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樹木の生きる姿

先日兵庫県にある笠形山での登山途中に
出会った樹木を見て思ったことを書きます。

笠形夫婦杉


登山途中にある笠形神社の境内にある御神木です。
高さが約50メートルで目通し周囲約9.5メートルもあります。
樹齢は約850年を超えていると推定されていて
現在も元気に生きています。

まず普段の生活では目にすることのない大きさの樹木を
目の前にすると迫力に圧倒され驚きが勝ちます。
周囲の若い木々とは比べ物にならないくらい太く
たくましい姿には強く生きていくためのパワーを分けて
もらえるような気持ちになりました。

ここまで長生きしている木はそう多くは残っていません。
都市の緑化率を上げるために植物を増やす事も大事ですが、
立派な木を枯らさないように守って行く活動も大事だと思いました。

枯れてしまった桜の木

残念ながら枯れてしまった桜の木をですが
ここでも植物の偉大さを感じました。

人工的な物は壊れたら魅力がなくなり最後は処分する
事になりますがこの樹木は枯れていても美しく彫刻的な
かっこよさもあります。

時間の経過と共に風化していき苔やシダに覆われ
最後は土に戻りますが、枯れても立派な立ち姿で
訪れる人々を迎えてくれるこの桜にはあっぱれです。

大地を掴む根の姿

大きな樹幹を支え休むことなく栄養を吸い続ける根っこ。
長年生きているなかでここまで肥大し大地を
飲み込むように伸びる根には意地でも
「倒れない、生きてやる」という強い意思があるよう思えます。

私も強くたくましく生きていかなければと思いました。

植物って美しいだけでなく生きるパワーをくれたり
癒やしをくれたり時には家の構造や家具になったりと
あらゆる形で私たちの生活をサポートしてくれてます。

こんなにも魅力的な植物を大切にしたいですね。

今回のノートは以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

緑ノ姿

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