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ナルシストの特徴

もし誰かが、あなたと付き合うか付き合わないかで迷っているのだとしたら、そのゲームに乗ってはいけない。あなたは誰かのセカンドチョイスではない。誰かにとっての「たぶん」や「もしかしたら」、もしくは「わからない」の対象なのだとしたら、大切なあなた、あなたはそれ以上の素晴らしい存在です。あなたにはそんな粗末な関係は必要ない、だって、あなたはそれ以上の美しい存在なのだから。この言葉を信じて。相手の混乱した言動は、最低な人間だから。あなたには、自分が欲しいものは何かをちゃんとわかっている人がいてくれます。それを伝えたかった。(R.M. Darke、アメリカ人作家・アーティスト)(訳:みどりのいろ)


Hoovering(行ったり来たりする)

今は、過去に書いたnoteを下書きに入れてしまったが、先日別れた彼とのことはいろいろ書いていた。

彼は、付き合って半年、12月の誕生日に忽然と私の前から姿を消していた「Ghosting」。49歳の男性が約束の場所に現れず、連絡すらしてこなかった。

「Ghosting」について調べていったら、彼の回避的な愛着スタイル「Dismissive Avoidant」という言葉に辿り着いた。

そして最近、彼の言動を説明するのに最も適した言葉を見つけた、「Narcissist(ナルシスト)」。

心理学でいうナルシストに関しては、やはり日本語では良い記事が見つからず、海外の専門家が発している内容が彼の特徴にドンピシャだった。

YouTubeではDr. Ramaniという専門家が、ナルシストの特徴について詳しく配信している。

ナルシストの特徴としては、物事が自分の思い通りに行かないと怒りを爆発させやすい、周りの大事な人に対して黙る・無視する、自分の責任として問題を処理しない、他人の感情に疎い、自分だけ特別扱いを受けたい、プライドが高い、自分の見た目へのこだわりが強い、自己中心的、支配欲が強い、自分があらゆる状況をコントロールしたい、浮気・パートナーの乗り換えは何とも思ってない、などが挙げられる。

ナルシストの言動の中に、人を無視する、ドタキャンする、追い出すなどの回避的な行動が見られ、そして自分の都合で突然姿を消す(連絡も一切取れなくなる)などの「Ghosting」が見られるそう。彼のすべてを説明できるのが「ナルシスト」だ。

ナルシストについて調べていくと、専門家が口を揃えていうことがあった、それは「Hoovering」(行ったり来たりすること)。

ナルシストが別れを切り出されると

ナルシストが別れを切り出されると、自分のプライドが許さない。だから、別れを切り出した相手を甘い言葉で自分の手に取り戻し、結局、また浮気や乗り換えをして相手を傷つける。そこまでしないと自分のプライドが収まらない。

「Hoovering」は必ずしも起こる現象ではないが、多くの場合そういった現象が見られるそう。「覚悟しておきないさい」専門家は言っていた。

私にも、該当に外れることなくその現象が訪れた。

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「愛してる、かもしれない」

私はこのメッセージを見て愕然とした。

「かもしれない」今更最低だなと思った。

そこから、彼は私を取り戻すために、私の感情をコントロールするために、いろんな言葉を伝えてきた。それらはすべて、付き合っている時も彼の口からは何度も発されていて、でもそれが彼の行動で示されることはなかった。

彼みたいな人間は、「この関係にコミットしている」「真剣な交際を望んでいる」「君を幸せにしたい」「君のお母さんに会いたい」など、表面的に相手を安心させる言葉を平気で使うことがわかった。でも彼の真意ではないことも。

私が彼との別れを決断したのは、彼のそういった言葉が果たされることがなかったから。いつも都合が悪い、調子が悪い、仕事が忙しい… 彼側からの真剣な気持ちを感じることができなかった。

最終的にはっきり判ったのは、彼は私と「たまに会いたいだけ」ということ。彼は、自分の時間と都合が最優先で、ずっと一緒に居ると息ができなくなる、最終的にはそんなことまで口にし出した。

私は、こんな人とは幸せになれない。自分の都合で私を受け入れたり、追い出したり…(前の妻もそうして追い出されてた。私が彼の浮気相手だった)

私が彼との別れを決断できたのは、きっと自己肯定感が上がったからだと思う。

自己肯定感が上がると、誰が私を大事にしているのか、誰が私を粗末にしているのかがわかる。

そして私を粗末にしている人に対して「ノー」と言える勇気が湧いてくる。

私は粗末な関係に、もう私の時間を無駄にしない。




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