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【転職】カジュアル面談はキャリアの定期検診

御堂筋です、IT企業でキャリアアドバイザーをしています。
今回は「カジュアル面談」について解説をしてみました。

  • カジュアル面談とは何かそもそも知らない方

  • カジュアル面談をどう活用したら良いか分からない方

  • 普段から転職活動をしていこうと考えている方

などを中心にお読みいただけると嬉しいです。

カジュアル面談とは何か?

「選考要素のない面談」 です。
会社の事業・組織・働き方などざっくばらんに聞くことのできる場になっています。
時間としては約30分〜1時間程度になります。

カジュアル面談ではどんな話をするのか?


形式のパターンとしては2つあります。

  1. 企業説明会のようなパターン

    1. 企業がスライドを画面共有しながら企業について紹介をしていくパターンです

    2. 1時間の内45分程が企業説明で、残り15分で逆質問という構成がほとんどです

  2. 対話ベースで進めていくパターン

    1. 最初に「どんなことに興味を持って来てくれたのか」というヒアリングが入り、そこからお互いに話を進めながら聞きたいことを聞いていくパターンです

    2. 内容に応じて企業ブログのリンク共有や、画面共有での説明が入ります

カジュアル面談ではどんなことを聞けば良いのか?


「基本的には自分が聞きたいことをどんどん聞いてみる」 スタンスでOKです。
ここでミスマッチを感じながら選考に進んだとしても入社後のミスマッチは防げないからです。

気になることは徹底的に聞いておいて、懸念事項を払拭できると有意義になるでしょう。

「年収についてはどこまで聞いて良いのか?」と聞かれることがあります。
「だいたい自分と同じ経験値の方はどのくらいの給与レンジか?」と聞いてみると良いでしょう。
というのも、 「自分の給与」について聞いてみてもまだ選考をしていないのでどこまで出るか分からないのが正直なところだから 、です。

幅を利かせた質問を投げかけてみることで、大体の目安は掴めるようになるでしょう。
「自分の市場価値はどれくらいなのか?」 を知る目的でも、カジュアル面談を活用してみると良いでしょう。

カジュアル面談後の流れは?

「選考意思」 を聞かれるでしょう。
選考意思があればその時点である旨を伝えて、以降の流れについて企業側に確認を取ることになります。
スピーディーな企業はその場で面接の日程調整まで済ませることもあります。

検討中・選考意思の無い場合は特に以降の動きは無く、意向が変わった場合には候補者の方から連絡することがほとんどです。
(追いメッセージが来るかとは思いますが興味がなければスルーでも問題ありません)

どんな風にカジュアル面談を活用すれば良いか?


  • 他社がどのような取り組みをしているのか、などの情報収集

  • 企業からの話を聞くことで自らの転職軸を明確にする

  • 自身の市場価値を確かめる

そういった文脈で活用すると良いでしょう。

まとめ:定期的にカジュアル面談に参加することで「外の目」を養おう


カジュアル面談は選考要素もなく、短時間で情報を集めることのできる場です。
求人票を読むだけではわからないことがカジュアル面談を通して知ることが出来ます。
ぜひ気軽な気持ちで参加してみることをおすすめします。

カジュアル面談後、選考に進まれる方へ・・・


職務経歴書が必要になるかと思います。
職務経歴書の書き方については以下の記事で解説をしていますので良かったら。

面接については以下を御覧ください。

参考記事


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