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大企業所属の42歳の私がプロボノに参加して気づいたこと

最近は副業についての話を聞かない日はないくらい副業が話題になっています。いきなり副業に取り組むにはハードルを感じた私はまずプロボノに参加してみました。今日は副業とプロボノについて感じたことを書いていこうと思います。

副業のトレンド

副業という言葉を聞かない日がないくらい日常的に副業についてのニュースを聞くようになりました。このことは私の感覚だけでなく、Googleトレンドの直近5年のトレンドからも事実のようです。

しかし私の会社は副業NG

世間的な流れに反して私の会社では2022年11月現在で副業はまだ解禁されていません。おそらく政府からの要請が会社には来ていると思われますが、組織が大きいことから調整に時間がかかっているものと思われます。情報の持ち出しはどうするのか、副業による労働管理はどうするのかなど調整することは色々ありますからね。

副業解禁されてもいきなりできるわけがない

明日から副業解禁です!と言われてもすぐに副業できる人はほぼいないでしょう。もしいたとしたら既に会社に隠れて副業をしていた人でしょうね。私もいきなりできるとは思っていませんし、どういったことで貢献できるかさえわかっていません。

副業の前にプロボノに挑戦してみる

プロボノとは職業上身につけたスキルを生かして行うボランティア活動ですね。ボランティア活動なのでお金をもらうわけではないので副業には当たりません。まずは自分に何ができるかを把握するためにプロボノに参加してみました。

私のように副業の前準備でプロボノに参加する人はいなかった

私が参加したプロボノは同じ会社の人でNPO団体を支援するというものでした。最初の顔合わせでプロボノに参加した理由をお互い話すのですが、『人間関係を広げたい』『本格的にボランティアに参加する前に自分にできることが知りたい』などの理由が多く、私のように副業を考えている人はいませんでした(苦笑)。ボランティアとお金を稼ぐ副業は別のものですからね。ただ、自分のスキル、能力を提供する部分は共通するのかなと思っています。

誰でもできることをやっているのではないかという疑問が出てくる

プロボノでは進め方がマニュアル化されており、それに従って進めればある程度形になります。加えて同じ会社の人のプロジェクトなのである程度できることの認識は同じでした。プロボノで『私らしい貢献』とは何だろう?誰でもできるんじゃないかという疑問が出てきました。

誰でもできるかもしれない、でも人より上手くできることがある

事実、マニュアルに従っていけば誰でもある程度はできるのでしょう。しかし、自分だからこそスムーズにできること、気づくことがあるとわかってきました。私の場合、アンケートを作ったり、アンケートの結果をPower BIを使って視覚化したり、IT系のスキルで貢献できることがわかりました。他の方では、ヒアリングで相手から考えていることを引き出す能力が高かったり、前向きに笑顔でいることで場を和ませたり、人それぞれいいところがありました。

副業の練習でプロボノしてみるのもあり

私はプロボノに参加してみて副業の練習としてプロボノに参加してみるのもいいかなと思いました。副業に何を求めるかにもよりますが、私はこんなメリットがあるなと感じました。

新しい居場所ができる

会社以外の場所としてつながりができることで、自分の居場所が新しくできます。仕事や家族以外の場所ができることで心の安らぎに繋がっているように感じます。

頭でわかっているつもりを実感として理解できた

関わる団体によりますが、私が関わった団体はSDGsの考えを理解して実践していました。安定することを良しとせず、変化を求めて新しいタイプの役員や参加者を入れていました。そういった考えに触れることで、会社でのDEIやウェルビーイング等の取り組みにも理解が深まりました。

収入がメインの目的ではないと気づいた

ボランティア活動をしていく中で、何がしたいかの思いが人を動かすこと、思いに従って誰かの役に立った結果、お金を得られるのだと感じました。メインの仕事が安定しているのであれば、副業では自分のやりたいことをやる、社会への貢献を意識してみるというのもいいのかなと思いました。

副業解禁されたらどうする?

私としてはもっとお金を得るよりもやりたいことや社会への貢献を大事にしたいと思います。副業が解禁されたら自分の視野や見識を広げることや社会貢献を目的として活動してみようと思います。

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