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はまなすが咲いてふるさとを思う

庭のはまなすが今年も咲き始めました。

こちらにきてすぐのころ、手荒れで美容室で働くことができなくなり、花と野菜の公園職員をしていた時期があります。無農薬に近い栽培、と聞いて農部門に入り、地元のおじいさん方と毎日畑仕事をしていました。

そこにははまなすのエリアがあり、暖かい時期には緑も綺麗で良かったのだけど、勢い良く伸びすぎた枝が密集してしまい、大変な思いで剪定をしたものです。

内地、あったかいもんね~(^^)結婚して退職したあと、自分の庭を手に入れたときに真っ先に植えたかったのはこのはまなすです。けれどどこにも売られていなくて、10年位放置になってしまっていました。

やっと小さな苗が見つかり、今では庭というより土地の一角を占めているはまなす。
でも花が咲くといい香りだし、通り沿いだから散歩の人が喜ぶし、何だかんだで嬉しいものです。

実家に帰ると、飛行場から自宅までの街路樹として植わっているはまなす。どんよりとした道東の寒い夏でも、やっぱり葉は綺麗。

今時期は日が長くて、朝3時半くらいから空が白々とあけだします。

日の出を見に行こう、と、連れていってもらった海の向こうには、島の稜線。国後が見える浜は、折に触れ訪れる場所で、私にとっては原風景。この6月で海を渡って内地にきて25年になります。これまで出会った皆さまに感謝です。

いつか祖先が産まれた四国と東北を旅してみたいと夢見ています。


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