【転職】面接が通過しない時に確認すべきこと【前編/一般的な確認事項】
こんにちは、御堂筋です。
IT企業でキャリアアドバイザーをしています。
今回は転職活動で面接が通過しない方向けに確認すべきことについて解説しています。
こんな悩みがある方はもしかしたら記事を読むことで、少しは解決できるかもしれません。
こんな人に読んでほしい
転職活動中で面接が中々通過しない人
これから転職活動を始める人
面接が通過しない求職者を担当しているキャリアアドバイザー
面接が通過しない時に確認すること4点
①:一般的な回答の言語化は出来ているか?
そう考えている方も少なくないですが、どんな形でも良いので文字に起こしてみましょう。
何となく考えていることを落ち着いて話すことは難しいです。私自身も、アドリブで話せと言われたら浅い話が出てしまうと思っています。
話している内に論理が矛盾したり、何を伝えたいか不明瞭で伝わらず…といったことも多くあります。
まずは紙に自分の考えをメモ書きして、そこからメモアプリ等にタイプしていくことをおすすめします。
おすすめは 「Google Document」 です。
見出しも付けられますし、コメント機能もあるので第三者にレビューしてもらいやすいです。
まずは伝えたい内容の言語化が出来ているか、確認してみましょう。
②:言語化した上で、「何故」の深堀りが出来ているか?
言語化が出来ている方は、次は「理由」について深堀りが出来ているかチェックしましょう。
面接では以下の要素が重要視されます。
地頭が良いかどうか
客観的な視点を持てているか(= メタ認知できているか)
論理的に筋の通った意見にするためには「何故?」と問われても納得感のある主張をすることが必要です。
一般的には 「何故を5回問いてみよ」 と言われています。
一つひとつの回答に「何故?」とツッコミを入れることで、「意外とここ、考えが浅いな…」と気づくことも出来ます。
理由を考え抜き、主張に説得力を持たせましょう。
③:PREP法で伝えられているか?
ここまで出来るとある程度整っている状態だと思います。
とはいえ面接では内容が良くても相手に理解をされなかったら「イイタイコトが分からない…」となって通過することが出来ません。
聞き手である面接官に「〇〇だから転職したいのですね、なるほど!」と思わせるために「PREP法」は非常に有効なフレームワークです。
「PREP法」とは、以下の4要素の頭文字から取られたフレームワーク(枠組み)です。
例として文章を用意しましたので参考にしてください。
自身の強みについてPREP法で話す際の文章です。
「何故?」で深堀った内容はそのまま伝えると冗長になりがちです。
しかしPREP法で整理することで面接官に 「この人は短い時間で要点を明確に伝えられる人だ!」 と印象づけることが出来ます。
どんな回答にもPREP法を意識してみましょう。
④:表情明るく、話すことが出来ているか?
意外かもしれませんが、「表情を明るくする」それだけでも面接が通過することが少なくありません。
というのも面接官は 「一緒に働きたいか?」 という観点でも候補者を見ているためです。
もしあなたの会社にとっても暗い人が入社したらどんな風に思うでしょうか。
少なくとも良い気はしませんよね。
口角は上がっているか?
声のトーンはいつもより高いか?
誰かにチェックしてもらうだけで1社通過するかもしれないと思うと、これ程コスパの良い改善案は無いかもしれません。
まとめ:兎にも角にも「言語化」から。話す内容を全て文字に起こしてみましょう。
以上4つの確認事項についてまとめました。
私自身、求職者の方で「面接通過」が課題になっている方は上記の順番で確認しています。
基本的にこの4つをブラッシュアップするだけでも改善前よりも確実に選考通過することが出来ています。
これをやりきって選考が通過できていない場合は「内容」に改善の余地があるかもしれません。
後編では 「面接での一般的な質問集と回答の方向性」 について解説しています。ぜひそちらもご参照頂ければと思います。
以上です、最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?