見出し画像

#17 イオンシネマ和歌山

和歌山のイオンシネマ

 今回は、またもや大阪から南に向かって、イオンシネマ和歌山です。和歌山県では、和歌山市の中で大阪との県境に近いところにイオンシネマ和歌山とジストシネマ和歌山があります。この2つの映画館の間の距離は5kmほどで、どちらも10スクリーンある大きなシネコンです。さすが和歌山市は県庁所在地だけあって、映画を見る環境に恵まれているなと思います。その一方で、近くの市町村には映画館がなさそうなので、和歌山市外のみなさんは、昔の私が「大阪市内まで出ないといろんな映画が見られない」と思っていたのと同じような思いをしているのかな…と思ったりもします。

イオンシネマ和歌山
https://www.aeoncinema.com/cinema/wakayama/

イオンシネマ和歌山の場所

 旧の国道26号線にある大阪府と和歌山県の県境が孝子峠(きょうしとうげ)で、そのすぐ近くの和歌山県側にイオンモール和歌山があります。イオンシネマ和歌山は、このイオンモールに入っています。かつて、大阪から和歌山市街へ行く主要なルートは、この孝子峠を越える道でしたが、現在ではこの峠道より少し東に国道26号線のバイパス道ができました。イオンモール和歌山の東側に、ちょうどこのバイパス道への出入口ができたため、大阪からとても行きやすくなっています。

 公共交通機関を利用する場合も便利です。イオンモール和歌山のすぐ近くにある和歌山大学前駅まで、南海本線で難波から1本です。特急サザンなら難波から50分強で行けるようで、和歌山って意外と近いかもしれません。

会員制度・ワタシアター

 イオンシネマ和歌山には、イオンシネマ共通のワタシアターという制度があります。詳細はイオンシネマりんくう泉南の記事をご参照ください。

サービスデー・サービス料金

 イオンシネマ和歌山のサービスデーやサービス料金は次のようになっていて、割引料金で映画鑑賞できます。

・ハッピーマンデー  毎週月曜/1,100円
・ハッピーファースト 毎月1日/1,100円
・映画の日      12月1日/1,000円
・お客様感謝デー   毎月20日・30日(2月は28日or29日)
                                         /1,100円
・ハッピーモーニング 平日の朝10時台までの上映回
                                         /1,300円
・ハッピーナイト   毎晩20時以降の上映回
                                         /1,300円
・ハッピー55(G・G)   55歳以上/1,100円

 夫婦どちらかが50歳以上の場合に2人合わせて2,200円で鑑賞できる夫婦50割はありますが、レディースデーはありません。また、イオンマークのクレジットカード払いで、本人と同伴者1名までが一般料金から300円引きになります。

 なお、基本料金は、一般1,700円、大学生・高校生1,500円、3歳から中学生まで1,000円、障がい者割引1,000円(付き添い2名まで)です。3D上映の追加料金は300円、3D専用メガネ代が100円です。イオンシネマ専用3Dメガネを持参すれば、この100円はかかりません。

DOLBY ATMOS と D-BOX

 イオンシネマ和歌山には、DOLBY ATMOSのスクリーンがあります。スクリーン7です。ここのDOLBY ATMOSのすごいところは、追加料金がないところ。一般料金でDOLBY ATMOSの上映が楽しめるなんて、他ではなかなかないと思います。DOLBY ATMOS での上映は、1作品で1日に1回か2回のみのことが多かったように思います。私にとっては、TOHOシネマズ梅田まで行くよりも近いイオンシネマ和歌山で追加料金なしのメリットはとても大きく、最近ではDOLBY ATMOS の上映はここでばかり見ていました。

 さらに、DOLBY ATMOS が入るスクリーン7と、スクリーン8に、D-BOXが入っています。D-BOXは、4D用の座席といったところでしょうか。私は利用したことがないのですが、映画の場面にシンクロして座席が動くものです。D-BOXの座席は、鑑賞料金に追加料金が1,000円かかります。D-BOX対応作品でない場合はプレミアシートとなり、追加料金400円でドリンクMがついてきます。

和歌山の最高な映画生活

 イオンシネマ和歌山も、大阪では梅田か難波まで行かないと見られないような映画を上映してくれることがよくあります。そういう映画とDOLBY ATMOSの上映とでイオンシネマ和歌山で2本立てして、さらにジストシネマ和歌山のサロンシネマで上映される映画も見て…なんてことをしていると、和歌山でかなり充実した映画生活が送れます。私が、大阪市内でしか上映がない映画にブツブツぼやきながらも南大阪暮らしがやめられないのは、上映ラインナップが豊富な和歌山が近いから、という理由があるかもしれません。大阪市内の映画館みたいに混んでいないことが多いので、和歌山は最高です。

※料金やサービスは、2020年4月現在の情報です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?