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奈良監獄が「ラグジュアリーな監獄ホテル」になるという衝撃

いい建物には、長い間ずっと残っていて欲しい。

それは、私含め建築好きみんなの願いだと思う。

しかし、古い建物は活用されないまま維持もできず、壊されていくケースも多く、寂しいなと思うことも多いわけで。

ヨーロッパのように古い建物が日常的に使われている街づくりができればいいのにとずっと思っている。もちろん日本の木造ベースの建築や、気候、設備面では難しいことも多いのもわかるのだけれど。

そんな中。

なんと、赤煉瓦造りで有名な奈良監獄が泊まれるホテルになるのだというニュースが飛び込んできて、声が出るほど驚いた。

重要文化財であるのでそもそもが大切に保存されている建物なのだけど、こうやって生きた建物として血が通った活用がされていくのは、「建物」としての意味を果たしているようで個人的には嬉しい。

監獄がどんなふうに客室になるのか、今後がとても楽しみだ。



しかし、「ラグジュアリーな監獄ホテル」のキャッチコピー、ワードが強すぎやしませんか。

どんな気持ちで泊まりに行けばいいんや…。

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