未経験プロダクトマネージャー(PdM)としてファインディに入社しました
こんにちは!ファインディの緑川(@mid_rive)です。
私は2023年7月1日よりFindy 転職事業部のプロダクトマネージャー(以下、PdM)として入社しました。
今後PdMとして発信が増えるためnoteを始めました & 入社エントリとなります!
自己紹介
私の自己紹介をすると、ざっくりこんな感じです。
2017年に新潟大学を卒業後、転職エージェントからキャリアをスタートし、エンジニアとしてキャリアチェンジをしました。そして今回の2度目のキャリアチェンジでPdMとなっています。
なぜ2度目のキャリアチェンジを志したのか
2年後に30代を迎えるにあたり、元々自分の興味・関心があったHR領域で自らの経験を活かしつつ、専門性を尖らせて行きたいと考えたためです。
その考えのベースには、学生時代に知った「キャリアのVSOP」というキャリア論がありました。
簡単にいうと、各年代でどのようにキャリアを積んでいくかという話です。
参考: キャリアのVSOP - Chikirinの日記
1度目の転職エージェント→エンジニアへのキャリアチェンジの際は、エージェントという立場ではなく、自ら価値を作れるようになりたい(= 当時は1人でサービスが作れること)と考えたため、エンジニアになりました。
また、転職エージェントをしていて感じていたのが、年代が上がるにつれ転職などの意思決定する際の難易度が上がっていくということでした。そのため、20代である今だからこそ大きな挑戦をしようと思ったのも、理由の一つです。
前職への転職時は、ユーザーと距離の近い事業会社での経験が積みたいと考え転職し、エンジニアとしての業務だけではなく、スクラムマスターなど様々な経験をさせていただきました。
このように20代に転職エージェント、受託開発、自社サービスの開発、スクラムマスター…など様々な経験をすることができました。そして30代を前に自分はこの分野で挑戦していきたいと思い、PdMへの転職を決意しました。
なぜPdMなのか?
理由は大きく下記2点になります。
プロダクトの何をつくるか(what)、なぜ作るのか(why)から携わり、事業を伸ばす経験がしたかった
ビジネスサイド、エンジニアサイド等職種を横断した事業貢献がしたかった
プロダクトの何をつくるか(what)、なぜ作るのか(why)から携わり、事業を伸ばす経験がしたかった
よくある話なのかもしれないですが、自分が実装した機能がリリースされず、結果的にユーザーに使われなかった経験がありました。工数のみがかかってしまい、結果的に誰も幸せにならない状況です。
その時から、ユーザーが本当に必要とするものを提供し、価値を感じてもらいたいと思い、「なぜ作るか?」「何を作るのか?」という課題を特定する段階から関わりたいと強く思うようになりました。
また、すでにプロダクトが安定したフェーズで参画し、かつ開発やオペレーションの効率化を図るような立ち回りが比較的多かったため、自ら事業の成長に手触り感をもって貢献していきたいという気持ちも芽生えました。
ビジネスサイド、エンジニアサイド等職種を横断した事業貢献がしたかった
自分が営業からエンジニアになったということもあり、双方の課されるミッションや、課題などをある程度理解することができることが強みだと考えていました。また、自然と周囲を巻き込み、推進させるという立ち回りをすることが比較的多く、PdMという職種が徐々に認知されていくフェーズの中でこの職種を知り、自分の特性も活かせると考えました。
企業の選定軸
未経験からPdMに挑戦できる環境があるという前提の中で、下記の選定軸を持って企業を見ていました。
企業が掲げるビジョン、解決したい課題に対して、自分が心から共感できること
スピード感を持って意思決定できる環境か
企業が掲げるビジョン、解決したい課題に対して、自分が心から共感できること
プロダクトのことを365日考えるPdMだからこそ、ここは譲れない部分でした。
もちろん、自分が知らない知見や経験を得ることで、新たな課題感が芽生えることもあると思います。ただ自分は学生時代から「イキイキ働くヒトを一人でも増やしたい」という(抽象度が高めの)思いがあったので、そこに合致するかどうかを考えていました。
スピード感を持って意思決定できる環境
最近はPdMの書籍が発売され、体系的に知識を得ることができるようになってきましたが、結局は仮説検証を回し続ける経験を多く積むことが最も成長できると考えていました。
PdMは企業や事業フェーズによって求められる役割が異なってくるのですが、組織が大きく成熟している事業ほど、担当業務が細分化され、開発チームの進捗管理が主な業務になる、施策における意思決定が別の部門にあり、意思決定に時間がかかる、ということもあると思います。(もちろん、それはその組織で最適化された形なので悪いことだとは思いません)
そのような理由から、規模が大きすぎず、事業の伸びしろがある企業を見ていました。
なぜファインディなのか?
カジュアル面談は何社かしたのですが、結果的に選考を進めたのはファインディのみでした。その理由は大きく3つあります。
PdMとして多くの打席に立てる環境
今までのキャリアを活かせる環境
ビジョン、バリュー、事業への共感
PdMとして多くの打席に立てる環境
代表の山田さんのnoteをみたり、面談の中ですり合わせを行う中で、スピード感をもって仮説検証を回すことができる環境があると感じました。
また、上場を目指しさらに加速していくというこのタイミングも魅力でした。
今までのキャリアを活かせる環境
転職エージェントとして企業・転職者の支援をした経験、エンジニア経験が「ビジネスサイド、エンジニアサイド等職種を横断した事業貢献がしたい」という軸と抜群にフィットしました。
本来はドメイン知識のキャッチアップが必要となると思いますが、ある程度そのあたりの解像度が高い状態でPdM業務のキャッチアップに専念できると考えました。
ビジョン、バリュー、事業への共感
「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」というビジョンとバリューにシンプルに共感しました。
自分のHR業界の経験、エンジニア経験、起業した友人の話などから、エンジニアが適した環境に身を置き、活躍することが、個人はもちろんのこと企業、日本の成長を加速させ、結果的に自分が描く思いに近づけることができると感じました。
また、私も面談を受けたのですが、弊社はUS(ユーザーサクセス)面談というキャリアについての相談、情報提供を行う面談も行っています。
転職を検討する方に誠実に寄り添い、支援していくというスタンスが素晴らしいなと思いました。(自身も転職エージェントをやっていたからこそ尚更思います)
自分が人に自信を持っておすすめできるサービスを提供しているという点も魅力的でした。
ファインディに入社してみて
実際に6月から業務委託として働いていますが、
入社後のギャップはほとんどありません。
強いていうなら、施策の立案が追いつかないくらいに
エンジニア陣の開発スピードが早すぎるということです。笑
すでに複数の施策をリリースしており、施策立案 →リリース → 検証 のサイクルを様々な部門と連携しつつ、回す経験ができています。
これからキャッチアップしなければならないことは多岐に渡りますが、
今後Findyというプラットフォームをエンジニアが転職時はもちろんのこと、日常生活で当たり前に使うサービスになるように貢献していきたいです。
またキリの良いタイミングでnoteを書きたいと思います!
さいごに
最後となりますが、ファインディでは共にみんなで考え、みんなでつくっていけるプロダクトマネージャーを募集しています!
また、その他ポジションのカジュアル面談も大歓迎です。
(おまけ)PdMになるにあたってインプットしたこと
社内異動でPdMになったという話はよく聞いていたのですが、転職でPdMになった方の情報はあまり聞いたことがありませんでした。
私と同じように未経験からPdMになりたいと考えた方に少しでもお役に立てれば幸いです。(情報の羅列ですみません)
まずこのあたりの書籍を読み、プロダクトマネジメントの全体像の把握に役立てました。
※ 下記は最近読みました。具体的なキャリアパスなどかなり詳細に書かれており、イメージがわくと思います。
また、音声メディアでもプロダクトマネジメントについての情報をインプットできるので、隙あらば常に聞いていました。
ある程度PdMという職種の解像度を上げつつ、エージェントや友人と約半年以上に渡って壁打ちし、思考のブラッシュアップを常に行っていました。
その中でPdMになるための転職活動というより、結果的に自分が目指す先にPdMという職種が適しているのでは、という落とし所を見つけることができました。
その他、詳しい話についてはご連絡いただければお伝えできると思います!
ではまた。