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【体との対話note】子供時代の押し潰されそうな不安感と向き合ってみた

今でこそ、随分と身体と心の力が抜けて楽になってきた私。
それまでは、子供時代から不安感がずーっと続いてきていたんです。
だって、高校時代と40代には「これってパニック障害?」と思うような症状が出たりしてたんですよ。どんだけ生きづらかったのか。自分と向き合ううちになくなりましたが。

そんなこんなで本当に辛かった。不安に押し潰されそうだったもんなぁ。
いやもちろん、子供らしく楽しいこともあったよ。
でも、無邪気に子供らしく振る舞うことはあまりなかったと思う。

その当時、心療内科あたりで診察してもらったら、おそらく不安神経症と診断されたかと思います。確かにそんな症状も出ていたし。それくらい生きづらかったんです。

だからと言って、親から虐待されていたとかではないけど。ごく普通(って何?)の家庭。経済的には、ほんの少しだけ恵まれていた方。
ただ、親からあまり褒められた記憶もなく、甘えた記憶もなく…。

温かくて愛情いっぱいな家庭というわけでもなかったと感じています。
今思えば、家でも常に緊張していたのかなと。
真相はわからないけど、私がそう感じていたということ。ここが重要。

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ということで、子供時代の生きづらかった自分を思い出して、身体と対話してみました。

小学生時代の自分を思い出すと、胸が苦しく呼吸がしづらい感覚になりました。
これを認めてあげて、少しの間この感覚と一緒にいます。

しばらくすると、「胸の上に重い大きな岩がのっていて息苦しい感じがある」という言葉が浮かびました。
身体の感覚にぴったりです。

その感覚に寄り添っていると、高い崖と崖の間に渡した綱を渡っている自分の姿が見えました。

周りは真っ暗。
私は落ちないように必死。

身体の内側に響かせると、「確かに子供の頃は、こんな精神状態だったなぁ」と。
身体の感覚としては「足元グラグラ」「胸が圧迫されて息苦しい」「頭はクラクラ」というように複数出てきました。

それぞれ関連していると感じたので、どれか一つに絞らずに同時に感じてみました。その感覚と同化しないよう、少し距離を置いて。

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しばらく感じると、自分自身が身体から抜け出している感じがしてきました。
「身体の中にいると辛すぎるからいられない」と。

ううう、本当に子供の頃の私かわいそう。本当に辛かったんだよね。
生きた心地しなかったもんなぁ。

閑話休題。

で、「辛かったね」としばし共感していると、だんだんと足元にエネルギーが戻ってきて、ズンと重くなるような感覚が。
地に足がきちんとつくような、力強い良い感覚です。

おおお~と思っていると、「自分の足で立てる」という言葉が出てきたので、身体の内側に響かせると若干の違和感が。
もう少し探ると、今度は「自分の足で歩いて行く」に。しっくりきます。

この辺になると呼吸がかなり深くなっていました。
途中から胸苦しさは減って呼吸が楽になってきているのは気づいていましたけどね。

最後、安心感に包まれて「私は大丈夫なんだぁ」と思えたので、身体に終わらせていいか尋ねたら、「ひとまずはいい」そして「また来てほしい」とのこと。

長年抱えている感覚なので、一度で解決するわけはないね。わかってるさ。
ということで、再度トライします。


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長沼美恵
ウェブサイト
https://heart-ikiiki.amebaownd.com/

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