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「離婚届を書いて欲しい」と言われたら

「今後のために、離婚届を書いて欲しい。」
「すぐに提出をしたりはしない。」

え・・ちょっと待って・・
あなたは離婚したいから、そうかもしれない。
でも、私の気持ちは、そうじゃない。

夫の一方的な督促に、腹が立つでしょうし、
あまりの夫の変わりように、悲しさを覚えます。


離婚問題中に、パートナーから、離婚届に記入をして欲しいと言われることは、
本当によくある事です。


夫が、まだ離婚と確定した訳でもないのに、
そうも離婚届への記入を急かしてくる理由は、おおよそ以下です。

・自分は本気だぞ、という怒りの意思表示
・不倫相手から言われている
・自分の気持ちのお守り代わりに持っておきたい
・離婚したいという気持ちを、形で受け止めて欲しい

そんな一方的な夫の要求に、あなたができることは、
夫の怒りの気持ちを鎮めるために離婚届にサインをすること、では、ありません。
自身の気持ちが、離婚で固まるその時まで、
決して、離婚届にサインはしないでください。


あなたが納得していないまま、離婚届にサインをしてしまうと、
知らぬ間に、役所へ提出されるかもしれません。
「自分の夫に限ってそんなことはない」
・・と思いたいですが、夫の行動は分からないのです。
夫は、あなたの知らない面を、持っていたはずです。

離婚届へサインする事は、あなたにとってとても負担に感じることです。
嫌なら、書かなくて、良いのです。
あなたは、あなたの心に従って良いのです。
書くべき時が来た時に書く、で良いのです。
その書くべき時には、もう何とも思わず、書けるようになっています。


あなたがまずやるべきことは、
あなたの心を整えること。

そして、落ち着いた態度で、夫にこう伝えてください。

あなたは、離婚したいと思っているんだね。
でも私は、まだ、そう、思えていない。
そう思える時まで、もう少し、待っていて欲しい。
心が決まったら、ちゃんと書きます。
・・こう、伝えてください。

必要なことは、夫の気持ちを受け止めること。
そうは言っても、一方的な夫の要求に、
心では、受け止めきれないあなたがいるのは当然の事です。
でも、夫には、言葉で、そう伝えてください。
「受け止めてもらえた」と感じた夫の態度は、和らぎます。



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