見出し画像

成績を上げたいのなら朝を最大限に活用するべし!

中学受験で勉強されている皆様、朝を最大限に活用されていますか?
よく聞く話が「夜遅くまで勉強してて・・・」
それ、とーっても勿体ないです!夜遅くまで勉強するのなら、その分早く寝て朝早く起きて勉強するようにシフトしていきましょう。

朝活の力を理解することは、成績向上の鍵です。以下に、なぜ朝活が有効であるのか、そしてどのように朝を活用するべきかについて詳しく解説していきます。

朝勉強のメリット

1. 静かな環境での集中できる

朝早く起きれば、まわりが静かな時間帯になります。家族や他の騒音が少ないため、集中力が高まります。この静かな時間を使って、集中して勉強に取り組むことができます。

2. 新鮮な気持ちでのスタート

朝は新しい一日の始まりです。よく休んで目覚めれば、体も心もリフレッシュされた状態で勉強に取り組めます。これによって、効率的な学習が可能になります。

3. 記憶力の向上

朝は脳が活発に働く時間帯です。この時間に学習すれば、情報がより深く脳に定着しやすくなります。新しい知識を取り入れるのに最適な時間帯と言えるでしょう。

4. 自己管理と継続の鍛錬

朝早く起きて勉強する習慣は、自己管理能力を高める上で非常に効果的です。毎日自分を起こし、学習に取り組むことで、継続力が養われ、成果が出やすくなります。

5. 余裕のある朝食と健康的な生活習慣

朝に余裕があれば、ゆっくりと栄養のある朝食を取ることができます。健康的な食事と規則正しい生活リズムは、学習の効率を向上させる要素となります。

実際に長女が中学の受験勉強をしていた頃、小学4年生頃から朝5時に起きて、朝勉強を1時間程度していました。

その頃のタイムスケジュールは以下のとおりです。(小学5~6年生の頃)
5:00 起床
5:00 - 5:30 身支度
5:30 - 7:00 勉強
7:00 - 7:30 朝食
7:50 登校
16:00 帰宅
16:00 - 17:00 遊び
17:00 - 17:30 夕食の準備
17:30 - 18:00 夕食
18:00 - 19:00 読書
19:00 - 19:30 お風呂
19:30 - 21:00 宿題&勉強
21:00 - 21:30 明日の準備と寝る支度
21:30 就寝

小学1年生~3年生の頃はもっと早く寝ていました。

小学生が朝5時に起きる習慣を身につける為のコツ

1.徐々に早めていく

一度に大幅に時間を変えるのではなく、徐々に早めていくことで、身体が適応しやすくなります。例えば、毎日30分早く起きるように調整していくと良いでしょう。

2.規則正しい生活リズムの確立

毎日同じ時間に就寝し、同じ時間に起きることで、生活リズムが整います。

3.明るい照明の利用

就寝前に明るい照明を使うことで、体内時計を整える助けになる事をご存じですか?就寝前に明るい照明を使うことで、以下のような効果が期待できます!

  1. 夜型のリスク軽減: 夜型の生活リズムを持つ人たちは、朝起きるのが難しい場合があります。明るい照明を使うことで、夜型の生活リズムを整え、朝型に近づけることができます。

  2. 活発な生活習慣の促進: 就寝前に明るい照明を使うことで、夜間の活動が促進される場合があります。これによって、生活習慣が活発化し、より健康的な生活が送れるようになります。

  3. 睡眠障害の緩和: 明るい照明を使うことで、睡眠障害や不眠症の症状が緩和される場合があります。規則的な明るい光を浴びることで、睡眠のリズムが整いやすくなります。

注意点としては、寝る前に明るいスクリーン(スマートフォンやテレビ)を使うのは避けることが望ましいです。ブルーライトがメラトニンの分泌を抑制し、寝つきを悪くする可能性があるためです。代わりに、明るい照明や自然光を活用することが推奨されます。

4.朝の活動を楽しくする

起きた後に楽しい活動があると、モチベーションが上がります。例えば、好きなアニメを見たり、お気に入りの本を読んだりする時間を作ると良いでしょう。

5.朝食の用意

早起きが慣れるまで、朝食が楽しみになるようなメニューを用意すると、起きるモチベーションになります。
因みに我が家では「早朝限定メニュー」を作成してテンションを上げてあげました。予め作って用意しておくと、いざ起きられなかった時に限定メニューを出す訳にはいかないので、限定メニューの食材は全て冷凍食品をフル活用して、見た目重視のファミレスのお子様ランチ風にしました(笑)

6.夜の活動の制限

就寝前の1〜2時間は、スクリーン(スマートフォンやテレビ)を使わないようにし、リラックスできる環境を整えましょう。
これは大人にも有効ですね。

7.親のサポート

親が一緒に起きてサポートすることで、子供は安心感を得ることができます。でも起きないからといって「早く」とか言ってしまうのはNGです。朝から怒りながら叩き起こしても、何も良いことはありません。一日の始まりの大事な朝はテンション高めで明るく起こしてあげましょう。
そして、早く起きても勉強しなかったからといって、そこで怒るのもNGです。怒りで解決する事って意外と何もないです。自分のストレス発散の捌け口になる程度です。

8.報酬やポジティブな強化

朝早く起きられた場合には、褒めたりご褒美を与えることで、モチベーションを維持できます。

  1. 褒め言葉や称賛
    起きたら、子供に対して「すごくよく頑張りましたね!」と褒めましょ う。朝の活動が終わった後、前向きな言葉で子供を称賛しましょう。

  2. スタンプやシールのシステム
    毎朝、起きることができたらスタンプやシールを与えるシステムを作りましょう。一定の数のスタンプやシールがたまったら、特別なご褒美を与えると子供はやる気を持続させるでしょう。
    我が家では、スタンプが溜まったら娘が行きたいところへ連れて行ったりしていました。

  3. 小さなご褒美
    朝活が習慣化されたら、小さなご褒美を与えることでモチベーションを維持できます。例えば、好きなお菓子や特別な遊びの時間を提供など。

  4. 一緒に過ごす時間
    子供が朝活を続ける姿勢を見せたら、一緒に過ごす時間を持ちましょう。例えば、親の方で余裕があれば一緒に読書をしたり、休みの日は朝の散歩を楽しんだりします。

  5. ポジティブなフィードバック
    子供が朝活を続ける姿勢を見せたら、ポジティブなフィードバックを心掛けてください。例えば、「朝早く起きて勉強することは素晴らしいことだよ!」等、子どもは親に褒められるのが一番嬉しいのです。

これらの方法は、子供が朝活を続けるモチベーションを高めるための手段です。ただし、ご褒美は適切なタイミングで与えることが重要です。子供の努力や継続に対して適切に応えることで、朝活が習慣化されるでしょう。

9.継続的なサポート

少しずつ改善が見られるまで、継続的にサポートしましょう

  1. 目標の設定と追跡
    子供と一緒に目標を設定しましょう。例えば、週に何日起きるか、起きた時間の設定などです。目標達成のプロセスを一緒に追跡し、途中での成果を確認します。

  2. 困難に対する助言
    子供が困難に直面した場合、一緒に解決策を考えましょう。例えば、寝る前の準備を整える、リラックスする習慣を作るなどのアドバイスを提供します。

  3. ポジティブな強化
    成功や改善が見られた場合、子供を褒めましょう。自信を持って取り組む助けになります。

  4. 一緒に参加する
    朝早く起きて一緒に活動することで、子供にとってのサポートとなります。例えば、一緒に読書をしたり、朝の散歩を楽しんだりします。

  5. 理解と共感
    子供が困難に直面した場合、その気持ちを理解し、共感することが重要です。子供の感情を尊重し、共に解決策を考えます。

  6. 継続的な応援の言葉
    子供が朝活に取り組む姿勢を見せたら、その努力を認めて応援の言葉をかけましょう。「君の努力は素晴らしいよ」と伝えることで、子供のやる気を引き出します。

これらの方法を通じて、子供に継続的なサポートを提供しましょう。少しずつ改善が見られるまで、忍耐強く子供を励ましましょう。

今まで遅く起きていた子が、急に早く起きるのは非常に困難だと思います。
そして早寝の習慣がない子も同様。しかし、そのまま遅くまで起きていて、翌朝もギリギリまで寝ている生活を送るよりも、朝早く起きて活動できる習慣がついた方が、この先様々な事に有利です。
根気よく付き合っていくことになると思いますが、お子さんの為に親子で頑張っていきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?