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それは何ビートですか?

ボーカルは、どうしても自分の歌詞やメロディーの事ばかり考えてしまう。

「表現する」ことに関しては、声量を大きくする事に関心を持ってしまう!

声量が出ないもんだから、、、、
「小さく囁くように表現する事に興味が無い」という(-_-;)
残念な考えを持っていましたわ。

過去の私はそうでしたが、

私だけかな? 割とみんなが陥りがちだと思います。


超難しいフォーマットは「デュオ」なのですが、
私は全く歌えない初心者の頃から、デュオでライブするのが大好きだったのです。

まあ、それはアイリーンクラール、アン・バートン、
デュオではなく弾き語りだけれど、カーメンや、シャーリー・ホーンに感動したからなのですが。

デュオって、伴奏者にめっちゃ負担がかかります。
だって、ドラムがリズムを刻み、ベースがビートを出して基盤や土台を支えてくれるからこそ、伴奏楽器は(ギターとピアノ)歌の伴奏が出来て、
そしてボーカルは、その伴奏に乗っかって歌えるわけです。

伴奏楽器で、しかもデュオって!!!!
しーかーもー 歌の伴奏して、
そんでもってジャズでアドリブするって!!!!!!

これは、ものすご~~~~~~~~~~~く大変なのです。

これが出来る事は普通ではないのです。

左手は何を弾いているかっていうと、ベース音を弾いているのです。
(私はギターが弾けないのでピアノの話を中心しています)


表現て、(声量を含めて)感情表現だけではないのです。

まあ、むしろ、声量だけに表現を任せるなんて勿体な~い。

他にも出来る事、「武器」「ツール」「ネタ」はあるのです🚀

例えば、ビート
つまりノリを変えてみると非常に便利です。

例えば、ミドルテンポで何か好きな歌を歌ってみてください!
But not for me  とか、I thought anbout youとか。

今歌われた歌は何ビートでしたか???????

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