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DA(ダイレクトアタック)は一日にして成らず?日本太古の秘密結社(?)や漢字の成り立ち、歴史で【妄想する】リコリス・リコイル雑談

みなさーん、お元気ですか~。私です。アニメ界隈的に「リコリス・リコイル」ヒットしてますねー!盛り上がっておりますねー。私も毎週見ていますよ。千束、生きてくれ!頼むから!(涙目)

さて、作中の設定では「DA(ダイレクトアタック)」という組織が世の中(国内)の治安維持のため裏でいろいろと活躍(暗躍)していて、ソコに所属する「リコリス」と呼ばれる少女たちのエージェントが先兵として秘密裏に任務を遂行している…という基本設定があります。その生い立ちについて、シリーズ前半でハッカーのロボ太くんが、(ドコから持ってきたかわからない)資料を提示するシーンが有りまして、ファンの間ではソレをもとにいろいろと考察するのが盛んなようです。
私もソレに乗っかって、ちょっと妄想で遊んでみようかと思って、急遽noteの編集画面を開きました。

安直ですね。でもこういう安直な瞬発さも、時には大事かなと思って(笑)。

あ、私の妄想ですから、歴史要素とか知識とか諸々ガバガバでダメダメで雑かつ粗いトコ満載です。アラ見つけても(スパイファミリーの)アーニャのアルカイックスマイルのように、そっと微笑んでそっ閉じしといてくださいね。約束だゾ!

(作中では「明治政府樹立以前から…」と語られていますが、ぶっちゃけコレもアテにはなりません。仮に明治以降に設立されたとしても、その場合は後に権威付けとしてワザと歴史ある組織のように捏造する場合もあるからです。でもまぁ、ソレ言ったらココで妄想も「ハイそれまでよ~」になっちゃうので、ひとまずはその世界線は無視しておきます)

まず、ロボ太くんの出してきた資料がコレです。

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

右上は組織の旧意匠といったところでしょうか。国生み時の素材と実り(国の財産)を双方から守る八咫烏と金鵄、といった感じにも見えます(違うかもしれんけど)。その下の虚無僧みたいのは写真なのか絵なのかわかりませんが、体格が結構ゴツく男性に見えるので、君影草か花葵の部隊員かな?
そしてファンの間で一番引用されている図がこちら。


八咫烏

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

【陰】

「以下の組織は、表社会に出ない裏の組織ですよ~」という前提でしょうか。となれば「陽」の項目もあるのかな。そっちは今で言う宮内庁とか皇宮警察的な、一般的に知られてるもの、みたいな。

【八咫烏】

Wikipediaによると「八咫烏(やたがらす、やたのからす)は、日本神話に登場するカラス(烏)であり導きの神。神武東征の際、高皇産霊尊(タカミムスビ)によって神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされる」だそうで、いわゆる「霊鳥」みたいな感じでしょうか。

そしてその脇に「帝」「裏」の字が添えられています。これは「八咫烏とは何」という回答になってる気がします。「清酒 白鶴」みたいなもんです(何言ってんだ?)。

「八咫烏とは」+「帝(朝廷)を守る裏部隊」もしくは「帝直属の裏部隊」と読むべきか、いや読み順的に「裏帝」と読むと、実は帝は対になるもう一人の存在がいて「もうひとりの帝の部隊」と読むべきなんじゃ…表で政(まつりごと)を執行する帝と対になる、裏世界のエンペラー…あれ、書いてたらどっちがカッコイイかという中二シンキングになってきたぞ、ちがうちがう!そうじゃない(鈴木雅之)。

ともかくコレを組織図と考えると、最上位の組織・意思決定機関は「八咫烏」ということになりそうです(八咫烏の神話上の役割は道案内みたいなもの)。私は第十話で作戦中のDAのモニタに登場した、ダリみたいなヒゲしたオッサンが恐らくそのメンバーではないかと見ています(2022年9月20日追記:この人については10話では「本部(八咫烏か金鵄)からの…」という前置きがありましたが、12話ではリリベルの担当指揮官みたいなことをしてました。どっちやねん?)。今作品と照らし合わせて考えると「帝の意向に沿った、太平の世の中を作り出す組織」かな?

ちなみに「八咫烏」なんですが、コレ自体「日本最古の秘密結社」とする説もあるらしく、コレは実在していたならモデルとしての存在としては申し分ないんですけど、コレの存在を主張している人々と掲載誌が…コレなんですよねぇ。ちょっと、下記のリンクを見てもらっていいですか?

…なので、ここ見るまで結構ココロ高まったんですが、見たら自然とマウスを持つ手がそっ閉じクリックしてました。うん、まぁモデルにはなり得るかも知れませんが、ちょっと微妙ですね。うーん。

金鵄

八咫烏の下には「金鵄(金色のトビ)」の文字。金鵄とは…
金鵄(きんし)は、『日本書紀』に登場し、神武天皇による日本建国を導いた金色の鵄」だそうです。

金鵄については諸説あるのですが、八咫烏と同一視されている説もあれば別物としている説もあるそうです。ただ今回は組織の話ですので、単純に上位組織「八咫烏」の下にある実行機関としての「金鵄」という意味でしょうね。そのほうがしっくり来るような気がします。その下に「鴉、鵶、雅(全てカラスの意)」という三部隊があり、それら実働部隊を統括しているのが金鵄という感じですかね。(これはまぁ自分の妄想ですが、神話上で八咫烏が導き手のような仕事しかしてないのに対し、金鵄は自らの力を行使して天皇の大和平定を助けた、とありますから実働部隊の統括にはうってつけのネーミングとも言えなくもない)

【鴉、鵶、雅】

「鴉、鵶、雅」はすべてカラスの意なのですが、調べるとそれぞれ若干ニュアンスが違うことに気づきます。(機種依存文字が入ってるので、ちゃんと表示できてるか心配だな)

「鴉」配下、男系暗殺部隊「君影草(リリベル)」

「鴉」はハシブトガラスを指すという説があるそうです。クチバシが太く、見た目雄々しそうに見えなくもないので、男系暗殺部隊「君影草(リリベル)」に似合いそうなネーミングです。

「力終主義」と添えられていますが、ググってもソレらしい既存の言葉は引っかかりませんでした。強引に解釈すると「力づくで終わらせるぜ!」的な、つまり「四の五の考えずに武力でねじ伏せて解決してしまえ」的な強硬派みたいな手法を取る組織なんですかね。怖いです。そりゃ千束も怖がる(嫌がる)わけです。ちなみに君影草(すずらん)には毒性もあって、そっちの面でも怖いですね。

で、なんでそんなヤツラが千束の所に来ていたかという疑問が浮かびます。妄想ですが「最強のリコリス」と噂され、敵う者がいないと広まっていれば、「女ごときが生意気な!」という今どき口にしたら真っ先に世間から袋叩かれるような「男子ぃ~!」みたいな、血気盛んな鉄砲玉がしょっちゅう勝負を挑んできてたんですかね。道場破りみたいな。

もしくはソレにかこつけて単に美少女参りをしてるとか、「こんな美少女に完膚無きまでにねじ伏せられたい」「非殺傷弾サイコー(ヒャッハー!)」みたいな、閉鎖的な組織内ゆえいろいろ「持て余してる」系男子が日参していたとかだとしたら、100%コメディにしかならないんですが、ソレはソレでなんか楽しそうですよ。そんな二次創作、誰か描いてくれませんかね?(笑)

話はそれますが、「男装暗殺部隊」だともっと面白いですね、って本格的に女子しかおらん世界やん。個人的には、そんなむくつけき(死語)男子の中でも女の子と見紛う程のショタ系リリベルがいて、無骨に咲いた一輪の花みたいな存在がいるとなると「ここはグリーン・ウッド」みたいで非常に楽しいんですけど、コレも誰か描いてくれませんかね(他力本願寺)。

「雅」配下、女系暗殺部隊「彼岸花(リコリス)」

作中でも学名から引用して名付けられたとされている「リコリス」には「静収(静叙?)主義」と添えられています。こっちもググっても何も出ません。なのでこちらもこじつけですが「密かに静かに何事もなったように収める」のがコンセプトなんでしょうか。今作品のリコリスの仕事っぷりもまさにソレですからね、まあコレで合ってる気がします。

「彼岸花」に当てられているカラスの文字は「雅」ですが、なんでカラスが「雅(みやび)」?と思う方も多いでしょう。なんとなーく、しっくりくる説を見つけました。「雅」は音由来の漢字で、カラスの鳴き声から作られたという説があるそうです。そして作られた当時、雅は「夏」という文字と通用していたそう。「夏」は舞楽を舞う人の象形とされていたそうです(詳しくは下記の解説サイトを御覧ください)。
そう、舞い踊るように、華麗に静かに淡々と「処理」をしていく、リコリスのワーキングスタイルにピッタリ…な気もする。って、かなり個人的な感想ですが。

「鵶」配下、影武者部隊「花葵」

さて、作中でも一度も言及のないこの部門。なんにも手がかりがないのでお手上げです。なので素直にかつ強引に字面だけでコレを解釈してみましょう。私のひねり出した妄想はコレです。

「影武者」ですから、そう素直に考えれば「身代わり」です。多分「帝」や朝廷要人用の。ということは他二部隊のように対外的な活動をする部門ではなく、内部というか朝廷内や公家公卿衆・豪族的な何かからの政敵や反体制派から隠密に帝を守る部門かなと。もしくは軍警察とか公安的なスタンスとか。
主義の項目から推測もしようと思いましたが…ただコレ…読めません!ボケすぎてて。「法耗」?「法橇」?いずれにせよ単語としてはコレも見当たりません(消耗と読んでいる方もいらっしゃいますが、一文字目が私にはどうしても「法」に見えます)。

あと、花葵=アラン機関と結びつけている方もいらっしゃるみたいですが、吉松氏の語ることを聞いていると、なんか日本的な精神が感じられないんですよね。どちらかと言えばキリスト教史観というかノーベル賞財団的というか。思想的に海外(欧州)発の匂いがします。

加えて千束がよく使ってミズキに叱られている「クリーナー(事後処理班)」との関連性を言う方も結構いらっしゃいますね。私はコレもピンと来ませんでした。個人的には「クリーナー」は「金鵄」内部の部隊かなと(世間への体裁を最終的に整えるお仕事だし、あと、お値段のお高い理由として)。

とりあえず、謎の多い「花葵」です。第一期が一クールのみだとすると、配分的にもう無理くりブッ込むこともできないかなと。つまり「お手上げ」です。

【大鳥】

更に各三組織のその下には、3つの名があります。

  • 君影草には「籐(とう)もしくは藤(ふじ)」「虎杖(いたどり)」「葵(あおい)もしくは萩(はぎ)」

  • 彼岸花には「南天(なんてん)」「椚木(くぬぎ)」「梅(うめ)」

  • 花葵には「春楡(はるにれ)」「牡丹(ぼたん)」「柏(かしわ)」

これは何なんだろうと思った時、3つという数からまず、現リコリスで言うところの「ファースト、セカンド、サード」の旧名称じゃないかと思いました。こじつけようとすればナントカこじつけられます。具体例がリコリスしか無いので少々強引ですが

  • 「南天(なんてん)」→実は赤い(ファースト)

  • 「椚木(くぬぎ)」→葉色は深緑だがリボンにソレを残し、全体色としては制服として違和感のないネイビーブルーに変更(セカンド)

  • 「梅(うめ)」→花は白~ベージュ色(サード)

そこから、その中間に添えられてる「大鳥」という文字。これは「おおとり」ではなく「たいちょう(隊長)」という意味でもあるかと。つまりは小鳥たちの群れを統べる大鳥的な。つまりは楠木司令ですね。

もう一つは、これは下部とか構成員ではなく、大鳥(隊長)職や内部の要職を代々司ってきた家名・家系ではないかと。陰陽寮内で天文道なら安倍氏、暦道なら賀茂氏といったように。そう考えると字面的に「椚木」が「楠木」にも見えてきます。家名が微妙に変わるとか、ウン千年の歴史があると考えると、まぁ無くもないかなとは思うのですよ。彼女が現場叩き上げ系ではないとすると、英才教育後に宗家から下ってきたとも考えられます。お付きの秘書的な彼女も、実は出身はエエ氏のトコから来てるお嬢様なのかもしれませんね。
(2022年9月20日追記:第10話で本部、もしくはリリベルからのお偉いさんが「虎杖(いたどり CV岩田光央)」と言う名と判明しました。この「大鳥」の下の3つは、やはり幹部職を代々請け負ってきた一族の家名なのではという気がしてきました。はてさて)

朝廷

八咫烏の更に上、となるともうダイレクトに朝廷内というコトになります。中央図の左下はその構成図ですね。コレです。多分「太政官」の組織系統図。

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

トップはモロに「天皇」とありますね。ただこの系図だと天皇と同列の存在があるように見えます。配下なら下部に棒が伸びてるはずですが、一本真横に伸びてる物があり、前述で私が中二妄想した「裏の帝」が頭をよぎります。(皇后とも考えましたが、なんとなくソレではないかなと…)

ちなみに右大臣と左大臣、両職は同列と思ってる方結構いると思いますが、単純な序列で言えば左大臣のほうが地位は上だそうで、右大臣はその補佐という位置づけらしいです。
作中での左大臣職は結構下部組織がいっぱいあって、パッと見でも忙しそうな感じですが、対象的に右大臣職は極端に下部組織数が少ないですね。
コレを妄想すると、派手であまり表に出る仕事ではないが、それゆえ重要な事(荒事)を任されているのでは、と。つまり八咫烏は右大臣配下ということ?という考えになりました。
ウインドウで隠されてる部分もあり、そっちも怪しいと言えば怪しいというのもあります。太政官の左は「内大臣」かもしれませんが、まぁソコまでツッコまなくてもイイかな~ということで、この図に関しては、さすがにコレくらいが妄想できる限度なので、このへんで終わりにしておきます。

貴族

八咫烏の要職・上級職・監督職についていた人々は、多分その時その時代のお貴族様達だったでしょう。画面左上の図には「西家」「北家」という名称が読み取れます。ザッと見て4~5つくらいの家が関わっていたように見えますね。

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

赤色の家系名は劣化なのか、もう読めません。これが統括している家なのか、隠れてる中央にトップがいるのかわかりませんが、コレを見て思い出したのは「藤原四家」です。

実際の藤原四家には「西家」は有りませんので、違う時代か藤原四家をモデルにして少々もじっているのかもしれませんね。藤原四家といえば豪族というかめっちゃ有力貴族、もしくはソレに近い家柄・一族であれば、当然こういう帝に直接関係のある職には絡んでくるでしょう。となると、こじつけようと思えば、この組織の起源は「大化の改新」まで遡れる?…いや、ソコまではムリクリかなぁ。

多分、続編がないと明かされない組織の生い立ち

と言った感じで、あの1画面を酒の肴にして妄想で(約6千文字かけて)遊んでみました。最後に、このページを見た方へ。コレはあくまで一視聴者が巡らした妄想で、公式の設定ではありません。自分の思ったものと違っていても、こんな解釈もあるんやな!程度に留めおいてくれると助かります。

というわけで、物語もラストスパートに差し掛かりました。正体を公言されてしまったリコリス、ソナー使いだった真島さん、視覚対聴覚の戦いになってるバトル、吉松氏の手にあるあのスーツケースの中身…。さぁ、見どころがてんこ盛り状態です。
コレ書いてる現在では、私は第11話を見終えたところです。また一週間我慢の日々が始まります!

では皆さん、話数も残り少なくなりましたが、良きリコリス・リコイルライフを!

「いのちだいじに!だよ」

※リコリス・リコイル妄想【追記】

OPのこの色付きの二人…

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

この二人だとイイな、萌えるなぁ~w

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

2022年9月18日追記

今しがた12話をABEMAで見終えました。開幕スッキリで草。

で、ED見てて気づいたのですが、曲後半の日常シーンあるじゃないですか。春(桜花びらとクレープ)→夏(浴衣)→秋冬(バーゲン(?)戦利品と冬着)ときて、その後は春をすっ飛ばして「次の夏」が来てるんですよね。これって生存フラグですかね?そうあってほしいなぁ。

吉松が人工心臓Ver.2は自分の体内に、と提示してたけどアレもアテにはならないんじゃないかな。胸の傷なら簡単に作れるし、殺させる口実を作るためのフェイクでは?それにアレの開発者を特定できたら、三個目も作成可能では?
あと、リリベル キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 現場リーダーがイケメンくん!最終回前にぶっこんできましたねー。

くるみがリコリスの存在をメディアのプロモーションに仕立て上げてましたが、街中でサードの子を撃っちゃったリーマンとか、アレはどうするって言う人もいるでしょう。でもアレって結局双方ともに腕にかすっただけなんですよね。死んでないと思う。あの場にいた一般人の人数的にも隠蔽は可能な範囲内だろうし、ぶっちゃけ八咫烏があのリーマンをなんとかして、リーマンのコスプレさせた職員とサードの子と一緒の画面に出してタレントを気取らせれば、目撃者の印象はカンタンに上書きされるでしょう。日本人の意識って真島ほどトンガッてるのそう多くはいなくて、結局大衆側からすると「平和の果実は真実の苦味に勝る」ってのが大多数だし実情なんだと思うんだよね。人はそう簡単に真島の境地には至らないと思う。

2022年9月20日追記

第12話。DAリコリス・フキ班の、(多分作中世界では)ちょっと地味目のそばかす少女・エリカちゃんのこと。

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

第1話でヘマして人質になったり、たきなへの負い目で凹んだり、果てはさくらにも罵られるという内気でか弱い薄幸の少女のていで描かれていましたが、やっぱりたきな、さくら級位には実力ある子なのでは?と再確認。

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

班長のピンチにも音立てず忍び寄り、涼しい顔でちゃんとお仕事できる賢い子

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

とっさの防御反応も落ち着いて難なくこなせます。さすがです。やはりセカンド制服は伊達じゃない。惚れる。

あと細かいトコなんですけど、

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

フキ、千束「うええ~、選曲のセンス…」

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

ココ、リリベルの皆さんが各自細かく動いてて、明らかに動揺してるのがわかるんですよね。
リリベル「え?ゲーム?え?演歌??」
他のアニメだったらこのシーンって、絶対動かさない気がします。そういう細かいトコ好き(笑)。

2022年9月25日追記「最終回」

最終回観ました。よかったー!ハッピーエンドで済んだ~。(吉松氏はアレですが)

12話やソレ以前でのウォールナットによる鮮やかなラジアータハッキングを見てちょっと考えたこと。「ウォールナット」名義のハッカーはネット黎明期からいるという言及が作中でもなされてましたが、それがあんなロリ美少女だったというのは、「ロリ美少女がスーパーハッカー」というキャラのギャップ萌えの点から言えばキャラデザの王道でアリアリのアリですが、ソレを除くと途端に説得力がなくなる。バックグラウンドにつじつまが合わない。

妄想すると、例えば実は「ウォールナット」名は世襲制だったと。それもくるみとはネット経由でお互いプロフィールも明かさずに師弟関係だったという説。
もう一つは「ウォールナット」が家族親戚縁者の中にいて、幼児がソレを見ながらハッキングに興味を持ち、「門前の小僧…」ではないけど自然と知識は吸収されていき、直でも教えてもらったりして、腕が成熟した頃に先代ウォールナットが死去、または引退したというパターン。
まぁ、真面目に考えればこんなとこでしょうか。あとね、ラジアータへのハッキングが迅速かつ鮮やかすぎるのは、くるみの師匠(先代ウォールナット)がラジアータ開発にかんでいるか、もしくは開発段階からソースコードが漏れていて、ソレを入手していた疑惑。で、それがくるみの手にも渡って(伝承して)いた説。でなきゃ、あんな爆速で再ハッキングできないでしょ。あらかじめ詳細を知っていたとしか思えない…いや、単なる妄想ですけどね。

で、18日の追記でも触れましたが、EDの季節循環のあれ。当たったとは言わないけど、アレのとおりにはなったんじゃないかなと。「たきなと出会ってからの次の夏が来るって生存フラグ説」ってアレ。

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

ますます、おっとこまえ度が上がったフキちゃん。やっぱ総合的にリーダーとして優秀なんだろうなぁ。面倒見も良さそうだし。チーム・フキのサイドストーリーも観てみたいですね。

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

千束、というか今作の登場人物(女子)の魅力の一つとして、「自然な仕草、自然な話し言葉、声にならない声」というのがあると思うんですよね。記号としての「女の子仕草」「女の子口調(トーン)」「女の子言動」があまり無い(もしくは嫌味がない)。あってもほぼワザと、みたいな。上図の座りポーズもそうですが、ウダーっとしてる時、くつろいでる時、そしてその時の言葉。どれもとても自然に見え(聞こえ)ます。ソコは声優さんの才もあるし、絵を描く人の才、ソレにGoのサインを出す人の才、様々な才に恵まれてた作品でした。じゃんけんに勝った時のたきな、吉松(心臓)を逃した時のたきな、そしてこの時もイイ声してましたね。

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11
©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

なんとミカさん、カバー(演技・擬態)でした。ひょっとしてDAから離れるための理由付けだったんですかね。そしてまぁ、あの体格であの体術、元プロですから、姫蒲さんなんてタダの小童ですよね。パパでママでソルジャーでとか、最強の保護者ですね。

SNSでは千束が提示した比喩についての言及をあまり見なかったのだけど、ちゃんと理解した人は少なかったのかな?

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

「めっちゃ美味しい!飲んでみ!(人工甘味料込でも美味しいモノは美味しい)」「甘すぎねぇか?(人工甘味料山盛りジュースはイカン)」=「不自然でも平和を謳歌でき笑っていられる世界である事が第一」「不自然さを取り除き、目を背ける不都合でも真実を見せることが本来」
どちらも100%◯◯、とは言えない主義主張。現実世界でもそこかしこにありますね。

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

そして終演。「延空木破壊(オープンおめでとう花火)」は自分と戦ってもらうためのエサ的なやつだったのかな。しかしまぁ、千束たちが転がったガラス(アクリル?)張りの半円型のアレも、その他もオープンしたてで大損害。また都税が飛んでいきますねぇ…。

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

オトナの笑いどころ・その1。都知事~w、リアルやん!リンクしてるやん!現実と!(笑)
そして「TOKYOリコリスクライシス」これホントに作ったらオモロイな!現実的には多分、予算が無くなったとか監督が予算持ち逃げしたとか、超適当な理由つけてプロダクトを頓挫させるというのがラジアータが弾き出しそうな落とし所でしょう。

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

真島さんはアレですかね、異能生存体なんでしょうか。この人のギフトって超聴覚ってよりも「死なない」事なんじゃない?と。んで、ナニしれっとお店に来てるんですかねサイレント・ジン。しかも甘党!w

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

そして生きていてくれた千束。しかし生命力強いですね。術後まもなくでこの遠距離(~宮古島)逃走劇。さすが次世代人工心臓の成せる技なのか。

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

めっちゃエンジョイしてるし(かわいい)。篠原沙保里さんはスクープカメラマンの素質があるのか?(ただし彼氏越しでの条件あり)。

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

このカードをもらった世界線では、きっとこんなに幸せそうな抱っこ姿は見られなかったよ…。

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

そしてまさかの、リコリコ・ハワイ支店。多分パスポートは作中でも言っていたけど、くるみがチョチョイのチョイっとアレコレしたら…こうじゃ!となったんだろうね!

ともかく、(ほぼ)ハッピーエンドで良かった。真島もまだ生きてるし、回収してない拳銃もまだあるし、続編が待たれますね。個人的には吉松氏は、続編がないなら「死亡」、あるなら「生存」という説を今から提唱しておきます。そのほうがお話面白くなると思うの。

©リコリス・リコイル/Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

リコリコ考察から始まったこのページでの追記妄想感想文は、コレにて一旦終わり。また妄想・考察できる日が来るのを祈ってます。それではまた!

いのち、だ・い・じ・に・だよ!

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