【読書】やる気に頼らないための方法論「コーチング」
こんにちは、御堂筋です。
IT企業でキャリアアドバイザーをしております。
本日は以下の本をアウトプットします。
私自身、現在マネージャーではないのですが次の点を期待して購入しました。
非常に学びになる要素が多く散りばめられていました。
メモ程度ですが、Twitterにもまとめています。
#1 理想は問いを分解するコーチング
やってはいけない質問方法として以下が挙げられていました。
この質問だと「良かったです・悪かったです」という安直な回答になってしまい深堀りに繋がりません。
おすすめは 時系列で振り返る ことです。
例えば営業の商談を振り返る際は、
といったように、 それぞれのプロセスで深堀りを入れていく と問いが分解されていきます。
私の場合、キャリアアドバイザーをしているのでこれを応用するのであれば・・・
といったところでしょうか。
意思決定だけでなく、キャリアコーチングにも活かせそうだなと思いました。
#2 大切なのは「ポジティブな内省」
このポジティブな内省をすることで自然と前向きな気持ちになりながら教訓を引き出すことができます。
「問題」と「課題」の違いを認識して、正しく課題設定をしていく
問題を「なぜ?」で分解していくと、数々の課題が出てきます。
その際に注意しなければならないのは決して 結論ファーストで答えないこと です。
結論から答えようとすると、「〇〇だから」と浅い答えで止まってしまいます。
重要なのは「なぜ?」で問題を分解していくこと、結果的に課題を多く出して次に活かしていくこと です。
解を焦らず、じっくりと深堀りながらポジティブに内省をしていきましょう。
#3 強みの言語化は「他者との比較」から出てくる
私もキャリア面談をしている中で以下のご相談をいただきます。
私の場合はよく、
といった形で「感謝」を起点に深ぼることが多くあります。
本書では、 結局人間は比較して初めて自分の状態が分かる と主張されています。
といった要素を引き出してみましょう。
そこを起点に深堀りすることで相手の原点が明らかになっていきます。
細かいTipsたち
◎ 認識のすり合わせの一言
→ 相手の話を聞いた際に、すぐに話を進めるのではなく一言理解の確認を入れるだけでも「自分の話を聞いてくれている」という気持ちが芽生えます。
◎ 自己開示は共感ポイントに寄せる
共通点が見つかると、相手の印象は大きく変わります。出身校や趣味など、簡単なものでもOKです。挫折経験などの共通項があったりすると親近感を抱いてくれたりします。
技術的な部分で 「マッチング」 というものがあります。
相手の話すスピードなどに合わせることです。
「さりげなく」が重要。
私は基本早口なので、どうしてもゆっくり話す方とスピードが合わないことがあります。ここは意識してスピードを柔軟に変化させていこうと思いました。
まとめ 大切なのは「問い続ける姿勢」
簡単な答えで満足していないでしょうか?
相手の話を聞いて反射で「なるほど、それで・・・」と進めていませんでしょうか。
コーチングにおいて 時間が余ることは絶対にない と書かれています。
質問の「型」を身につけることで「時間が足りない」という状態になります。
まずは問い続ける姿勢を大切に、向き合ってみると良いかもしれません。
以上です、詳しい内容が気になった方はぜひご一読いただければと思います。
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