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管理職への昇格に悩む45歳の私:挑戦する?それとも挑戦しない?

会社で管理職への昇格エントリーが始まりました。従来であれば上長から声がかかってエントリーする形式でしたが、今年から自分でエントリーする形式に変わりました。まだエントリーしていませんが、現在45歳の私は素直にエントリーできずにいます。今日はその葛藤についてお伝えします。


管理職昇格をためらう理由

いくつかの理由がありますが、体調の気がかりと、それによる家族への影響が一番です。男性更年期障害の状態は良くなっていますが、少し前に気分が落ちたことで「油断するなよ」と体からのメッセージを受けたと感じました。昇格するとストレスも増え、それがテストステロンの分泌に影響を与えることが想像できます。

過去の失敗が与える影響

2回ほど別の分社で挑戦しましたが、最初は途中リタイアし、次は初期選考で落ちました。最初に挑戦したときは、普段関わらない部長や別の課長が複数で発表資料のレビューを何度も行い、そのストレスで自分でもやばいと思うほどの状況になりました。当時、妻も仕事が忙しく、子どもも保育園で手がかかる状況で、このままではいけないと上司や人事と話し、辞退しました。

次はその傷も治りかけた2年後に新しい課長から打診があり、エントリーしました。しかし、「もう一人申し込んだ年上の人を優先した」と課長から言われ、理由が年齢だったことにがっかりしました。今はその組織ではなく、別の組織なので同じことはないと思っています。上司も良くしてくれるので、その思いに応えたい気持ちはあります。

限られた昇格枠に対する悩み

昇格できる人数枠は部門で決まっているそうで、私がエントリーすることで別の人のチャンスを奪うことになるかもしれません。他人と競うのは好きではないので、こういった制度では相対評価となり、進んでがんばりたいとは思えません。

若手に譲る

上の理由とも重複しますが、若手に活躍してほしいと願っています。若手の方がエネルギーがあり、可能性を秘めています。また、管理職になれば、マネジメントの経験を若手ほど身につけられるでしょう。私たちの世代は、後の世代が少なく、後輩の育成をする機会が少なかったと感じます。若手が多い職場に来たので関わる機会はありますが、人を育てる経験が足りていないと感じます。加えて経験がないことで自信がないことも躊躇する要因になっている気がします。

昇格以外の自分を成長させる道

正直、自分で書いていて「言い訳だな」と思います。ただ、人は学習する生き物で、良い経験も悪い経験も自分の糧になっています。これまでは誰かのためと考え、上司の期待に応えようという気持ちがありました。しかし、自分の気持ちに正直になっていたのかといえばそうではありません。会社の昇格だけが選択肢ではなく、自分がワクワクしながら成長できるものに向かっていきたいと思います。エントリー締め切りにはまだ時間があり、週末にコーチとのセッションもあるので、そこで一緒に考えてみたいと思います!

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