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歌った後で反省する?

人前で歌った直後は
「終わった~」
「やり切った~」
という達成感と、

あの時「やります!」 と言った自分の勇気を褒めたい。。。。。
一杯目のビールうまいわ~ 自分よ、お疲れさんでした💛

と思うのはその日、その時だけ。

うまくいかなかった時なんて、落ち込んで泣くわ。
ど~~~~~~~~~~ん。

そんで、それから、どうするのか?

というのが実は凄く、凄く、凄く、大事なんです。

もしも上手くなりたいのならば、検証は必要なんですね。
どの世界でも、一緒か。

普段仕事がしんどいし、気晴らしだから歌で反省したくない!
録音なんか聴き返したら落ち込むから聴きません。
プロになるわけじゃあるまいし、、、、

な~んて、過去、生徒さんたちによく言われてきました。

音楽を嫌いにならない為に、自分を守る為に、
時には見ないふりも必要かもしれませんが、
毎回それだと、完全にそこのレベルで終了します。
上手くならなければ続ける原動力は無くなります。
(えらそうに、よう言うわ、腹筋運動やってないやん、見ないふりしてるもんね、私)

録音して、一つ一つ聴き直し、
ペンで真っ赤になるまでダメポイントをチェックする。
直す為の練習方法を決めて、一定期間成果がでるまで練習する。

うう、、、しんどい、助けて。。。。。。。
うまくなりたいなら
やるしかな~~~~~いのだ。

だけど、
録音を聴き返したところで、
どうしたら改良できるか? 練習方法なんてわからない。
最初は何をしたらよいかわからない、、、、のです。

どこがダメだったか気付かないのは、
耳が育ってないから、ダメだと気付いていないだけ。

練習方法がわからないからこそ、単純に、メロディーを何回も何回も歌うだけの無駄な練習をやってしまうのです。

ガーーーーーーーーーン それは過去の私。
検証せずに何度も歌うだけのことを練習とは言いませんので😢
(今ならわかります。練習方法を知らなかったからなー、上手くならんよ)
短所、欠点、下手くそなところを改良するのが練習です。
だから、そもそも「どこが、なんでダメなのか?」を知らなかったら練習できません。
自分のダメなとこなんて見たくないです。

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