しておかないと、ここだけの上映作品をうっかり見逃しがちだし、よく注意しておかないと地下街で迷ってたどり着けなくなる映画館です。それでも、梅田東映の時代よりは駅から近くなったし、梅田東映の時代から変わらずここだけの魅力的な作品を上映してくれるので、大好きな映画館です。

※料金やサービスは、2020年4月現在の情報です。

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