まともに答える人、無視する人

スマホを買い換えると、簡単なアンケートですとショートメールがくる。PCが壊れて修理に出してもアンケートがくる。質問をしてもアンケート、タクシーアプリを利用しても、アンケート。

世の中何をしても、今はアンケートがやってくる。

この話をすると、相棒は『一切無視』という言葉で片付けた。私はというと、その一切無視が出来ず、仕方なくアンケートに答える。相棒は言う、「嫌なら、俺のように一切無視すれば良いのに」このアンケートは、品質向上とか、対応向上の為とか、言っているけど、本当のユーザーの気持ちだと思っているのだろうか？

だって、不特定多数のアンケートではなく、これらのアンケートは全て答える側の身元が確定されているから。PCの場合は、会社名に担当者名が相手は分かっているはずだし、スマホ買い換え、タクシーなどは個人の情報がしっかりと確定されている。

そんな状態で、もし仮に本当に電話対応などが悪かったとしても、アンケートに非常に良くないと答える事は、私は個人的に難しいと思う。

それは、逆恨みされる怖さがそこにある。

不特定多数ならば、大丈夫だとは思うけど、こちらの情報がほぼ丸裸だと真実は言いづらい。アンケートとる以上、必ず集計を取る筈だから、悪い評価が多くなれば対応した人は、上司や会社から良い評価はされないだろう。

今の世の中は、

【敵を極力作らないようにする】

【逆恨みを極力されないようにする】

これくらい慎重になって良いのでは？と思っている。

だから、私が答えるアンケートには、非常に満足、満足、普通しかない。

でも、個人的とはいえ、こんなアンケートが毎回繰り返されていたら、アンケートをとる意味が、はたしてあるのだろうか？と思ってしまう。

今は、何を聞いても、問い合わせても、アンケートだらけなのはしょうがないのだろうけど、答えが決まっているアンケートの意味とは、一体何だろう・・・