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詩: 年越し


となりの部屋で眠る
二人の吐息が
なぜか 潮騒のように聞こえる
今日のような夜にも
海はかわらず寄せているだろう
家まで聞こえる鐘が
108つよりもずいぶん多く鳴る
笑いながら来た人たちが
また同じように去ってゆく
初日の出の下で
海はかわらずかがやくだろう
夏の記憶の中で
海はかわらず寄せているだろう


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あけましておめでとうございます。

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