2021年秋期アニメレビュー「異世界で先輩は、ワチャワチャワイワイしながら転生の夢を見たか」
今は2022年…
書くのおせーよっ!というわけで、今頃去年の秋期アニメレビューです。なんだかなー。(まぁ、この作品数でお察してください)
というわけで、2021年秋期作品リストをもとに、小学生並レベル感満載の読書感想文行きます!(この記事ページに関する前置き、説明、主旨、注意書きなどは親[ナビゲーション]ページに集約してありますので、そちらをご参照ください)
異世界食堂2
2021/10/1(金)~テレビ東京ほかにてスタート
いわゆる「異世界モノ」作品ですが、昨今主流の「異世界転生」とは少々異なり、いうなれば「異世界交差点モノ」?銀河鉄道999でいえば「トレーダー分岐点」(多分違う)?王道というよりは少しひねった設定なのです。転生した人間が異世界の世界に赴く、というのではなく、基本、現世にある「洋食のねこや」という洋食屋店内の中からは店の主人は一歩も外(異世界)に出ません。異世界人が向こうからやってくるだけという設定です。
1も楽しませていただきましたが、今回も主旨は変わらず、ただひたすらに異世界人が我々の世のメニューを食べる、食べる、食べる!そしてキャラの語る食レポをただただ楽しむアニメ。
「ただ未知の食べ物を褒めるだけ」と言われればそうなのですが、いろいろな異世界人種がその立場からいう感想は面白いし、その各異世界人のバックグラウンドにあるストーリーも絡めた話作りをしているので、お話的にも飽きません。その点は作り手の上手さを感じました。
常連になって、アレッタさんに給仕されたいだけの人生だった(笑)。
⭐⭐⭐⭐⭐
ヴィジュアルプリズン
2021/10/8(金)~TOKYO MXほかにてスタート
今期、くしくも吸血鬼モノが2本重なりました。そのシリアスな方(笑)。
「うたプリ」「戦姫絶唱シンフォギアシリーズ」などでおなじみの上松範康氏と制作会社A-1 Picturesとのタッグ作品。シリアスな展開がメインですが、箸休め回もちゃんとあって、面白く観られました(完走)。
どのキャラも濃いめですが、自分内カッ飛びキャラ選手権はディミトリ様が見事受賞。デフォルト全裸キャラとか強すぎるでしょ(笑)。もう一個の吸血鬼アニメになぞらえて、「ディミトリ様、すぐ脱ぐ」と言われたとか言われてないとか。
⭐⭐⭐
86-エイティシックス-
2021/4/10(土)~TOKYO MXほかにてスタート
春期からの変速継続モノ(2クール目)。戦場・軍隊ものとはいえ、お話はめっちゃ重いです。ハード路線。昔の作品で例えるなら「装甲騎兵ボトムズ」的なアレでしょうか。「エイティシックス」という大衆から存在を消された地区出身で被差別民的な立場に生まれた若者が、弾倉から排出される薬莢が如く消費されていくのを当たり前としている世界観なのですが、若い視聴者はコレをどう感じるのでしょうかね。
お話はひとまず終了していますが、春(2022年)には3クール目が来るそうです。ぜひとも来ていただきたい。もし生きているのなら、地獄しか無かった小隊のみんなには救われてほしいな。ホントにね。
⭐⭐⭐⭐
かぎなど
2021/10/12(火)~TOKYO MXほかにてスタート
全部見ました。それなりに面白かったのですが、なんせKey作品に触れたことがないので(あ、嘘を付きました。「神様になった日」「Charlotte」は観たことあります)あまりネタの出自がわからなく、流れのまま観た形ですが、なんとなく「ああ、面白いな」で観終えたられた感じです。逆にKeyモノの原作、ゲーム、アニメを楽しんだ方はドッカンドッカン受けるでしょう。
悪くはなかったです(笑)。
⭐⭐⭐
キミとフィットボクシング Fit Boxing Animation
2021/10/1(金)~TOKYO MXほかにてスタート
フル3Dアニメ。ゲーム原作の数分の時間の短い作品ですが、不思議となんか全部見ちゃいましたね。妙な味があって面白かったです。あと声優陣がやたら豪華。
⭐⭐⭐
テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編
2021/10/10(日)~ フジテレビほかにてスタート
テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編
2021/12/5(日)~ フジテレビほかにてスタート
「無限列車編」は劇場に観に行けなかった身としては、たいへん助かる~という感じ。「遊郭編」は執筆時現在は現在進行系です(公開時には多分終了しているでしょう)。大ヒット作、天下の、という冠もついちゃう、世間的にも文句なしの作品。アクションシーン、世界観、ストーリーともに見せ場にも事欠かない攻めの構成がすばらしい。(リアル)お子さんたちが興奮しながら観るのも頷けます。
そういえば遊郭編が発表された時には、「遊郭」を扱うと言った事だけで、やいのやいの言っていた人たちもいましたが、今はそんな話も聞きませんねえ。やはり極一部が吠えてたってコトなんですかね。知らんけど!
⭐⭐⭐⭐
逆転世界ノ電池少女
2021/10/11(月)~AT-X ほかにてスタート
秋葉原が舞台、アーマーで戦う、と聞いて「アキハバラ電脳組?」とついつい思ってしまいましたが(違う違う)、実際はよくある「オタクVSオタクじゃない者」の隔たりをモチーフにメタファ化したような感じのお話でした。
全体的に悪くはなかったし、面白くしようという意気込みは感じましたが、オタクムーブのフィーチャーモノによくある、楽屋落ち感が少々強めに感じ、ソコが苦味に感じたのか気分として熱中するほどのモノは感じられませんでした。パートナーを電池(動力源)にするという発想は面白かったです。
あと、久々に見たな…あの等身のメカ(ワタル・グランゾート然としたあのスケール感)。
⭐⭐⭐
吸血鬼すぐ死ぬ
2021/10/4(月)~TOKYO MXほかにてスタート
今期、2つ目の吸血鬼モノ。こっちは全編ギャグ、かつバディモノ(なのかな?)。様々な概念(?)の変態吸血鬼が見ものでした。ひたすら笑えて、ひたすらアルマジロのジョンくんがカワイイ。好評だったようで、第二期も決まっているそう。ロナルドの切れの良いツッコミが冴えまくってたアニメでした。
⭐⭐⭐⭐
境界戦機
2021/10/4(月)~テレビ東京ほかにてスタート
複数の他国によって分断された日本を舞台に、レジスタンスに身を投じる若者の物語。流れでレジスタンスに身を投じる主人公といえば昔は「太陽の牙ダグラム」という作品がありましたが、あそこまで悲惨ではない…いや、悲惨みはあるか。政治の駆け引きとか軍需産業の暗躍とか、リアルものに必須なそういう要素もふんだんに取り入れてます。
ロボット+AIというイマドキな設定…と思いましたが、思えば操縦をナビする自立型AIとかは、アニメの世界ではだいぶ前からあって、あれ?新しくはないな?と思っちゃいました(笑)。
一応、お話やキャラ感情に山谷はありましたけど、全体的にはわりとフラットに進んだかなという印象。「ククルス・ドアンの島」的な話の印象が強かったかな。以降はどうなるだろう?
コレも変速進行で、春から第二部が始まるそうです。とりあえず視聴は続行します。国産の「ロボットもの」としての期待を込めて…
⭐⭐⭐⭐
古見さんは、コミュ症です。
2021/10/6(水)~テレビ東京ほかにてスタート
ゴメンナサイ、未見です。結構楽しみにしてたんですが、地デジは映らないしNetflixだし、という境遇なので…。ただ、サンデー連載だけはずっと観ていて、アレはすごく面白かった。ネトフリ以外の配信を望みたい作品。
―――――
最果てのパラディン
2021/10/9(土)~TOKYO MXほかにてスタート
一応「異世界転生モノ」らしいのですが、早々にそんな設定は忘れ去られてしまったかのように、ふつーの中世ファンタジーっぽいお話として進んでいきました(笑)。単純に少年・青年の成長譚ファンタジーで良かったのでは?と思いましたが、アニメ化になってない所では異世界転生の設定が生かされてたりするんでしょうか?
放送は終了しましたが、お話的にはまだ続きそうな予感もするので、続編あったりするのかな?悪くはなかった。
⭐⭐⭐
サクガン
2021/10/7(木)~TOKYO MXほかにてスタート
世界観的に「戦闘メカザブングル」「デカダンス」みたいな印象がファーストインプレッションとしてありましたが、コロニーを渡り歩くようになると、なんとなく「星の王子様」の間話的なニュアンスも感じました。あの「ウォーカーギャリア」みたいなメカも良きw。
コレも「完結!」というノリではなく、後半あたりから含みを持たせた設定も何個かブチ込んでいるようなので、続編あるのかな?元気なお子様スキなので期待。あとキャラ造形的に、身体四肢の太さと洋服の口径のバランス差もスキ(洋服がダブダブに見えるディフォルメ)。結構良かったです。
⭐⭐⭐⭐
シキザクラ
2021/10/09(土)~中京テレビほかにてスタート
「災害」の生き残りであり、ヒーローに憧れる少年の物語。フル3D(一部手描きもあり)アニメ。人数構成的にも「戦隊モノっぽい」といえばそう言えるかも。
アクションシーンは中々の出来。ラスボスやメンバーの母が…!というドンデンもアリながら話は進みますが、個人的にスゴイなと思ったのは、世界の命運の全てが「名古屋(愛知県)内で起こり、決まる」というトコ。中京テレビ制作だから?最終話でモブゲスト出演した「八十亀ちゃんかんさつにっき」のメンバーってのもあったし、もう殆ど「ご当地アニメ」だなと(笑)。
3Dの動き(アクション)やクオリティ等、悪くはなかった。続き観たい。
⭐⭐⭐
ジャヒー様はくじけない!
2021/7/31(土)~テレビ朝日ほかにてスタート
戻したり戻さなかったりしろ、的なアニメ(笑)。やはり大空直美さんのヤンチャ声はイイねぇ…。シリアスももしかしたらあるのか?と思いましたが、全編ギャグであり、巨乳、変態、ドM、ロリ、ボーイッシュ、アネゴ、妹キャラが織りなすスラップスティックでした。どんだけ要素詰め込んでるんだよといった万全の布陣(笑)。
続きがあるならぜひ観たいです。
⭐⭐⭐⭐
しょうたいむ! 歌のお姉さんだってしたい
2021/10/3(日)~TOKYO MXほかにてスタート
いわゆる「僧侶枠」のショートアニメ。この枠特有の「えちえちシーンは見せられないよ!盤で観てね!」という潔さも健在。手間なし文句なしのよろめきソープドラマです(褒め言葉)。
この枠は僧侶だったり消防士だったりビジネスマンだったりと、シチュや設定を手を変え品を変えやってくスタイルですが、こういうのが受け入れられてるというのは、やはりアニメ視聴者の年齢が更に上がってるんだなぁと実感させられますね。なお、このシリーズは「様式」を楽しむという側面もあり、その面でいえば定番化に成功していると言って良いかもしれない。野暮を言ってはいけない(笑)。
⭐⭐⭐
白い砂のアクアトープ
2021/7/8(木)~TOKYO MXほかにてスタート
身に降りかかる逃れられない難をどう飲み込み、どう乗り越え、どう進むかを模索する二人の少女を軸にしたお話。派手な展開がお好きなアニメファンには物足らない…というか、さぞもどかしい作品だったろうと心中お察ししますが、そこは全体的に現行の世にある実写ドラマのベクトルに寄せてるのかな?という感想。歩みが遅く地味なふうに見えますが、人間ドラマとしては堅実に作っているなと感じました。「躓いた後、勢いよくジャンプして」ってのは見た目の見栄えもいいし、ある種アニメっぽい感じが出て、ソレはソレでイイのですが、本作はソコをそうせずに、服についたホコリを叩きながら、ゆっくり立ち上がる様を見せる…みたいな感じでした。
ただ、キムジナーとかは出すんだったら、もっと話に絡ませても良かったんじゃないかなとは思いました。ファンタジー的なシーンと多分リンクしてるんでしょうけど、あまり繋がりを感じられなかったので…。
でも、キャラそれぞれに「がんばれ」と声かけたいと思えるような作りができていたので、ソコは評価したい。
⭐⭐⭐⭐
進化の実 〜知らないうちに勝ち組人生〜
2021/10/4(月)~テレビ東京ほかにてスタート
まさに「ザ・ライトノベル」といった感じw。ラノベ・なろうアニメ初心者には最適なんじゃなかろうかと。いやぁ、でもちょっと省力化が過ぎませんか?という正直な感想もありますが、お気楽に観れるのは確かな事実。疲れた身体に激重な霊圧を感じるようなモノは辛いとおっしゃる貴兄には、コレが程良い味なのかな?と(ん?褒めてますよ?)。
ゲラゲラ笑いながら観るモノと思えば良作なのかも知れません。
⭐⭐⭐
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました
2021/10/6(水)~AT-Xほかにてスタート
異世界転生モノかな?と思ったら、そうではありませんでした。
終始一貫したほのぼのモノかな?と思ったら、そうでもありませんでした。
創薬シーンのバンクあるかな?と思ったら、ソレもありませんでした。
…裏切られた(「チート薬師のスローライフ〜異世界に作ろうドラッグストア〜」と混同している)
ソレは冗談として、とりあえずちゃんとした作りになってるように見えるので、苦言っぽいものもとりたててはありません。ファンタジーを観ていたつもりが、いつのまにか新婚モノにはなっていましたが(笑)。
作品中にはファンタジー世界とは明らかに違う、機械文明的な遺物があったりしましたけど、ソコはあまり掘り下げられていませんので、そこは原作読んで!というコトなんですかね?
悪くはなかったです。続編が来たらきっと観るでしょう。
それにしても、最近は負属性としての「勇者」を扱うモノが多いですね。
あと、忘れてはいけないインパクトに、オープニングの「謎大貫妙子(シティポップ)」というのも特筆しておかなければ(笑)。
⭐⭐⭐⭐
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
2021/10/6(水)~AT-Xほかにてスタート
現世ではイケオジ、かつ第一級の職業暗殺者という人間が異世界転生して、美少年に生まれ変わるという、コレもかなりの曲者設定。美少女に囲まれるというお約束は踏襲していますが、私の第一印象は「異世界版 ザ・ハングマン」。
全くのダークファンタジーというわけではなかったようですが、若干のダーク要素(残忍性、世知辛い感など)を含みながらも、澱み過ぎず清すぎずといった感じの世界観ですね。各話に挟まる女神のスカウト活動シーン、ソレ必要?とは思いましたが、アレは中和要素なんですかね?それとも原作ではアレも伏線になっているのかな?最終話で匂わせ的なシーンも有りましたから、まぁなんかあるんでしょうね。
転生前の知識もちゃんと活用できていたようだし、根本の根本部分で「おいおい」とツッコむことも呆れることもあまりなかった。根回しや暗躍の手法もそこそこ面白かったので、第二期があるならぜひ観たいです。
⭐⭐⭐⭐
SELECTION PROJECT
2021/10/1(金)~AT-Xほかにてスタート
近年隆盛を誇っている(?)アイドルグループ物の作品。すでに世にあるグループが云々ではなく、1次オーディションを勝ち抜いたメンバーが長期間の合宿オーディションを経てデビュー、その期間中の事すら公開してショーにしてしまうという、リアリティーショーというかASAYAN(浅草橋ヤング洋品店)感があるといえばあるかもしれないという、そんな感じのストーリーです。
これとよく比較される作品としては、進行時期がほぼ同じな「アイドリープライド」という作品があります。なぜ比較されるかというと、それは作中のあるエピソードが「似ている(似てしまった)」という事に起因します。アイドルを主題にすれば、ストーリーはたいてい似か寄るというのは当たり前で、テンプレ的なそれ自体は似ていても問題ではなく、非難するには値しないものなのですが、その似た事というのが普遍的なテンプレではなく、かなりニッチなネタが被ったということだったのです。具体的になにかといえば、「主人公格の子が揃って過去にいた大物アイドルの心臓を移植されていた」という事でした。
…偶然なのでしょうけど、これはちょっとお互い気まずいですよねえ。
かろうじて「アイドリープライド」の方がファンタジー色(幽霊が出てくる等)が強かったり、「セレクションプロジェクト」は一回全員が(自主)脱落するといったイベントもあるので、両者まるっきり丸かぶりというわけではないので、個人的にはまだまだセーフ!だとは思いますが。…キワドイところですね。なんでこうなっちゃったんでしょうか。
感想から話がちょっと(だいぶ)ズレましたが、感想としては「可もなく不可もない」といった所でしょうか。本来トリッキーなシチュになるはずだった「心臓移植ネタ」も結果陳腐化してしまったので、それ以外のところでの感想となりますが、元アイドルヲタ(ナマモノ)であり、ある意味での経験者の身からすると「まぁ、うん」というふんわりとした感想になってしまいました。
各キャラの掘り下げがもっとあれば、もう少し心動かされたかもしれません。「1クールでそれは酷」という意見もごもっともとは思います。それでもそっちを主軸においた「22/7」という作品は私の心をしっかり掴んでくれたので、多分私はあんなふうな濃い群像劇ありきのモノのが好きなのかもしれません。(アイドリープライドもセレクションプロジェクトも、全くの主人公一点集中型ではないのは分かっていますが、濃度的には22/7の方が濃厚だった感はありました)
ただトータルで言えば、非難にあたるようなものは特に無いし、流行り(リアリティーショー)という題材を使ったアイドル物としては、結構良くできていたとは思います。
⭐⭐⭐
先輩がうざい後輩の話
2021/10/9(土)~TOKYO MXほかにてスタート
社会人ラブコメもの。社会人モノというのは紙の雑誌媒体では「まんがタイム」系などでずっと前から存在していましたが、アニメとなるといわゆる学園モノが主流で、ほとんど皆無なのでは?という状況でしたが、やはり少子高齢の世だからなのか、ポツポツ見かけるようになりましたね。
お話自体には派手さはなく、単に凸凹コンビ(今はそう言わないのかな?)のアレコレがという流れなのですが、アニメならではのテンポや細やかな動きに心動かされる作品でした。声のキャストも新人から実力派、ベテランを揃え、安心して観て聴いていられる。特に、アニメーションとしての動きが感心するところが多く、OPからして気合が入ってます。(個人的にはOPの1'07秒周辺の主人公の仕草に、初回からグッとココロ掴まれたのでした)
基本的にはキュンキュン系のラブコメなのですが、お話も嫌味なく上手いこと見せていて、OPからEDまで終始ニヤニヤしっぱなしの、美容のための顔面リフティングには最適な作品です。(視聴中の自分の顔を、鏡でリアルタイムに見ないことをオススメします)
天や地が割れたり、生死の境を渡ったり、怪奇現象の欠片もない、ただの日常系の社会人ストーリーですが、大変良い作品です。続編があれば、ぜひまた観たい。
⭐⭐⭐⭐⭐
大正オトメ御伽話
2021/10/8(金)~テレビ東京ほかにてスタート
時代、そしてこの主人公(の容姿)で最初は「異国迷路のクロワーゼ」を思い出しましたが、時代はもうちょっと現代寄りでした(どちらかといえば「はいからさんが通る」の時代)。
「異国迷路」や「はいからさん」と同様、ライトなエピソードも若干重めの話もありますが、全体的に夕月の明るさや前向きな性格がエンジンとなり、お話の車輪は進んでいきます。そのおかげで悲観主義者を自称していた主人公は夕月を介して様々な人と出会い変わっていき、右肩上がりで主人公の環境は改善されていきますが、そこに時代の一大トピックである「あの出来事」が降りかかります。
…といった感じで、シリーズ展開的に王道を踏襲した流れには無理がなく、主人公の成長譚としてとても良い出来に感じました。
原作的にはまだその後があるそうですが、二期があるのか否かは、どこからもプレスリリースが無いのでわかりません。もしあれば、私は見ます。時代的には確実に昭和になるので、一期より確実に時勢のキナ臭い事に巻き込まれるのでしょう(原作は未見ゆえ、こんな予測しか言えません)。
二期を期待して⭐⭐⭐⭐
takt op.Destiny
2021/10/5(火)~テレビ東京ほかにてスタート
音楽を絡めた対侵略生物とのバトル&バディもの。ロードムービーの要素もあるかな。バトルシーンなど動きはなかなかに良かったけれど、敵(D2)の詳細やいろいろ置き去りにした感もあり、多少の謎は残る感じの終わりでした。やはりその足りないところはゲーム版でね、という事なんでしょうか。
個人的には佳作ではあると思います。続編は作られ…ないかなーと思うので、アニメでの終劇は見られないという、その点はちょっと残念ではありますが、「超時空要塞マクロスシリーズ」「戦姫絶唱シンフォギア」に続く、音楽を核にした戦闘モノの新機軸に挑戦したという面は評価したいと思う。
⭐⭐⭐
ディープインサニティ ザ・ロストチャイルド
2021/10/12(火)~TOKYO MXほかにてスタート
キャラ設定や世界観などは悪くはなかったのだけれど、ストーリー展開が地味だったり、要所で強いカタルシスが感じられなかったせいか、イマイチ印象に強く残らなかった作品でした。アニメ・漫画・ゲームの展開がされてるメディアミックス作品だそうなので、全体全てがそうとは言い切れませんが、アニメに関してはちょっと物足らなかったかなというのが正直な所。
とはいえ、ヒドイ!と酷評するレベルかと言われれば、ソレも違うなと(結局全部観れましたし)。一概に派手になればイイってもんではありませんし、あえて地味や渋い展開路線で高評価を得る作品もあるので、せめてそっちだったらなぁ…という感が残りました。
⭐⭐⭐
闘神機ジーズフレーム
2021/10/12(火)~TOKYO MXほかにてスタート
中華資本・主導のSFロボットアニメ。日中合同のスタッフ陣ではありますが、比率から言えば多分中国陣営のほうが多いのでしょうね。メインの制作スタジオも中国企業です。
中華制作なので、やはり人・モノ・演出などのディテールに向こう特有の色がにじみ出ていましたが、それでも全体的に見れば異国感は割と少なめで、嫌味もなかった仕上がりでした(あるにはあるw)。随所に日本アニメのオマージュ的な引用も感じるなど、そういった方面でも楽しめました。
SF設定考証には、日本でも実績のあるちゃんとした方(日本人スタッフ)が担当されていて、その点でも大きな破綻はなく、お話も安心して見られたかな。
このジャンルでは、まだ日本に一日の長があると思っていたのですが、本作を観ると中々どうして、かなり日本産に肉薄している部分もあり、結構侮れないなと感じました。(純中国産ではないので決定的評価ではありませんが)
⭐⭐⭐
BanG Dream! ガルパ☆ピコ ふぃーばー!
2021/10/7(木)~ YouTubeほかにてスタート
BanG Dream!(バンドリ!)のSDキャラ・ショートアニメ。
バンドリ!の特別ファンか?と言われれば、そうではありませんが、楽しく見ています(執筆日現在、継続中作品)。本編作品も嫌いではないし、SDキャラ(ムチムチ気味)もカワイイので割と見続けちゃってます。
可愛いは正義w⭐⭐⭐
ビルディバイド -#000000-(コードブラック)
2021/10/9(土)~TOKYO MXほかにてスタート
カードゲームが原作の作品。今期の「シキザクラ」は名古屋(愛知県)、「焼くならマグカップも 二番窯」は多治見市(岐阜県)が舞台の(ほぼ)ご当地アニメですが、コレは新京都(京都府)が舞台。私自身がカードゲームと言うものに馴染みがなく、このジャンルの基礎中の基礎「遊戯王」ですら見たことがないアウェイ視聴者なので、バトルシーンはこう…なんかノレないまま見ておりました。
ストーリーの大前提としては「ゲーム世界に取り込まれた妹を助け出す」というのがあり、ソレに沿った流れでしたが、妹もヒロインもイマイチ味付けが薄いというか、盛り上がり所も何となくしっくりこなくて、少々難儀したかなー?と言う作品でした。まぁ元々私自身が非カードゲーマーなので、そのせいもあるのでしょうが、自分的にうまく波に乗れなかった感が出てしまった作品でした。
結論、良い所もなかったけど、悪いところも特段感じなかった。なのでこの感想は単純に門外漢ゆえでしょうね。あ、唯一印象に残ったのは「ああ、コードブラックって読ませるんだコレ」ってとこw(#000000 [Webカラーの「Black」指定コード])。
⭐⭐
プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~
2021/10/6(水)~ABEMAほかにてスタート
ああ、もう一個ありました、ご当地モノ(笑)。コレは日光市(栃木県)が舞台。協力や監修などに実在のアイスホッケーチーム「H.C.栃木日光アイスバックス」や栃木県がガッツリ絡んでます。ある意味最強の布陣。
野球やサッカーなどのメジャースポーツに対してのマイナースポーツ(※悪気はない)「アイスホッケー」のプロモーション的な面があるのは分かるのですが、正直「アイドル展開は必要?」とは思いました。(でも過剰なゴリ押しはしていない感じだったので、特に嫌味には感じませんでしたけどね)
単純なキャッキャうふふにはなっていなかったし、ちゃんとスポ根してましたね。なので特に拒否反応なく、すんなり観れました。
でも終わってみて、ふと振り返ってみると、キャラクターのことがあまり思い出せませんでした。やはりキャラの味付け的な事が薄かったんでしょうかね。悪くはなかったんですが……
⭐⭐⭐
ポプテピピック 再放送(リミックス版)
2021年10月9日(土)25:30~TOKYO MXほかにてスタート
語ったら負けだと思っている。
と言うのは冗談です(笑)。実験アニメとも言えるし、様式美崩し(前衛)とも言えるし、ただの悪ふざけとも言える、何とも万華鏡な作品。
多分、演技比較やキャスト、制作手法といった方面でのある程度の「分かってる」さ加減がないとゲラゲラは発生しないんでしょうね。無知識で見ると、やっぱり「ただの名状しがたいアヴァンギャルド風な何か」だし、玄人向け。バラエティ番組のテイをとっていないバラエティ番組とも言うのかな。
私は楽しめましたよ。面白かったです(私が玄人だとは言ってないよ!)。アニメ番組枠の新たな試みだとは思ってます。視聴者に飽きられるまでやった方がいいと思います。
⭐⭐⭐⭐
魔王イブロギアに身を捧げよ
2021/10/1(金)~TOKYO MXほかにてスタート
「しょうたいむ!歌のお姉さんだってしたい」と同様、いわゆる僧侶枠の作品(コレは女性向け。だがニコニコでは男性視聴も多い感じ)。
一般人脳(?)で考えれば、「イケメンが攻め、カワイイ受け」と安直に回路接続しがちですが、この作品では逆。腹筋が6つに割れてるのに誘いウケ、ルックス可愛いのに攻めと言うトリッキー。いや、言うても昔からそう言うのはあるので、特別騒ぎ立てるほどではありませんけどね。
作品長も3分無い感じなので、非常にサクッと見れます。ほんとライトスナック、おつまみ感覚で。そんな感じなので、気がついたら全部観てたと言う、ある意味「力技」な作品でした。いや、なんだかんだ面白かったですよ。基本リビドーに根差してるとは言え、ホント「僧侶枠」作品って不思議ですね(笑)。
⭐⭐⭐
見える子ちゃん
2021/10/3(日)~AT-Xほかにてスタート
いわゆるホラー・心霊系作品ですが、基本はコメディ。霊が見える人と見えない人のギャップを楽しむのがメインで、時々シリアスエピソードも挟んだりする、絶妙なバランスで進むストーリー。予告編ナレーションが某稲川淳二風なのはご愛嬌。
最初、気付かなかったけど、霊・化け物のデザイナー筆頭が、自分的神作品の一つ「宇宙のステルヴィア」のキャラクターデザイン「うのまこと」氏なんですね、ちょっとビックリ。内容はちゃんと面白かったです。次もあれば是非。
⭐⭐⭐
ミュークルドリーミー みっくす!
2021/4/11(日)~テレビ東京ほかにてスタート
いわゆる「女児向け」アニメ。だが面白い!なぜ今まで見逃してた⁉︎(ぐぬぬ)。演技・セリフ周りも独特で…いやすげーなコレ…と言うのが1st impressionです(今シリーズで初参入)。ねぇコレちょっと一見さんが困惑しちゃわない?だって「わいわい騒いでるシーン」で、わざわざ「わいわい!」ってキチンと声・言葉に出してソレ言うか?フツーって(笑)。ね?
でもソレも程なく慣れる。慣れた後は、ソレが無いとなると途端に不安にもなるだろうという、常習性のある、ともかくヘンなアニメです(超褒め言葉)。ニコニコ動画で見ているので、練度の非常に高いミュークル民たちが繰り出す、定番フレーズや引用元必須なコメントも見ものです。
ともかく、学校や仕事でうまくいかなくて落ち込んだ時は、コレ見ればイイんじゃ無いのかな?といった趣ある作品です。「プリパラ」以来ですねこの衝撃は。ハハっ!
ゆにさまとツギ・ハギちゃん、ウチにも来ないかな!
⭐⭐⭐⭐⭐
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~第2クール
2021/10/3(日)~TOKYO MXほかにてスタート
ラノベ(なろう)原作のアニメ作品。タイトルから分かる通り、とりあえず定番の「異世界転生モノ」です。原作未読(ただし漫画版は終了後から少しづつ見ている程度)。
調べたら、この作品はなろう系ラノベ黎明期の作というコトで、感慨に浸っている貴兄も多いのではと推測。
今はラノベ原作ものが花盛りなご時世ですが、ラノベものアニメ作品って凄く極端で、何が極端かというといわゆる「出来(クオリティ)」がね、スゴいものはホントにスゴいけど、ローコスト(配慮した言い方)な物は超絶チープなんですよね。ホント非常に潔いくらいに…。ちなみにコチラの作品は前者の方です。めっさ出来が良い造りをされている。
基本のストーリーはもちろん、キャラも立ってるし、演出、話の運び方、世界観や背景、プロップのディテールのきめ細やかさがもう、ホントサイコーですね。ここまでキチンと作り込まれてると、もし自分が原作者ならモニタの前で思わずウレションしちゃいますね(おいw)。役者さんも達者な人揃いですし、ホントもう安心物件。10点差し上げる(古い賛美の言い方)。
個人的には特にエリスお嬢様から目が離せません。仕草とか動き(殺陣含む)、言動、立ち振る舞いがホントに魅力的です。全方位からスタッフに愛されまくってる女状態。本来はキッついほどのツンデレ暴言暴力キャラなんですよ?なのに、何ですかこの愛され全盛の動かし方は(笑)。
どうやらアニメはまだまだ続きそうな気配がしてますので、今期が終わっても次が期待できるよう。とりあえずは一安心です。次も期待してますから、制作会社さん&役者さん、頑張って!
⭐⭐⭐⭐⭐
MUTEKING THE Dancing HERO
2021/10/2(土)~テレビ大阪ほかにてスタート
原作(オリジナル)アニメは昭和55(1980)年放映の「とんでも戦士ムテキング(フジテレビ系)」。ギャグ路線で「タイムボカン」シリーズ以外からのリメイクでコレを持ってくるかぁ…と。(今、YouTubeのタツノコチャンネルでそのオリジナル版を配信していて、復習的にサラッと見返しましたが、アクションシーンはタイムボカンというよりキャシャーンに近いなと思いました)
ま、それはさておき、基本アメリカンテイストと言うのは踏襲されていますが、こっちのほうがシリアス味が強いですね。オリジナルが1シーズン構成なのに対し、こっちは1クールで終わらすのが前提なので、まぁ仕方ないかとは思いますが、もう少し脱線気味な能天気っぽいエピソードも観てみたかった気がします。脱線は多話構成の特権ですね。
多分、オリジナルのフォロワーだったら、もう少し好きになれたのかもしれませんが、もとよりそうでなかったのと、私の好きなテイストとは若干のズレがあったようで、一応全話観ましたがイマイチのめりこめなかった…。残念
⭐⭐
メガトン級ムサシ
2021/10/1(金)~TOKYO MXほかにてスタート
レベルファイブ原作・制作のメディアミックス作品。リアルロボットと言うよりは、熱血も混じった巨大夢ロボット(?)路線で少年少女が搭乗者で地球征服云々、ロボットのルックスやアクション、主人公の性格から、対象層が年齢が多少低めなのかな?と思ったら、結構な(ディストピア)SFみとか色恋沙汰、死別等のエピソードを混ぜてきてるので、ちょっと意外でした。あ、あと搭乗者の一人と司令官がベッドインしてたシーンは衝撃でした(笑)。
とはいえ、戦闘シーンやアクション、ストーリー展開などでの豪快な力技シーンも多く、そういうのが好きな人にはたまらないのではないでしょうか。私はといえば、のめりこめはしなかったけど全部観れましたし、佳作ではあるなと思いました。悪くはなかった。
⭐⭐⭐
やくならマグカップも 二番窯
2021/10/1(金)~CBCテレビほかにてスタート
ご当地モノアニメであり陶芸モノアニメ。岐阜県多治見市にあるとある高校の陶芸部を舞台にした作品です。
日常系ではあるけれど題材はニッチ。ごく普通の青春グローイングアップ・ストーリーですが、コレ、実は時間の半分は実写パートなのであります。最初にアニメをやって、あとの時間は出演声優たちが陶芸体験や市の観光処を巡るという、作品自体が多治見市メジャー化プロジェクトの一環なのでした。(個人的には、みにゃみとセリコさん大好きっ子としては大いに楽しめました)
コレについては、肩肘張らずに楽しむことが大事です。「ちょっとしたアニメも楽しめる、観光ぶらり旅バラエティー番組」がイヤでなければ、なかなか楽しい作品です。
⭐⭐⭐
結城友奈は勇者である -大満開の章-
2021/10/1(金)~TBS、MBSほかにてスタート
(コレで終了であれば)全三部作の最終章(になるのかな?)。一見さんがパッと見したら、多分単なる「美少女戦闘ものアニメ」ですが、第一期からかなりのディストピア&鬱のアクセルが全開の作品です。(この作品に出てくる少女たちの境遇、ちょっと位相をずらすと、なんとなく非常事態下の自衛隊のようにも見えてきます)
…救いは無いのですか~?ラッキーアイテムとか…(作品が違う)。
いろいろ評したかったのですが、1期2期の時点で見れなかった話が多く、今から履修する時間もちょっと無いので、正直深くは語れません。(ゴメン。この期はちゃんと見れました)
ただ、コレだけは言えますが、「軽~い気持ちで美少女回転寿司のキャッキャウフフを楽しもう」と安易に見ると、脳天をガツンとヤラれますのでお気をつけください。
それでもキャラに「とりあえず良かったね」と言えるようなオチを付けていただいて良かったなとは思いました。
嫌いではない(むしろ好き)。ちゃんと全話観れていれば、星の数ももう一つくらい増えたかもしれません。
⭐⭐⭐
ルパン三世 PART6
2021/10/9(土)~日本テレビほかにてスタート
ルパンのTVシリーズも、もう6作目ですか…。私が最初に観たやつは、言っちゃうとお歳がバレるのでナイショです(いまさら…)が、自分が観ていたその頃のテイストにかなり近いかな?と感じました。
そして今回は、第0話という特別枠が設けられ、そこで次元大介役の声優・小林清志氏が勇退(引退式みたいな感じですかね?)。初期から作品を支えてきたオリジナルキャストというべき方が全ていなくなり、声優陣の総入れ替えが完了となるというイベントもありました。
その他にも、今シリーズは久々のテレビシリーズというのもあり、度々著名なゲスト脚本家を迎え、要所で遊び心にも富んだ構成にしたり、キャラクターの本質についての原点回帰を意識したようなエピソードや、シャーロック・ホームズという著名キャラクターとの絡み、過去シリーズのオマージュも散りばめるなど、気合の入ったシリーズになっている様です。
出来は全然問題なくイイです。多分楽しませてくれるシリーズになるでしょう。期待。
⭐⭐⭐⭐
ワッチャプリマジ!
2021/10/3(日)~テレビ東京ほかにてスタート
言わずと知れた「プリティーシリーズ」最新作。総監督が佐藤順一氏と言うなかなかなビッグネームということで、え?どうなっちゃうの?というファーストインプレッションはありました。まずは様子見といった所でしょうか。
ストーリーにおいての不思議要素が、他のシリーズではあくまで「魔法的なもの」という括りでしたが、今シリーズはハッキリと「魔法」と言ってますね。ソレが差異といえば差異になるのでしょうか。
私自身「プリティーシリーズ原理主義者」みたいなトコあるので、諸々シリーズについてのその辺をちゃんと踏襲してくれれば、自動的に自分内番付は上位格、かつ永久殿堂入りは間違いないのですが、はてさてどうなることやら。大いに期待しています。スピンオフキャラクターに誰が来るのかも楽しみですね。
まずはシリーズ贔屓も込みのご祝儀評価で
⭐⭐⭐⭐⭐
ウルトラマントリガー
2021/7/10(土)~テレビ東京ほかにてスタート
あ、アニメじゃない(笑)。
でもまぁいいか、同じニコニコ配信枠で観てるし、特撮枠は親戚みたいなもんだし多少はね…(強引)。
世界線がティガ繋がりと言うことで、「過去にも結構続編っぽいものやったのに今回はどうするの?」と思っていたら、近年の円谷作品で結構ある、パラレルワールドというか並行世界というか多元宇宙というか、とにかくそういう便利時空モノでした。ちなみに、シズマ会長が元のティガ世界の人っぽいかなと思ってたら、バッチリとジャストミートでした(笑)。
並行世界モノだけあって、懐かしさのカケラがそこらじゅうに散りばめられていて、それだけで古参兵はウレション状態だったのでは?と推測してます。
しかし、用語やモチーフに「ああ、アレはコレね」とかドヤ顔でふむふむしてた私も、さすがに(セブンの)ナースが味方の艦(ナースデッセイ号)になって、大空でウネウネ動くとは思いませんでした。前作のキングジョーやウインダムといい、セブンのキャラは使い勝手いいですね。
とりあえず、ちゃんと楽しめた感はあったので、個人的には満足しました。コレで長野くんでもゲストキャラで出てきたら祭りになってたでしょうけど、まぁさすがにそこまでは無理か。(Z君で精一杯よね)
⭐⭐⭐⭐
総評
ああああ、終わったぁ(白目)。数えたら41作品ですよ!ヒマ人ですねぇアタクシ(笑)。2021年冬期のも予定してるんですが、今もう春ですよ春!約2期前ですよ!もうちょっと省力化しないとダメですかねぇ。次のは五つ星モノ以外は行数制限設けるとかしないとダメかも。
さて、今期は下記の5作品が五つ星を獲得しました。
異世界食堂2
先輩がうざい後輩の話
ミュークルドリーミー みっくす!
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~第2クール
ワッチャプリマジ!
どれも「ニコニコしながら」「ドキドキしながら」をテンション落とさずに継続的に体験させてくれた作品ばかりです。ソレが五つ星の理由かな。とはいえ、4つ星の作品にも期待できる良い作品はたくさんありました。
86-エイティシックス-
テレビアニメ「鬼滅の刃」
吸血鬼すぐ死ぬ
境界戦機
サクガン
ジャヒー様はくじけない!
白い砂のアクアトープ
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
大正オトメ御伽話
ポプテピピック 再放送(リミックス版)
ルパン三世 PART6
ウルトラマントリガー
中でも「86-エイティシックス-」は一番印象に残っており、シリーズが変則で継続ということで、どういうふうに最終的なオチをつけてくれるのかも気になります。2022年春には第3期もあるので期待して待ちたいと思います。
というわけで、2021年秋期アニメのレビューはコレで終了です。次回は2021年冬期でお会いしましょう。次回からタイムラグの短縮化、頑張りたいと思います。
こんな長く、しょーもないレヴューを見てくれてありがとうございました。それではまたー\(^o^)/
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