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表現する~感情を込めたら崩れる~ (フォームと息の量)

感情をむき出しにして歌うと、、、、

ガラガラガッシャーン⚡

声が割れたり、ひっくり返ったり

音程も墜落し、崩れてしまって

盛り上がったテンションが、一気に冷めていく。。。。。。。。

なんてこと、誰でも経験があると思います。


大体はサビの盛り上がる場所で

声量を出して、一番かっこいい場所になるはずなのに~~

感情をさらけ出して歌うのは難しいですよね。


そして、

繊細に表現したい、歌詞を伝えたい大切な箇所は

音程が高かったり、音程を取るのが難しく、複雑で、狂いやすい箇所だったりして


聞いている人の感情が一緒に盛り上がる所で、派手に音程を外したりしませんか?


最近は随分改善されましたが、私なんて、過去のライブを振り返ると顔がグチャグチャで酷いのなんのって。

(さすがに今回は動画を張り付けません。)


グチャグチャの原因、、、、


私の場合は
単純に苦しかったのです、、、

感情を吐き出し、表現しよう、伝えようとするメンタル部分と
息が続かない、息が足りない苦しさ、
そのせいでフォームが崩れて、思うような音が出ない違和感のせいです。

声量の出し方や、音程の改善の仕方は、そのうち書くこととして、
今回は「フォームと息の量で改善する」方法についてご紹介しますね。

〇表情が崩れる


サラ・ヴォーンや、カーメン・マクレエや、ジャズではないけれど
アレサ・フランクリンだって、
顔がグチャグチャになったりします。
だけど、冷静に分析してみると、ただ単に崩れているわけではなくて、
効率的に、理屈にあったやり方を自然としているのですね。

エラ・フィッツジェラルド、ナットキング・コールはあまり表情が崩れることはないように思います。

口を(喉の奥)開くため、 眉間に音を集めるため
喉に負担をかけずに顔で音程を取るため


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