食事で健康になりたい時に気をつけたいこと〈薬膳からみる健康〉
2月5日は都内でも珍しく雪が降り積もりました。
寒いと体調も崩しやすくなりますね。
ダブルケアをしているとケアに必死で自分自身の健康はそっちのけになってしまっているかもしれません。
皆さんは疲れ、冷え、不眠症など、何か困っている症状はありますか?
もしくはイライラ、怒り、悲しみなど気持ちを抱え込んだりしていませんか?
心も身体も健康になりたい時、普段食べているものでなんとか出来たら良いですよね。
私自身、薬膳を学び始めたきっかけの1つがそうでした。
つらい症状の良くする前に意識したいこと
出来ることなら身体に良いものや、症状に効くものを食べたいですよね。
はやる気持ちを抑えて、食材を選ぶ際に意識したいポイントがあります。
中医学、薬膳的にいうところの「健脾(けんぴ)」
まず脾(ひ)とは。
消化をしてエネルギーを作ってくれる働きがあります。健脾(けんぴ)とは、「脾(ひ)を健やかに」と書きます。つまり脾の働きが滞りなく、良い感じにしてあげることが必要です。
せっかく身体に良いもの、症状に効くものを食べたところで、消化・吸収出来なかったらもったいないです。
体調が良くない人を思い出してみて
体調が良くない人を思い出してみてください。
その人はご飯をもりもりと食べていますか?
風邪を引いた人が分かりやすいかもしれません。食欲は落ち、のど越しの良いもの食べていないでしょうか。
体調が悪いと胃腸の調子も良くない人が多いです。
体調を良くしたいのなら、まず「健脾(けんぴ)」です。胃腸の調子を整えて、消化吸収を助ける食材も選ぶと良いかもしれません。
健脾(けんぴ)食材&簡単レシピ
胃腸の調子を整える食材
うるち米、豆類、きのこ類、肉類、魚類などなど・・
健脾の食材は意外と多くて、とてもじゃないけど書ききれないほどです。
きのこ沢山とひき肉の炊き込みご飯も美味しいですね。
寒い時期だったらスープでも。
特に難しいレシピはありません。
普段、作っている料理にきのこを追加するだけでも違いますよ。
健脾(けんぴ)のために避けた方がいいこと
冷たいもの、脂っこいものを避ける
消化酵素は体温付近で1番活性化されると言われています。冷たいものを食べ過ぎると、胃腸の消化力は弱まってしまいます。
また脂っこいものも胃腸の消化力を弱めます。
せっかく食べるなら、食べ物のエネルギーを出来るだけ吸収してして健やかな身体作りをしてみてはいかがでしょうか。
健脾(けんぴ)を意識しつつ、身体に良いものや症状に効く食べ物を選んでいってくださいね。
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