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映画館の再開後に見たい1本『15年後のラブソング』

再開後まもなく公開のはず

 映画館が再開したときにはこの映画を見たい!という作品を勝手にご紹介していこうというこのシリーズ、5回目の今日は『15年後のラブソング』です。6月12日公開予定で、このままいくと関西では、この作品の公開までには映画館が営業再開しそうな気配だなというのもあって、個人的にはどんどん期待が高まっているところです。

映画『15年後のラブソング』公式サイト
https://15-lovesong.com/

監督:ジェシー・ペレッツ
原作:ニック・ホーンビィ
主演:ローズ・バーン
   イーサン・ホーク
   クリス・オダウド

 大阪では、テアトル梅田なんばパークスシネマでの上映が予定されています。以前の私なら、「また大阪市内でしか上映がない都会案件か」などとブツブツ文句を言っていたはずですが、今はもう、大阪で1館でもいいから上映してくれるならありがたい、という気分です。

ニック・ホーンビィ原作

 『15年後のラブソング』は、ニック・ホーンビィの原作の映画化です。もうね、こう聞いただけで、私は問答無用で見に行くこと決定。ニック・ホーンビィ原作と言えば、『ハイ・フィデリティ』とか『アバウト・ア・ボーイ』とか、数々の青春コメディの傑作の原作者。この人の、皮肉交じりのユーモアあふれる中に、ちょっぴり痛みが混じっているような青春モラトリアム作風(?)が、私はもう大好きで。もう少し最近の作品なら、『ブルックリン』の脚本もニック・ホーンビィでした。

 しかもイーサン・ホークですよ。『いまを生きる』の悩める少年から『魂のゆくえ』の悩める神父まで、悩ませたら右に出るものがいなさそうなイーサン・ホークが主演のニック・ホーンビィ原作の映画化だなんて。もう私には、期待するなというほうが無理なレベルです。

 監督はジェシー・ペレッツという方で、私はこの監督さんの作品を見たことがないのですが、ポール・ラッド主演の『我が家のおバカで愛しいアニキ』をはじめとして、コメディを中心に映画を作ってきているようです。コメディ好きの私としては、そんな監督さんの新作という点も楽しみなところです。

 物語は、あるロックスターに没頭する恋人を持つ女性のもとに、そのロックスターから1通のメールが届いたところから、この男女3人の関係が描かれる、という内容のようです。

 大人になりきれない3人のゆくえ、もう早く見たくて仕方がないです。無事に予定通り公開されますように。

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