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「私はこの道を選ぶ」と決めるのに必要なこと

2024年のNHKの大河ドラマは平安時代が舞台だそうです。

平安時代の一生で得られる情報量と現代の1日で得られる情報量は同じだと言われています。

noteもそうですが、個人がそれぞれ自分の言葉を発信しやすくなっています。だからこそ、様々な意見や考えに触れることも出来るけど、迷ってしまうような情報も多々あります。

「普通はそうなのかな?」
「本当かな?」
「科学的な根拠はあるの?」

など「私はそう思わないけど・・」という意見の方が多いかもしれません。

ダブルケアをしていると、子育て、介護、病気のケア、仕事、お金など必要な様々なことを調べていくと思います。

たくさんの情報で溺れてしまわないように。

大切なことは情報をたくさん調べて、「これが自分の意見!」ということを決めきることです。

正しい情報とは?

正しい情報とはなんでしょうか。
正しい情報=事実でしょうか。
事実とはなんでしょうか。

有名な大学の先生が言えば事実でしょうか。
教科書に書かれていることが事実でしょうか。
インフルエンサーが言っていることが事実でしょうか。

誰かにとって正しいことは、別の誰かにとっては間違っていることかもしれません。

正しい情報をつかみ取るというのは雲を掴むようなことかもしれないと思います。

1つの情報源だと意見が偏る

例えばテレビ。
テレビにはスポンサーという存在が後ろにいます。そのためスポンサーに不利になるような情報は流されにくいです。

YouTube。
YouTubeも1つの動画を見ると、関連動画でおすすめにたくさん上がってきます。関連動画やおすすめばかり見ていると、情報が偏ってしまうかもしれません。

日本語。
日本語で得られる情報はわずか数%以下です。世界の情報を得るには英語が出来ないと欲しい情報は入ってきません。

感情を入れずに情報を受け取る

世界で何が起こっているか、情報を受け取るにしても

これ、本当なの?
嘘じゃないの?
信じられない!

と感情が入ってしまうと、辛くなってしまうことがあります。

スマホの画面を触る指の動きが鈍くなり、スマホを閉じてしまうかもしれません。そうなってしまうと情報収集がストップしてしまいます。

ふ~ん
へぇ~
そうなんだ~

とシャワーを浴びるように、軽く受け流す感じで情報を受け取ると
情報をたくさん浴びても疲れにくいです。

「私は私」「人は人」となるために

自分の意見とはなんでしょうか。
どうすれば自分の意見が生まれていくのか。

1つはたくさんの情報を入れることです。

様々な角度からの情報を入れることで、「私はどう思うのかな?」ということを考える材料を手にすることが出来ます。様々な情報の中から、「私はこう思う!」と一本の軸、自分の意見を持つことが出来るのではないかと思います。

例えばがん治療。
抗がん剤治療をするのか、放射線治療をするのか、手術をするのか。
はたまた無治療で過ごすのか。

主治医を始め、医療従事者から話を聞いてみる。
がん治療についての本や雑誌を読んでみる。
インターネットでがん治療の体験談の記事を読んでみる。

この時に感情を感じながら情報を読んでいくと、とてもしんどいことになります。
「この治療は私には合っているの?」
「私はこれからどうなっていくの?」

「私はこの道でいく」と決めきるために、情報を取れるだけ取ることは大切なことだと思います。

ダブルケアの状況、子育てや介護や病気のケアの状況は変わっていきます。
その中でも情報を取れるだけ取って、自分自身の真ん中の道を見つけ出して欲しいなと思います。


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