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自由自走型組織をつくるサポート役、薬剤師岩橋さんの素顔に迫る!


今回はやなぎ調剤薬局のブロックマネージャー、岩橋さんにインタビュー! エリア全体から個人まで、マクロとミクロの両方の視点を持ち、店舗の枠を超えて活躍されている岩橋さんの素顔に迫ります。

健やか薬局やなぎ店

前職の経験が今も生きている

ーまず、自己紹介をお願いいたします!

はい!では、略歴的なところからお話しさせていただきますね。
まず薬剤師になったきっかけなんですけれども、実はこれ、たまたま化学が得意だったことなんですよね…笑 あとは、国家資格が得られて安定して働けることに魅力を感じたので、薬剤師という道を選びました。
最初は調剤併設型の企業に入社し、7年ぐらい働いたのちに転職しメディカルリンクへ。そして今こちらでブロックマネージャーとして働かせてもらってるっていう形になりますね。

ー化学が得意というのはとても憧れです。

いえいえ、ほんとたまたまですよ(笑)

ー現在は、ブロックマネージャーをされていますが、具体的にはどういうお仕事か教えてください。

はい、仕事の内容としては、人材教育や人材育成、他店のフォローやサポートといったことを総括的に行っています。あとは数値管理もですね。私が担当するブロックには店舗が3つあり、その3店舗の総括的なフォローを行っています。

ー複数店舗を俯瞰するような感じですね。リーダー職になられるまでにはどのような過程があったのでしょうか?

そうですね、僕は前の会社での経験が大きく生きていると思っています。
前の会社はドラッグと調剤と両方経験できる会社で、僕はどちらかというとドラッグ系の方が興味があったんでそっちの方の道に進んでいくことになったんですね。
ドラッグストアで何人かの店長のもとで働きましたが、その中でも特にとてもお世話になった店長には、売り上げに対する意識や数値管理など、様々なことを教えていただきまして…。僕の将来についても一緒に親身になって考えてくださる方で。その方が僕を店長へと推薦してくださったんです。
そういった経緯で店長になったのですが、その経験によって効率性の改善、人間関係、数字のことなどといったマネジメント業務を学ぶことができたので、それが今の働き方にもつながっていると思います。

ーそうだったのですね。ちなみに、調剤よりもドラッグの方に興味があった理由は、どういったところにあるのでしょうか?

ドラッグ部門の方は、自分で売り場を作って、狙った通りに商品が売れたりすると、その商品の売れ個数や売り上げがすぐにわかるようにシステム管理されてるんですね。自分が頑張ったことに対する結果とか成果っていうのが見えやすくて、そこに面白さを感じていたんです。


面白いのも難しいのも人材育成の醍醐味


ー現在のブロックマネージャーというお仕事で大変なところと面白いところをそれぞれ教えてください。

これはね、両方とも同じ答えになるかもしれないんですけど(笑)楽しいのも人材育成ですし、大変なのも人材育成だなって思いますかね。
やはり前職で上司にお世話になった経験というのが僕の中に深く残っていて、誰が上につくか、誰が教えるかによって、部下の仕事ぶりも人生も変えてしまうと思っているんです。だから僕は自分がしてもらったように後輩たちに返していきたいですし、自分に関わる人達には楽しく働いてもらいたいっていう思いがありますね。
だから、よりよいマネジメントや人材育成サポートっていうのを考えてやっていきたいんです。自分が教えた部下が育ってマネージャーになった時や、岩橋さんに教えてもらって良かったですって言ってもらえた時がうれしくて(笑)
逆に自分の思った通りに、なかなかいかない、難しい部分があるのも人材育成で。悩みながら考えながら、その子に合ったやり方で援助していくことがやりがいだと思っています。

ー難しくも面白いのが人材育成。ということで、何かこれまでのエピソードなどを教えてもらえますか?

うちの会社はトップダウン型組織ってよりも、その個人の自由な発想で働けるように促すという自由自走型組織っていうのを目指してます。この自走型組織っていうのは、自由にやらせてくれるという点ではいい風に聞こえるかもしれないんですけど、逆にその自走できない人にとってはすごく苦しいんじゃないかなと思っています。目標の立て方や自分のやりたいことがわからないとか、立てた目標に対してどういうふうに行動していけばいいのか分からないという方もまだまだいらっしゃると思っていて。

それで最近だと、管理栄養士の方の組織づくりをサポートしました。
今の会社の現状として、「管理栄養士さんはこういう仕事をしてください、こんな風に動いてください」っていうのが上層部から店舗レベルにまで落ちてくる段階ではなくて…。自分たちでどんどん仕事を見つけて動いて、開拓していかなければならないフェーズなんですね。その上で、会社は利益を出すこととは切り離せないことや、かかっている人件費のこと、それを超えて価値を生み出していかなければならないことを伝えながら管理栄養士さんの組織づくりをしているところです。

一つ取り組んだのは栄養士だけで行うミーティングを始めたことです。
例えば、栄養指導の業務をどういうふうに改善していけばいいかとか、その月に取り組んだことに対して反省点を上げて、次月のネクストアクションを決めて…というようなことを話し合ってもらうんです。そして、議事録を送ってもらって僕がそれにコメントを返すんですね。
そうすることによって、店舗の中で栄養士の子たちが一緒になって働く一体感を作っていったり、モチベーションを上げていったりするんです。とても効果があって、自発的に動いてくれたりするようになりました。店舗の前の黒板を書いてくれるようになったりとか。

ここは自走型組織なので、自分で考えて動いてくださいね~って突然言っても難しいんですよ、やっぱり。それをうまく導いてあげるのが僕らの仕事、マネージャーの仕事だと思ってます。


ーでは、最後にどんな人と一緒に働きたいかを教えてください!

そうですね、シンプルになっちゃいますけど(笑)
ポジティブ思考でやる気がある人がいいなと思います。もちろん、悩みを抱えたり、モチベーションの保ち方といったところで躓く時もあるでしょうから、そこはサポートしていきたいと思っています。

例えば働いて最初の1年とか2年とかは仕事を覚えること、勉強することで手一杯だと思いますし、それだけでも充実感があるのかなと思うのですが、年数がどんどん経ってくると日々の業務のマンネリ化が起きたり、何のために仕事をしてるんかなって考える方も出てくるのではないかと思うんですよね。僕も同じように悩んできたからこそ、そういったことに悩んでいる若手のフォローをしていきたいですね。

あとはモチベーションなのですが、モチベーションっていうのは誰かから与えてもらうものじゃなくって、自己管理するものだと僕は思ってるんです。例えば自分が将来どういうふうになっていたいか、どうやって働きたいかっていうことを具体的に考えられれば考えられるほど、日々の業務が未来にどんな風に繋がるかというイメージができるんじゃないかなと思います。若い世代の方には、そんな風に未来の自分っていうのを描きながら働いてもらいたいなと思いますし、僕も全力でサポートします!



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