『リーダーの仮面』
今回は以下の本についてアウトプットします。
といった理由から購入しました。
学びが非常に多くありました。
どんな人におすすめか?
といった方はぜひ読んでみるとヒントが見つかるかもしれません。
✅ 学び①:「尊敬されたい・すごいと思われたい」という気持ちを捨てるべし
リーダーは素顔を見せず、仮面をかぶることが必要です。チームの成果が最大化されるために、役割を演じましょう。
会社がリーダーに求めることはただ一つ、 「チームの成果を最大化させること」 、これにつきます。
役職が上がると「偉い」「すごい」という感情が出てきてしまいます。
人間なので当然です。
しかし、リーダーとして会社から評価され、さらに市場価値を上げていくのであればそういった感情は捨てきることがリーダーとしての第一歩だと、本書では書かれています。
「仮面」と聞くと本来の自分ではないような気持ちになってしまうかもしれません。
しかし、これはあくまで「会社での姿」であってプライベートとは関係ありません。
「自らが成果を出す(=チームの成果を最大化させる)ために、持っておくべきマインドセット」 になります。
リーダーの仮面をかぶり、チームに貢献しましょう。
✅ 学び②:リーダーは「マネジメント・ファースト」を心がけるべし
自分の成果が出ていなかったとしても、メンバーが成果を出すためにできることをすべきです。マネジメントを優先させましょう。
だいたいリーダーなりたての頃は自身も現場に立ちながらメンバーを育成していく「プレイングマネージャー」のような立ち回りになります。
はじめてプレイングマネージャーを経験すると、どうしても自分の成果が落ちがちです。
そうすると「成果が出ていないのに、みんなにあれこれ言って良いのだろうか…」と思ってしまうこともあるでしょう。
しかし再掲ですが、リーダーの役割は 「チームの成果を最大化させること」 であって、自らの成果を最大化させることではありません。
極論、自らの数値が落ちたとしてもチーム全体の数値が上がっていればあなたは評価されます。
常に「自分はマネジメントを優先できているか?」を問い続け、チームメンバーの成果が最大化されるようなアクションを取っていきましょう。
✅ 学び③:感情によらない「ほうれんそう」を心がけるべし
「報告・連絡・相談」において、感情を伴うことは不要です。機械的に行うことで、チームの意思決定スピードを向上させましょう。
感情が入っていると、チームメンバーは「あぁ、何か怒られるかもなぁ」とほうれんそうのスピードが落ちてしまいます。
しかし、淡々と事実をヒアリングし改善策を要求するスタンスを徹底することでメンバーは逆に心理的に安心した状態でほうれんそうを行えるようになります。
結果的にスピーディーに情報を吸い上げられるようになります。
他方、ポジティブな報告でも感情を入れてはいけません。
良い例なのが目標を達成した際に「すごいじゃないか!」と褒めてしまうことです。
褒めてしまうと目標を達成しただけなのに偉業を成し遂げたと勘違いしてしまいます。褒められることが目的になってしまいます。
期待を大幅に越えたときのみ、褒めるようにしましょう。
📝 本書を読んで自分が取り組めそうなこと
ほうれんそうの際は、過度な感情は出さないよう意識する
いきなり感情を廃するのは難しいと思ったので、まずは上記を参考にしながら少しずつ感情を減らしていけるようにしたいなと
「褒めてしまうと目標を達成しただけなのに偉業を成し遂げたと勘違いしてしまう」は確かにそうだなと思いました。もっとパフォーマンスを発揮できるはずのメンバーへの過度な称賛は失礼になりそうですね。
自分の成果が出ていないとき「こそ」マネジメントを優先させる
自分の成果が落ち始めたときに中途半端な状態でいると、余計成果が落ちると感じたからです。帳尻を合わせる意味でも、どちらかに振り切ることが必要なのだなという気づきでした
リーダーという「役割」を演じることにフォーカスする
あくまで「組織の中における立ち回り」という部分が心に刺さりました。プライベートは関係なく、組織やチームが成長し結果的に自らも評価されるために必要なスキルなのだなと感じています
まとめ
以上、少しでもお役に立ちましたら幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?