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影と共に生きるということ

今日は私自身の何気ないリーディングについて、書いてみたいと思います。少し恥ずかしいので、見る人が少ないだろうと思われるこちらに.笑


2021年になってそろそろ1ヶ月。皆さまにとってはどんな1ヶ月だったのでしょうか。

私にとってはとても辛いスタートで、吐き出しと休息の1ヶ月でした。でも、しっかりと休めたことにより、思っていたよりはずっと早く元気になってきたと思います;)

noteの最初の自己紹介の記事で少し触れていますが、私は心から望んでいたのに手に入らなかった日々というものがあります。どんなに自分を責めても帰ってこない日々。
むしろ私を責めるくらいで帰ってくるなら、いくらでも私は自分を痛めつけたことでしょう。

もともと自己否定型でしたので、この出来事は陰陽でいうところの陰の最果てまで私を連れて行きました。でも、その果てまで来て、やっと私は自分の存在って愛なんだということに気付かせて貰ったんです。

今となっては、すごく些細なことでもまるで赤ん坊が初めて寝返りをできたかのように、すごーい!頑張ったね〜!と心の中で自分を褒めています.笑

だからね、もうあの辛さからは抜け出せたかな〜って正直思ってたんです。まさかたった一言で、再び自分を責めて責めて責めまくってしまうようになるとは、全く思ってもいませんでした。

ちまたでは、よく手放しの話があります。
今の自分には必要ないものを手放しましょうというアレです。

もちろんそれは確かで、過去に抱いていた様々な恐れや今ある不安などを私も沢山手放してきました。沢山楽になってきて、身軽になれました。
でも…どうしても、あの時の出来事や感情を捨てることは出来なかったんです。

やっぱりね、起きてしまった出来事の中には、もう二度と取り戻せないことってあるじゃないですか。やり直しも効かないようなこと。似たもので再現することもできず、無かったことには出来ないこと。

2021年の始まりにその時の感情の追体験をしたことで、改めて私はその黒いものを手放したいと思ってないんだな〜と気付いたので、タロットに尋ねてみました:)


「私はこの出来事・感情をこれからどう扱ったら良い?」

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Answer  --> the lovers
bottom  --> prince of disks

いや〜カードはいつも泣かせてきます。
お互い顔は見えないけれど、背中の相手を抱いている絵柄。一般的にロマンスや選択を表すカードではありますが、この絵柄はまるで、一緒に生きてもいいんだよって伝えてきてくれているかのよう。

そう、きっとね、どうしても手放したくないような出来事って、忘れなくても手放さなくても良いんだと思うんです。

無理に無かったことにして、前に進むことはない。もちろん、正面から向き合い全てが見える状態のままではずっとしんどいままです。だからこそ背中でひっつく感じで丁度良い。
日にち薬でその姿がぼんやりとした影になる、というイメージも良いかもしれませんね。

辛かった出来事、自分を見失ってしまうほどの出来事、もう取り戻せない出来事、手放すことができない出来事。そして、これらの出来事に遭遇したからこそ気付けた想い。

もしこの人生が螺旋階段のようで、ポジティブが登るでネガティブが降るなのだとしたら、登ったり降りたりしながらも、私たちは最終的には生まれた時よりは少しでも登るために、生にチャレンジしてるんだと感じるんです。

でも、私たちの背中には私たちの影も一緒に登っているのでしょう。

私は、もしかしたらたまに正面からこの影を見て形を再び与えてぐしゅんとなっていることもあるとは思いますが、これからもこの私の影の一部にいても良いんだよと声をかけながら生きていくのだと思います。

この存在によって、本当は持っていた自分への愛情、命の尊さ、自分の存在が愛そのものであることに気付かせて貰ったのですから;)

ポジティブな自分もネガティブな自分もいても良い。改めてそんなことを伝えてきてくれるタロットリーディングでした。

※ボトムカードとなぜloversなのかについては、また別の意味も含まれているのですが、それについて触れるのは今回はやめておきます。
たぶん、どう書いても惚気になってしまいそうなので… ;p

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