活版印刷特集記事 FFG調査月報(2024年4月号VOL.162)に長崎五島列島の活版印刷の記事が5ページに渡り特集されていました! 長崎県の中でも北部に位置する小値賀島は、人口2000人ほどの小さな自治体です。こちらの島で「OJIKAPPAN」という屋号で、活版印刷を行っている横山さんという女性の特集になります。 弊社にも創業時の活版印刷機を展示品として置いていますが、稼働はしていません。この特集では横山さんがなぜ活版印刷を選び、島で生活することを選んだのか?その想
先日のある体験を、方々で話すと、コンサルタントの方でも知らない方が多く、ネットにも意外と情報がありませんので、最新情報としてこちらで急遽記事にしたいと思います。 先日、再構築補助金の検査を受けました。 この話をすると、みなさんは「入金前」の話だと勘違いしている人が多いのですが、私が話しているのは入金後の話です! 改めて、採択後から補助金を受け取るまでの手順は以下の通りです。 1. 採択結果を確認する 2. 交付申請をする 3. 交付決定通知書を受け取る 4. 補助事業
先日、久しぶりに手漕ぎボートに乗りました。 手漕ぎボートは経営や人生と「とても似ている」と感じました。 手漕ぎボートは自分で漕がないと前に進めません。 手漕ぎボートはまっすぐ進むためには進む方向とは反対側、つまり後ろ向きで漕がなければなりません。 前に進まないといけないけれど、前が見えないのです。 人生も経営も同じです。 絶対的に前に進まなければならないのは確かですが、未来はどうなるのかは予測できません。 しかし、手漕ぎボートも二人乗れば、一人は方向を確認し、一人は漕
私は、さまざまなデジタルスタンプラリーイベントを企画しています。 今回はデジタルスタンプラリーの価値について具体例を挙げて記事にしていきます。今回の事例では、5日間開催したイベントでの事例を特別にご紹介します。 まず、会場内にQRコードを4か所設置し、会場内を回遊できるようにしました。最後に、デジタルの引換券を使用してLINEに登録してもらって終了です。今回はこのイベントのLINE登録1件のレスポンスにかかった費用を、Cost Per Response(以下CPR:コスト
特色印刷ばかり多用することは悪なのか? 最近は、特色印刷を廃止する企業=環境配慮優良企業となり、これがトレンドになっています。なぜ特色印刷をやめてCMYKにすることが価値を産むのか?を解説していきたいと思います。 特色ってなに? 普通の印刷はプロセスカラー(CMYK)を使って行われます。しかし、CMYK印刷では表現できない色、苦手な色を使う場合には、色を番号で指定し、その色を事前に配合したインク(特色)を使用して印刷します。この方法では、異なる印刷機での色の差異は起こ
今回は以前から気になっていた「電子名刺」について購入してみました!様々なメーカーから電子名刺が出ていますが、今回は「MEET」という電子名刺を試しました。 この電子名刺は肩書以上の情報を簡単に設定でき、自分のSNSを含む様々なリンクを設定することができます。それからNFC機能のあるスマホをカードにかざすだけで、瞬時に情報交換ができるのが特徴です。 私自身はまだ誰かから電子名刺の交換を求められたことはありませんが、逆に私が他の人に交換を試みた結果、ほとんどの人がNFCをオフ
みなさま、名刺にはこだわりをお持ちですか? 海外では、日本ほど名刺を大切にする文化がないため、名刺を軽くテーブル越しに渡す人もいます。しかし、自分の名刺をメモのように扱われると、気分が悪いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。 名刺交換は、お互いの尊重や丁寧さが大切であり、「名刺は顔」と言われるように、大切に扱うことが重要です。 先日お客様との打合せの中で、交換した名刺をたくさん見せていただ中で、一際輝いていたものがありました。私が交換したものではないので、写真をお
2014年に神楽坂にオープンした商業施設「la kagu ラカグ」 ずーっと行きたかったのですがなかなか行く機会がなく。。。やっと足を運びました! 「la kagu ラカグ」は新潮社が所有する倉庫を、 隈研吾建築土地設計事務所のデザイン監修により改修した施設です! お店の中はこんな感じ!です。 お米を中心にした「ライフスタイルストア」で、かなり変わったものばかりセレクトしてあるので、見るだけでも楽しいです! なんでもないけど、ワイン箱みたいな感じで全部自社の箱作ってる
令和6年の能登半島地震では津波などの水害がありました。あるいは、家屋が倒壊して家の中のものが水浸しになることもあります。 最近は全国で水害が起きることが多いです。 そんな時に、重要な本や資料が被害にあった場合の対処法をお話しします。 この記事は、私自身も水害の際に祖父の形見である「御首題帳」が被害にあってしまいました。 こんな時どうすればよいのか? 紙と印刷のプロとして、皆さんに対処法を共有したいと思います。 本や資料が水害にあった場合、まずは「水で洗い流して」ください
【まとめ】郵便料金値上げの内容 総務省は2023年12月18日に、25グラム以下の定形の郵便封書について料金の上限額を現在の84円から26円引き上げた110円の案を情報通信行政・郵政行政審議会に諮問しました。 実現すれば消費増税を除き1994年以来、30年ぶりの値上げ。 50グラム以下も現在の94円から16円上げて110円に統一し、重量区分をなくす方針。はがきも7年ぶりの値上げとなる見込みで、63円から22円値上げし85円にする。 定形外の郵便も3割ほど値上げする。レタ
日本の法人数は? 現在、日本の法人数は約360万社で、内358万社が中小企業でその割合は99.7%を占めています。 私が10年以上前に講演をさせてもらうときは250万社という数字だったので、かなり企業数が増えてきてるように思います。 中小企業の雇用比率は? 中小企業全体で約3,200万人の方が雇用されており、これは、日本の従業者の約7割が中小企業で雇用されている計算になります。 中小企業の雇用比率68.8%(中小企業庁調べ) 中小企業の赤字比率は? 企業は黒字が当た
皆さん「ZINE」をご存知ですか?? 自主制作の雑誌・小冊子や個人の印刷物のことで、言葉の由来は「magazine」から来ており、元々1970年代にアメリカの文化として大きく発展し、親しまれていたそうです。 福岡でもこのZINEカルチャーが一部のZ世代の若者を中心に浸透し、細々とイベントがあっていて、今回はまだまだZINEを知らない!という人に向けた記事になってます。 内容やカタチにはルールはなく、ジェンダーやセクシャリティー、日々の記録やイラストのみ、マニアックな写真
教科書通りの経営 星野社長は教科書通りに経営することで有名です。教科書通りにすれば経営は成功するのか??と気になるかもしれませんが、自身の経営の目標が「成功」にはないようです。 以下星野社長のインタビュー。 『僕の経営における最大の目的というのは潰れない会社を作ること』 『規模を大きくしなければいけない理由は、ある程度大きい方が潰れない確率を高められるから』 『家業で4代目で108年目ですから、やはり私の使命としては次の100年も潰れない形で次の人に譲っていくという
2023年2月にまた全国で用紙の値上げがありました。(画像参照)もはや用紙は高級品です! 今後ますます効率的な提案が求められます。 紙の値段が上がるとWEB化の話が必ず出てきますが、何もかもWEBが良いとは思いません。 印刷会社の社長だから言ってるわけではありません。私自身はタクシーの中から家のお風呂を沸かすような超デジタル人間だからですw しかし、ここはアナログだよねってところは絶対に変えません! ランニングコスト、セキュリティ、風合いや情緒、モノであることに価値
18歳の時の話。 高校卒業を控え、大学生になって楽しい学生ライフを想像している時に、ふと、このまま大学に行っていいのだろうか?と考えることがありました。 父と45歳離れている私は、大学に行きたい!よりも仕事を覚えたい!という気持ちが強かったからです。 私が卒業した頃には父は66歳。さすがに歳だなと不安を感じた私は、急遽夜間大学の試験を受け直し、意を決して正社員で仕事をしながら、夜間大学に通う二足のわらじの選択をしました! 8:00-17:00まで仕事をして、18:00-