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夏休みが終わる

長い休みも終わる。
教室の中にも日に焼けた
可愛い子どもたちが
戻ってきている。

私は、戦後のベビーブームの
中に生まれたので。
いつもクラスは生徒で
溢れていた。それでも
私たちは無邪気に楽しい
学校生活を謳歌していた。

今でも仲良しの小学校
仲間がいる。コロナ禍の
今、中々再会は出来ないが
ラインやメールで近況を
知らせ合う。何もない山奥の村だったが自然の恵みを受けながら愉快に楽しく
暮らしていた。

春夏秋冬。
村の暮らしは季節ごとに
色合いを変えていく。

春は野山で遊び
夏は川原で遊び
秋は木の実をとった。
冬は子どもたちが
“火の用心”と云いながら
村をまわった。

さつまいもの収穫をすると
大きな釜でさつまいもが
湯がかれて
待ちかねていた子どもたちが、ホクホクのさつまいもをセッセと口に運んだ。
美味しい食べ物は人を
笑顔にする。さつまいもは
藁に通して干されて
“ほしか”になる。
皆のよいオヤツになった。
子どもが子どもとして
心豊かに過ごせた時代だった。
今年………….
子どもたちは、どんな夏休みを心に刻んできただろうか。聞いてみよう!!

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