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日記 赤羽に行ってきた 他 2024.12.10

・タイトルの通り赤羽に行ってきた。友人たちと飲むためだけにだ。いつものように小説風のエッセイで発表しようと思ったけど、情報量があまりに多いので箇条書きの日記とした。

・かねてから赤羽という地名の響きに憧れがあった。ラズウェル細木さん、パリッコさん、そして各種せんべろな投稿の数々にその地名は必ず登場し、さぞや天国のような場所なのだろうと日々妄想を膨らませていた。結果的に実際天国だった。

・こんなに飲みに特化した駅前はそうそうない、東口に降り立った瞬間にそう感じた。ちょっと歩けばすぐ飲めてしまうのだ。なんだか名古屋の新栄に似ている。都会さを兼ね備えたディープエリアだ。そんなところに女子3人を含め、4人で飲もうとしている。見た目的にも4人バラバラなのでどんな集まりだ、と周りからは見られることだろう。僕らもよくわからん。

飲み屋街に接している赤羽小学校。すごい通学路だ。運動会とかで酒に困ることはないだろう。

・しかしながら曜日がまずかった。そして赤羽というエリアを舐めていた。土曜日なのだ。もうめちゃくちゃに多い。飲兵衛が。「いこい」も「まるます家」もダメだった。皆、飲むために並んでいる。酒にありつくためにこの寒空の下生きている。どこもかしこも混んでいるので適当な店に入った。ボリュームが多い感じの、ふつうの居酒屋だった。南蛮からあげがうまい。

愛知県ではあんまり飲むことができないバイスサワー。すき。

・しかし一軒目なのにもうお腹が満たされた感じがするのは、新幹線の中でカツサンドを食べてしまったからだ。新幹線に乗る=駅弁を食べる、が染み付いてしまっているのでつい食べてしまった。マヌケめ。

これから飲むのについ食べてしまった矢場とんのカツサンド。ばかたれ。

・トロ函に入った。ここもよく赤羽といえばという感じに出てくる店だ。まさかあの狭いエリアにみっつも同じ店舗があるとは思わなかったが。中はそれはもうギッチギチで、結局15分程度並んで無事に入店できた。トロ函ハイボールというのが甘くてうまい。梅シロップみたいな味がする。キンミヤの梅割りのハイボール版なのかも。

異常に飲みやすいトロ函ハイボール。危険な味だった。

・しきりに深山さんがうまいものに対してリーガルチェックが必要だと言っていた。若者の中の流行の言葉なのだろうか。このウニといくらの盛り合わせにもそう言っていた。ふたつを合わせて海苔で巻いて食べる。確かに法に触れるほどうまい。

たぶんおじさんだと法に触れるより尿酸値に触れる方が心配。当たり前にうまい。

・あわびを焼いたり、その周りでウインナーも焼いたりした。一瞬だけナルミヤさんが「あわびとウインナーって、その、アレ」と呟いていたが聞かなかったことにした。最終的にあわびの周りにはどんどんウインナーが集まり、魔法陣となった。その後はネギトロ巻きを頼んだり、氷魚に舌鼓を打ったりした。爆乳先輩は眠そうだった。

ウインナー魔法陣。なんかのメタファーとかではないです。
ツイッターでよく見たやつ。当然うまい。

・次の店を探していると「種屋」という駄菓子屋に着いた。すごくノスタルジーを感じる素晴らしい場所だった。なんか見覚えあるなと思ったらドキュメンタリー72hで放送されてた店だった。通りで。液体に満たされたスモモ久しぶりに見て感動した。

すごくいい店でした。店の奥に喫煙所あり。

・その後はもう一軒行ったりした後、僕はホテルへと帰宅した。他の3人はまだ夜パフェとか食べて遊ぶらしい。20代は元気いっぱいだ。最後に行った店もよかったなあ。ぶり大根、いやアラ大根か?あれうまかった。里芋のからあげも大変よかった。八海山とよく合う。

最後に行った店。この大根だけ通販で売って欲しい。

・ホテルで少し休憩した後、みんなと別れる前に見かけた百万石に足を運んだ。立ち食いそば屋だ。スーツを着た男性たちが次々と入る。それは当たりの証拠だ。コロッケそばにちくわ天も付けた豪勢な一杯を満喫した。赤羽ひとりの午後11時、ひとしきり呑んだ体にこのつゆの濃さは沁みる。

優勝でした。

・翌日、やることもないので愛知に帰宅しようとしたが、爆乳先輩と深山さんが新宿でまだ遊んでいるとのことだったので合流して軽く話す。そして解散となった。僕はその後秋葉原へ行き、歩行者天国とハンバーガーを満喫して、帰った。いい東京旅行だった。

何気に初めて遭遇した歩行者天国。

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緑川 悟
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