見出し画像

謝る事に、考える必要があるの?

おはこんばんにちは、つばめです。
福祉施設で、機能訓練指導員をやっています。


皆さんは、謝る時ってあれこれ考えてから謝ります?

今回は、”謝る事に、考える必要があるの?”についてお話しします。


反射的に出る言葉


想像してみて下さい、道端で歩いている時に反対方向から歩いてくる人と、誤ってぶつかったとします。


その時、反射的に「あっすみません!」って言葉がでませんか?

人とぶつかって「あれ?今のはどっちが悪いのかな?」って考えます?


確かに相手側にも非がるあるかもしれないけど、そんな事考える前に、私だったら「すみません!」って言葉が先に出ます。


変なルール


うちの施設では、事故が起こった場合、直ぐに謝罪しない変なルールがあります。


例えば、施設内で自力で動けない利用者に異変があり、受診の結果”骨折”と言う診断が下された場合、明らかに施設内での介護過誤が原因となります。


私が思う常識なら、
一刻も早く施設の代表が、家族の元に向かい、気持ちだけでもお見舞金を渡し、現状で分かる範囲での事故の内容についてと、施設での保険適応など今後の事についての説明を行い、とにかく謝罪をします。

ただうちの施設は私が思う常識とは異なり
施設が非を認めた事になるから、直ぐに見舞金を渡すな、変に謝るなと言われています。


施設の代表が出る事は無く、まず現場職員で対応しろ。何かあれば施設の代表が後でフォローするから。と言われますが、今まで施設の代表がフォローしてくれるた事はありません。

後は顧問弁護士に連絡して相談したり、先方の住所を調べて、どんな家か調査しています。


これでは誠意が見られないと思います。


本当に大切なのは、事故後の対応


謝ったり見舞金を渡すのは、施設の非を認めることではなく、その利用者の方に、痛い思いをさせた事に対しての謝罪であったり、お見舞金だと私は思っています。

そんな事ってあれこれ考えず、反射的に出来る事じゃないですかね。

例えばファミレスで、バイトの人にコーヒーをこぼされました。
バイトリーダーが出て来て謝るのと、直ぐに店長が出て来て謝るとでは全然違いませんか?


それと同じ様な事だと思います。

ミスであったり、ヒューマンエラーは誰でも起こします。人間ですから。
大切なのはその後の対応


その対応で、その人やその職場の価値が変わってくる。

ピンチはチャンスに変える事が出来るし、


マイナス要素でも、プラスに変える事が出来るんす。

※この記事は、音声でも聴く事ができます。

よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは皆さまのお役に立てるよう、クリエイターとしての活動費に使わせていただきます!(^^)!