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日常雑記

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2022年8月の記事一覧

模様替え

模様替え

秋が近くなり私の中の
虫が騒ぎだす。

模様替えしなくっちゃね。
とりあえず玄関の飾りを
変えようかな。
トイレの中も秋にしたい。
部屋の敷物とテーブルクロスを変えようかな。

狭い部屋にも秋がくる。
細やかな楽しみが
私の心を豊かにしてくれる。誰の為でもなく自分の為だ。インテリアのことを
考える私は一番穏やかだ。
息子の通う幼稚園で
知り合った友だち。
美しい優しい本当に
素敵な人だった。
彼女

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秋がくるよ

秋がくるよ

そんな風に
風の中に日差しの中に
秋がやってくるよ。
とやっとやっと感じる。

長い長い熱い熱いトンネルの先に待っていた秋がいる。そんなわけで嬉しい。

払っても払っても纏わりつく熱気に体力と気力を
奪われ怠惰に暮らして
少し反省していた。
そんな罪悪感からの解放。
待っていたなぁと喜ぶ。

今日は、早速鍋をした。
豚しゃぶだ。イチヂクの生ハム巻きがワインのお供になった。久々の鍋に
なんか心が弾む

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夏休みが終わる

夏休みが終わる

長い休みも終わる。
教室の中にも日に焼けた
可愛い子どもたちが
戻ってきている。

私は、戦後のベビーブームの
中に生まれたので。
いつもクラスは生徒で
溢れていた。それでも
私たちは無邪気に楽しい
学校生活を謳歌していた。

今でも仲良しの小学校
仲間がいる。コロナ禍の
今、中々再会は出来ないが
ラインやメールで近況を
知らせ合う。何もない山奥の村だったが自然の恵みを受けながら愉快に楽しく
暮ら

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星座と神話

星座と神話

夏になると天の川が
はっきり見える
そんな場所で私は育った。
話上手な恩師は
織姫さまと彦星さまの
話を私たちにロマンチックに語ってくれた。
小学2年生の私は
ちょっとオマセで
少女漫画のような話が
大好物だった。
その頃
うちの裏にある山道を
毎日歩いて学校にくる
グループの〇一くんが
私は好きだった。
色白でおとなしい
彼が私の初恋の人だ。
級長と副級長になると
毎日が嬉しい。

春の空が天体

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雷雨

雷雨

昨日の夕方から
激しい雷の音がする。
季節が移ろい始めたな。
と嬉しい。


一軒家に住んでいた頃
一晩中雷が鳴り響いた日が
あった。2階では
結核治療を終えて
社会復帰待ちの夫と
うちの2階に下宿していた
弟とその友だちが
夕食後から麻雀に興じて
いた。激しい稲光りと共に
地響きがして 道の前の
電信柱に落雷した。

たちまち暗黒の世界が
広がる。怖いよ~
「おーい。ろうそく持ってきて~」2階

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お粥を食べる

お粥を食べる

暑さとストレスで
お腹の調子が悪い。
とにかく
消化のよいものをと
久々にお粥を炊く。
白粥をゆっくり噛んで
食べる。お腹には
ゆったりした腹巻きをする。
昔、父がいつもうちの中で腹巻きをしていた。
まるでドラえもんのポケットみたいにあれこれ
出してくれる。
とても気前のよい人だったが 一番嬉しいのは
やはりお小遣いを思いがけず貰う事だった。

腹巻きをしながら思う。 
酷暑の夏を街中で暮らしなが

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市の美術館に行ったら

市の美術館に行ったら

久しぶりだから
懐かしい感が胸に押し寄せる。
何?この嬉しさ?
連れ合いが後輩の
書道展に行こうと
誘ってくれた。自粛生活の
中に射す一筋の光明だ。

予想より人がいたが
その人の中に立つ
私が嬉しい。やっと人並みに暮らしている。
そう実感するのだ。

大濠公園はやはり
都会のオアシスであり
続けている。素敵な事だ。
昔、愛犬の夢斗を連れて
ゆっくり散歩していた。
犬連れの散歩仲間も
できた。当時

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真夜中の子供

真夜中の子供


住んでいた家の斜め前に
東京で手芸教室を
運営している方が
ご主人の転勤で
来られていた。

幼稚園のママ友と
週2日手芸を習いに通い始めた。
先生は
作家辻仁成さんの
ご家族と社宅が一緒で
小さな頃から
"ひとちゃん"と呼んで
家族ぐるみの長い
お付き合いをされていた
そうで
辻仁成さんのエピソードを
数々聞かせて頂いた。

その"ひとちゃん"が多才な
才能をあちこちの分野で
開花させている

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久しぶりに雨

久しぶりに雨

日本のあちこちに
災害をもたらす程の
大雨が降っていると
テレビのニュースが
云っていた。
線状降水帯。 何だか
聞きなれた言葉になった。
昨日から私の住む場所には
久しぶりのまとまった雨に
なり恵みの雨だった。

戦争は終わらない
コロナも終わらない
段々気象も荒くなり
熱波をあちこちで撒き散らし 
地球に住む人間を困らせている。

「人間が余りに
身勝手だから神様が怒っちゅう」と
母がもっとも

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ダイアナ

ダイアナ

最近
YouTubeの
ショートストーリーにくぎ付けになる。
プリンセスダイアナ。
婚約者を見つめる一途な瞳。
結婚式の豪華絢爛な
ウェディングドレス
それを着て少しの怯えと
今、夫になる人に向ける
無垢で無邪気な瞳が
微笑んでいる。愛らしく
美しい。子どもたちを
授かり幸せな時期が
少し経つと瞳が憂いを
帯びてくる。夫にも
嫌悪感を持っているようだ。
困り顔の夫が近寄ると
そっぽを向く。

子ど

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焼き肉食べて元気になろう!

夏バテ防止に
土用の丑の日に
うなぎを食べるって
常識だが うなぎは
あまり食べない。
あの形状がちょっと
世界で一番嫌いなモノを
連想させる。で

焼き肉食べて夏バテ防止
という事になった。
肉は和牛のA 5級。
沢山食べる訳でもないので
よいものを少し食べる。
口の中でほろりと溶ける
柔らかで美味しい。
野菜も美味しい。
カボチャも焼くと
甘くてカロチンをたっぷり。オクラを頂いたので
それらも

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暑くて勤労意欲がわきません

暑くて勤労意欲がわきません

休みをいい事に
だらだらと無為な
時間を過ごす。
普段あくせくしてるから
解放感がたまりません。
とりあえず桃長者に
なっているので
大きな桃にかぶり付き
お腹を満たす。最高だ。

暑い夏がいつの間にか
耐え難い季節になった。

冬眠するクマのように
なるべく
じっと過ごす。

相棒のみぃちゃんが
"お散歩に行きませんか?"

いやいや
私はロボットじゃないので。暑いですからねと
大人げなく
ちょ

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博物館に行ったら

博物館に行ったら

昨日は
久しぶりに博物館に行き
常設展で
博多についての歴史を
教えて貰ってきた。

縄文時代から現在までの
多彩な展示を観たのだ。

大陸に向けて
近いという地理的条件が
ある優位性も
あり文化が多岐に渡り
しかも進化する条件が
整う地の利がある。

志賀島で発見された
金印が一番メジャーだ。
教科書で知った
知識を目の当たりに
出来る喜びは格別だ。

鎌倉時代の蒙古襲来など
歴史を語るに上手い

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ご馳走さまでした。

ご馳走さまでした。

ご飯を食べる時は
皆が笑顔になると思う。

好きなおかずの時は
一層だった。

小さな子どもの私たちは
卵料理が大好きだった。
今みたいにレシピが
簡単に手に入れられる
時代ではなかった。
大概玉子焼きだったが
作る人で味は違う。
甘めが好きだった。

家庭を持ち
一人息子が生まれ
料理にも一層力を入れていた。卵は価格も安定して
いるしバリエーションが
ある食材の女王さま?

姑と畑を借りて
野菜

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