詩 祈り花
今日、またひとつ歳をとりました。
その老いた母の穏やかな目は、陽射しの柔らかな秋の日に何を見つめているのでしょうか。
深い皺の走るその人生を、ひっそりと讃えるために腕の中で花々が揺れています。
何が見えていますか?
わたしは何歳ですか?
薄れていく記憶のひとつひとつを思い出せずにごまかし笑いしながら、手繰り寄せるものはきっとふんわり儚い花びらのようなものなのかもしれませんね。
順番に、いずれその風景をわたしも見るのでしょう。
どうか、もう暫くは、娘でいさせてくださいね。
*秋 母の誕生日に*
母は術後の経過もよく、そこそこに 笑 活発な活動を始めましたが、この時はさすがに年齢を意識しました。その時の詩です。
お陰様、この言葉は本当に良い響きですね♬
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