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恋は記憶の積み重ね?!

恋って記憶の積み重ねなの?

最近、ふと、こんな疑問が私の心に渦巻いた。
少なくとも私自身は、恋って、心で、つまり感情でするものかと思ってた。

けれど、昨今のドラマを観てると、そういう私の思いは否定される。

今期、記憶喪失になった主人公のドラマのラッシュで、
方向性やら、テーマは、それぞれ違うものの、
どの主人公も、記憶を無くしたとたん、恋人のことは忘れる。

忘れるのは、記憶喪失だから当然だろうけれど、
再び会った時にさえ、はて?みたいな顔して、全く心が動かない。
少しくらい、心が動いても良くない?

恋は、感情派の私は、やや腑に落ちない。

脳には自分自身の蓄積された思考回路が詰まっているものの、
恋って、その脳にある思考回路とは別次元の、
心(感情)に突き動かされて、好きになったりするモノ。
私の中の恋の概念は、そんなモノだったから、
記憶喪失で例え数々の恋のエピソードが消えたとしても、
恋の相手に再会したら、何かしら心が動いてもよくない?

例えば、恋にも色々あって、友達付き合いから始まって、
段々にお互いを理解するようになって、段々に惹かれ合って恋に落ちた、
ならば、その過程の記憶がスッポリ抜けたら、恋には落ちない。
って事にはなるだろう。

けど、しかし、
出会った瞬間、あるいは、出会って初期の頃に、何かしらの強い感情に心が突き動かされ、恋に発展した場合は、例え、記憶が無くても、同じ人を前にしたら、同じ様に心が動くんじゃないの?

私の場合、出会ってすぐに、心(感情)が、恋人コースか友達コースか、無意識にジャッジするので、その後の展開にある程度の時間を重ねるにしても、思ってみない人と恋に落ちたなんて経験は、人生にない。(キッパリ)

だから、私の場合は、記憶喪失になったとしても、
再び会えば、勝手に恋人コースか友達コースか?心が動いて、時間を重ねるプロセスは違うにしても、再び同じ人と恋に落ちる、ことになる。

とか、何とかモヤモヤしてたら、
今期のドラマで、私が一番好きな『アンメット 脳外科医の日記』
の三瓶先生が、私のモヤモヤを解消してくれた。

あのドラマ、主人公のミヤビ演じる杉咲花ちゃんが超ハマり役で、すごく魅せられるんだよね~。そのミヤビと婚約していた三瓶先生の台詞が以下。(ドラマより抜粋)

「強い感情は忘れません。記憶を失っても、その時感じた強い気持は残るんです。多くの論文にもそう書いてますよ」

それに対してミヤビが、
「記憶が無くても、心が覚えてるってことですか?」と聞くと、
「そういう事です。」と答える三瓶先生。

そうでしょ!私も、その説に激しく同意!!
三瓶先生の台詞で、恋は感情派の私はスッキリした。

とは言え、恋という強い感情からスタートしても、長い付き合いとか結婚生活になってくると、やはり二人の時間の積み重ねという記憶が大切になってくることは、間違いない。

脳と心って摩訶不思議。。。

今日のポップなさとり

「恋は記憶の積み重ね?!」


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