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『町に戻るという選択』 第21期 静岡県川根本町派遣

私は21期緑のふるさと協力隊として静岡県川根本町に派遣されました。当時私は、大学を休学しての参加でした。


協力隊が終了した後は大学に戻り、それから1年ちょっと屋久島で働き、

現在川根本町に戻ってきて観光協会で働いています。

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協力隊終了後は、もっとこの町でやることがあるはず、

もっとこの町にいたい、という二つの思いがありました。

しかし、大学卒業後そのまま川根本町に戻るのではなく

1年間屋久島で働く道を選びました。

社会経験も専門的な知識も何もない状態で町へ戻ることへの不安、

協力隊の1年間で築いた関係が、一住民として働くことで変わってしまうことへの不安があったからです。

協力隊としての1年間は本当に地域の皆から良くしてもらい、

でもそれが協力隊としての私だから、という思いもどこかにありました。

お世話になっている方と一緒に、地元のマーケットでお店を出店しました

まずはまっさらな状態で、協力隊としてではなく、一住民として違う地域に住んでみて、そこで自分に納得したい、という思いで屋久島へ行きました。

結果、自分が一生懸命にやっていたら必ず評価してくれる人がいる、受け入れてくれる人がたくさんいることを改めて実感。

屋久島での仕事を辞めた後、次の仕事にいくつか迷いがある中で、川根本町に戻ってくることを決めました。


戻ってきてこの町で暮らして現在3ヵ月。

変わったこともありますが、そんなに怖がる必要はなかったんだな、というのが正直な気持ちです。


さて、私自身が問われていくのはきっと今から。

どんなアクションを起こそうかな、と考える日々です。


地球緑化センター機関紙『タマリスク』第140号p.7「ふるさとOBOG連載」より (2018年1月10日発行)

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