協力隊に参加してみませんか?
「緑のふるさと協力隊」を知って興味を持ちながらも、なかなか1歩を踏み出せない、という人もいるのではないでしょうか。
参加を迷っている、悩んでいるという人に、29期の4人からメッセージが届きました!
曲渕さん(粟島浦村)からのメッセージ
派遣される地域は、今まで行ったことがなかったり、初めて聞く場所でもあったりして、知らないことが本当に多いと思います。
あれこれ不安に思うよりも「地域で暮らしている人がいるんだから大丈夫」くらいの気持ちで、緑のふるさと協力隊として参加してみてはどうでしょうか。
田舎に対するイメージは人それぞれで、派遣されてから「田舎って最高」と思ったり、あるいは「合わなかったな」「想像と違った」と思ったりするかもしれません。でもそれは、住んでみて田舎というものを知って初めて出る答えです。
田舎に少しでも興味がある方、今の生活状況を変えて、何かしたいという方、今の自分を変えたいという方、動機は何でも構いません。長い人生の中の1年を緑のふるさと協力隊として色んな地域の方と色んな活動をすることで、今までの自分とはまた違った自分に気づけるはずです。勇気を出して、今までと全く違った環境に1歩踏み出してみませんか。
小山田さん(上野村)からのメッセージ
迷っている人にはぜひ参加して欲しいと思います!
たった1年、されど1年。いい時もあれば悪い時もあるかもしれません。それでも僕は間違いなく参加してよかった、とこれまでの活動を通して感じています。
大学生時代は同じサークルの人やバイト先の人など固まった人間関係の中ばかりで過ごしていて、積極的に新しい人と話すことなどほとんどありませんでした。
この協力隊に参加したことで、自分のやりたいことを目指して外から移住してきた人や、文化や歴史など昔の話をたくさん知っている人、畑仕事や狩猟など自然に近く触れ合いながら生活している人など、自分とは違う思いや経験を持った多くの人と出会いました。
また自然いっぱいの場所で畑を借りて好きな野菜を育てることや地元の人と一緒に川遊びや山の案内をしてもらうなど、都会とは違った楽しみ方もたくさんできます。
たくさんの人と繋がり、優しさに触れ温かさを感じながら過ごす1年間はきっといいものになります。この活動が終わった後にその地域に残らなくてもまた帰って来られる第二のふるさとを作ることで、選択肢も増えてこれからの生活に生きると思うので挑戦してみて欲しいです!
「緑のふるさと協力隊」に参加した皆さんがたくさんの人と大切な関係ができることを願っています!
為国さん(鏡野町)からのメッセージ
思うようにするのが一番だと思いますが…… 行ってみたい気持ちがあるなら参加してみたらいいと思います。
田舎ならではの付き合いや活動への不安があるかもしれませんが、辛くても楽しくても緑のふるさと協力隊は1年限り。終わりは見えているので、何かあってもまぁやっていけるだろうと考えられればいいかなと思います。
実際に何か悩むことがあれば自治体の担当者や緑化センターの事務局が相談に乗ってくれるので、自分だけでどうにかしなきゃ!と気負う必要はないです。
金銭的な面でいうと鏡野町の場合は食材をご近所さんから頂くことも多いので、思ったほど食費はかからないです。特に夏は買う必要が全くないくらい野菜を頂きます。自分で畑をするとその収穫物もあるので、時期によっては食べるのに追われているというのは協力隊あるあるです。
協力隊へ参加するには学校や仕事を1年休む、または辞めることになるので簡単には決められないと思います。それでも自分で決めて飛び込めばきっと多くのものを得られる1年になると思います!
藤下さん(東村)からのメッセージ
自分は沖縄に来て、世界が広がりました。
様々な生き方がある、様々な人がいることを知りました。
食べ物、自然、文化、歴史…すべてが初めてのことばかりで毎日新しいことだらけ。
明日何が起こるか分からなくて、それも楽しみで。
一日の終わりには「今日もいろんなことがあったなぁ」って呟いて、ぐっすり寝ています。
正直言うと、半年経った今も「1年後どうなるのか」は分かっていません。
毎日考えてはいるけど、なかなか答えは出せません。
でも何にせよ、この1年間の経験は絶対にあなたの糧になります。
きっとあなたが思っている何倍もの貴重な経験ができます。
もちろん、決して良いことだけではありません。
人間関係、生活環境など…
お手伝いに関しても、疲れたり嫌になることがあるかもしれません。
でもそんな時は「これも人生勉強だな」って捉えると、意外と楽しくできます。
単純作業や苦手なお手伝いも、そこから得るものはきっとあります。
お手伝い先の方との会話の中から、人生観とか生き方とかその人の歴史とか…
自分の人生にも役立つ何かが、絶対に見つかります。
「緑のふるさと協力隊」という存在を見つけたのも、きっと何かの縁だと思います。
だから、このチャンスを無駄にしないでほしいです