見出し画像

ペンタトニックスケール、ブルーノートペンタトニックスケール、ブルーススケール

前回はジャズといえば ブルーノート ということで「ブルーノートスケール」のお話でした。


ブルーノートスケールを理論書で読んだ昔の私の正直な感想は  

音数が多い、 想像していたよりブルージーに感じられない、 どの音を組み合わせればブルージーになるのか使い方が分からない、、、でした。

「音数が多い」

Cのキーのスケール(音階)ドレミファソラシ(ド) に ブルーノート(3度のb,5度のb,7度のb) ミb ソb シb を足したら音数が多いと前回書きました。


もう少し減らしたいですね。


ドカンと一発でブルージーに感じさせるものがあれば良いのに、、、と思いませんか?

ちょっとだけペンタトニックの説明をさせてください。


ペンタトニックとは?


「ペンタトニック」の「ペンタ」とは 「penta- 5」「pentagon- 五角形」 という意味です。

ペンタトニックスケールとは?

例えばCのスケール(音階)はドレミファソラシで7音でできていますが、その中の「5音」で作ったスケールをペンタトニックスケールと呼びます。

いつものようにピアノやキーボード、アプリなど音がなるものを弾きながら確認してみてください。


4,7抜き(ヨナヌキ)


例えば、理論書では本当によく取り上げられる例が

 4, 7抜き(ヨナヌキ)と呼ばれるものです。

演歌、民謡に使われます。

ド(1)レ(2)ミ(3)ファ(4)ソ(5)ラ(6)シ(7)ド(1に戻る) から 「4度と7度を抜く」 のです。

   ↓

ドレミソラ


この中の音を組み合わせると、北島三郎さんの 「函館の女」になります。

ここから先は

1,557字
教材のような内容の記事が2本と、不定期でエッセイを掲載する予定です。

ライブやセッションで使える実践的な内容を掲載します。ジャズボーカリストならではのお困りごとを解決する参考書的なマガジンです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?