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2023.12 リゾートしらかみ〜自分を見失うとはこのことの巻〜

進め いい時も駄目な日も 些細な日も

▼交通費をケチった旅行です。

暇はあるのでのんびり帰ります。
感想「わたしには向いてない。」以上。


DAY3

  • 湯の川温泉 ++++++ 函館駅前(路面電車って旅情)

  • 函館駅(お土産~!)

  • 函館駅 +++++ 新函館北斗(にぎやかインドネシア人に囲まれ困惑)

  • 新函館北斗 ++はやぶさ++ 新青森(青函ワ~~~プ!)

  • 新青森 +++++ 青森

  • 食事処おさない(どうしても食べたくて・・・)

  • A FACTORY(🍎のお土産はここ)

  • 青森 +++リゾートしらかみ+++ 秋田(通し乗車ヤベエ、無理)

  • 秋田 ---- 東北某所(夜着)


AM9:37 この時はまだ知らなかった

路面電車に揺られておおよそ30分。
函館駅に到着です。
帰省や旅行でごった返す駅で
お土産を購入します。
コンパクトに何でもそろうから
函館駅の店が一番好きかも。
この旅のお土産は
①五島軒 レジャニー(安定のブーケシリーズ)
②ハコダテマウンテン(ドリップコーヒー)
一緒に食べれば函館を思い出せそう。
いつかこのコーヒーを作っているカフェでお茶のみしたい。

さよなら~。またくるね。

「特定特急券」は使うの少々緊張する。
全席指定のはやぶさ号で所定の区間、
だれも座っていない席なら座っていいよ。
でも満席の時はデッキに立ってね。
というルールの摩訶不思議な特急券。
(なんでこんなややこしい切符を売っているか教えて、鉄オタ)
えきねっとで出発5分前まで空席をチェックしながら
ポジション取りをする30代中盤女性。
我ながら滑稽で笑える。
無事に着席して、1時間ほどで新青森。
おう、意外と楽勝じゃねぇか。

わざわざ青森駅までやってきましたよ。

PM0:56 食欲が強いから生命力も強いはず

リゾートしらかみは新青森からでも乗車できます。
それを知っているにもかかわらず
わたしは青森駅までやってきました。
理由はただひとつ。
「ホタテフライが食べたい」
ホタテのために青森駅まで来るとは
我ながら食いしん坊。
「うまそうだな~食いてえな~」
目をつけていた食堂へ
迷わず足を動かします。
期待してただけあっておいしい。
青森のホタテはやっぱりうんめえ~。
幸せなランチタイムです。
ちなみに松ケンの顔がめちゃくちゃタイプ。
地味に青森推しです。
でもあいつら同じ東北でも何言ってるかわかんねえんだよな。

むちっとしたホタテを独り占め!!
りんご関係のお土産はこちらで。

PM1:43 開戦。

2回目の乗車となるリゾートしらかみ。
初乗車はたしか2016年ごろだったと記憶。
その時は仕事の相棒も傍らにいて
長いけど暇はせず、という感じでした。
今回はわたし1人。
しかも青森~秋田の通し乗車。
まあ、乗ればつくからのんびり行きましょ。

2度目の橅、よろしく頼む!

リゾートしらかみは、まず、街中の奥羽線を抜けます。
ここは睡眠タイム。寝て大丈夫です。
川部駅に着いたら起きてください。
五能線に入るあたりでおやつタイム。(1回目)
わたしは2個、おやつを持って乗車。
新青森駅で購入した嶽きみカリカリドーナツ。
しょっぱくておいしい。好きな味。
しかしボリボリ音がすごいのと
ボロボロ屑が落ちるのでお気をつけて。

2023年びっくりおいしい大賞。

今回は海側A席が取れずでしたが
ふと窓に目を向けると白銀の世界。
リゾート列車の大窓から
こんな真っ白な世界を見るなんて贅沢。
窓に映る顔には嶽きみのクズついてるけど。

ノスタルジ~。

リゾートしらかみ。
1人で乗車するなら3号車をオススメします。
わたしのようにA席が取れなかった方には
とてもオススメ。
廃止となった売店が3号車にあった
名残で海側に設けられたカウンター席が
そのままある。
そこに座れば海の景色も十分に楽しめますし、
荷物も目の届く範囲なので心配事が少ないです。
陸奥森田駅でカウンターに移動すると
ちょうど海の景色が楽しめると思います。

五能線らしい景色が見えてきた

千畳敷駅までたどり着けばいったん休憩。
15分の停車時間は出入り自由。
出発前に3回の汽笛を鳴らしてくれるので
それまでは海岸に行くも良し
席でくつろぐも良しな時間です。
千畳敷から郷愁あふれる日本海を見れば
なんだか東北に生まれて良かったとさえ思える。

ウミネコたちにご用心。
お殿様たちがピクニックした場所らしいよ。
わりと穏やかだね。

汽笛の合図で席に戻りしばし外を眺めます。
カウンターは他のお客さんが利用中なので
席からA席に目をやると
海の上を走っているかのように見えます。
窓枠がすべて海。
線路も、道路も見えないから
海を列車でわたっているかのよう。
D席も悪いことばかりじゃないね。
心の中で呟きながら2回目のおやつタイム。

最高、愛してる。

青森といえばアップルパイ。
A Factoryをウロウロしてたら
おいしそうな子がいたので購入。
個人的NO1アップルパイは
弘前は茶房CoCoの酸味・シナモン強めのやつ。
今回購入したアップルパイは
大きなリンゴで食べ応え満点のやつ。
酸味も甘みもちょうどいい。
アップルパイ食べ比べの旅も楽しそうだねえ。

深浦を過ぎれば海の景色も終わり。
夕暮れも過ぎて真っ暗なので
睡眠タイムに入ります。
残すところざっと2時間半。
日程と予算に余裕がある方は
鯵ヶ沢、深浦、ウェスパ椿山あたりで宿を取ると
ちょうどいいかと思います。
・グランメール山海荘
・不老不死温泉
この辺りがオススメです。
通し乗車はさすがに飽きるしきつい。
そもそも鉄じゃないし、せっかち女だしね。

さてさて眠りにつきますよ。

PM5:55 まだつかねえのか・・・お尻いたいよ。

すやぁと眠ること1時間ちょっと。
能代駅で目が覚めてしまいました。
何の変哲もない奥羽線を行きましょう。
ここでそろそろお楽しみ。
スイッチバックです。
東能代駅から先は進行方向が逆になるので
自分で席を回転させましょう。
乗客もだいぶ減りましたが
なぜか周りはみんな通し乗車の民。
ある種の連帯感すら生まれ始めていて
不思議な感覚に陥ります。
また住宅街をぼ~っと眺めながら
秋田駅を目指していくのでした。

リゾートしらかみ、通しで乗車するもんじゃない。
それが私の素直な感想です。

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